はじめに
デスクワークを長時間続けることで腰や背中に負担がかかることはよく知られていますが、意外と多いのが 大腿部(もも)の痛みや張り感 です。特に60代の女性では、筋力低下や血流の滞りが重なり、日常生活に大きな支障を感じる方も少なくありません。
今回は、実際に当院へ通われた 60代女性患者様の声 を交えながら、大腿部の痛みの原因や改善の流れについてご紹介します。
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60代女性デスクワークのケース
主な症状
デスクワーク歴:40年以上
仕事内容:パソコン作業中心(1日7〜8時間座位)
主訴:右大腿部の前側から外側にかけての痛みと重だるさ
発症時期:半年ほど前から徐々に症状が悪化
生活の支障:歩行時に足が重く感じる、階段の昇り降りがつらい
初回来院時の様子
患者様は「腰やお尻が悪いのかと思っていたけど、大腿部がこんなに張って痛くなるとは思わなかった」と話されていました。整形外科では「坐骨神経痛の疑い」と言われたものの、湿布や痛み止めだけでは改善が見られなかったとのことです。
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大腿部の痛みの原因
デスクワークで大腿部に痛みが出る原因には、以下のような要素があります。
1. 長時間の座位による筋肉の硬直
→ 大腿四頭筋や腸腰筋が固まり、血流が滞る。
2. 骨盤の後傾・猫背姿勢
→ 骨盤がゆがむことで大腿部の筋肉に負担が集中。
3. 下肢の循環不良(むくみ・冷え)
→ 特に女性は血流障害により大腿部の張りやしびれを感じやすい。
4. 神経圧迫
→ 腰椎や股関節の可動域低下により、坐骨神経が刺激され痛みを誘発。
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患者様の声(インタビュー形式)
Q. 来院前はどのような状態でしたか?
A. 半年前から右のももに違和感があり、座っているとだんだん痛みが強くなってきました。整形外科では特に異常が見つからず、湿布と薬をもらいましたがよくならず…。夜寝ている時も足が重だるくて眠りが浅くなっていました。
Q. 当院を選ばれた理由は?
A. 知り合いが「整体で体が楽になった」と言っていたのを思い出して検索しました。ホームページで「デスクワーク専門」「動けるカラダづくり」という言葉が目に入り、自分に合いそうだと思いました。
Q. 実際に施術を受けていかがでしたか?
A. 初回でびっくりしました。股関節をほぐしてもらったら大腿部の重さが軽くなり、帰り道で階段を上るときに「あれ、足が軽い!」と実感できたんです。数回通ううちに長時間座っても痛みが出にくくなりました。
Q. 今はどのように過ごされていますか?
A. 教えていただいたセルフストレッチを仕事の合間にしています。夜もぐっすり眠れるようになり、趣味の散歩も再開できました。もっと早く来ればよかったと思っています。
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改善のための施術アプローチ
当院では以下の流れでアプローチしました。
1. 股関節・骨盤の調整
→ 大腿部の負担を減らすために骨盤を安定化。
2. 大腿四頭筋・腸腰筋のストレッチ
→ 筋肉の緊張を緩め、血流を改善。
3. 神経の通り道を整える整体
→ 坐骨神経や大腿神経の圧迫を軽減。
4. セルフケア指導
椅子に座ったままできる太もものストレッチ
立ち上がって股関節を伸ばす体操
就寝前の呼吸法でリラックス
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デスクワークをされる方へのチェックリスト
大腿部の痛みが気になる方は、以下のチェックをしてみてください。
□ 長時間座っていると大腿部が重くなる
□ 歩き出すときに太ももがつっぱる
□ 階段の昇り降りで足が鉛のように重い
□ 足の冷えやむくみを感じる
□ 腰痛と大腿部痛を同時に感じる
□ 夜間、足の重さで寝つきが悪い
これらに複数当てはまる場合は、早めに専門的なケアを受けることをおすすめします。
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まとめ
60代女性デスクワークによる大腿部の痛みは、加齢による筋力低下や血流不良が重なり、放置すると歩行や生活の質を大きく下げてしまいます。
しかし、骨盤・股関節の調整やセルフストレッチを組み合わせることで改善が可能です。
患者様の声にもあるように、「もっと早く来ればよかった」と感じる方が多いのが特徴です。同じように大腿部の痛みで悩まれている方は、ぜひ一度ご相談ください。
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