長時間デスクワークが引き金に…
今回ご紹介するのは、50代の女性。
日々デスクワークをこなしながら、ほとんど運動習慣がない生活を続けていました。
ある日、仕事中に前屈して書類を拾おうとした瞬間、腰に鋭い痛みが走りました。
動くたびに腰が張り、特に前屈動作で痛みが強く出る状態。
「ぎっくり腰ほどではないけど、腰が抜けるようで怖い」とのことでした。
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初期評価と診断
検査の結果、原因は筋筋膜性腰痛。
腰痛には大きく分けて
1. 椎間板由来の腰痛
2. 椎間関節性腰痛
3. 仙腸関節性腰痛
4. 筋筋膜性腰痛
の4種類がありますが、今回のケースは長時間の座位姿勢による腰背部筋群の過緊張が原因でした。
特徴的な所見として
腰部起立筋に著明な圧痛
ハムストリングの硬さ
股関節の可動域低下
が見られました。
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施術プラン
1. 電気鍼治療で筋緊張を緩和し、痛みを軽減
2. 万能ストレッチ整体で腰部〜股関節の可動域を回復
3. 症状改善後にオプショントレーニングでセルフケア方法を習得
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1. 電気鍼治療で深部の筋緊張を緩和
腰部の起立筋・多裂筋・殿筋に対して電気鍼を行い、深部の筋緊張をダイレクトに解放。
初回施術後、前屈動作での痛みが軽減し、腰の動きがスムーズになりました。
患者様からも「腰の奥のこわばりがほどけた感じ」との感想をいただきました。
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2. 万能ストレッチ整体で可動域を回復
電気鍼で痛みを抑えた後は、当院オリジナルの万能ストレッチ整体へ。
腰痛改善には腰だけでなく、股関節や背骨の動きも重要です。
骨盤周囲の筋群
股関節前面(腸腰筋)
背骨(胸椎)まわり
を中心にストレッチ&モビリティアプローチを行い、全身の連動性を回復させました。
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3. オプショントレーニングでセルフストレッチ習得
痛みが落ち着いた段階で、**オプショントレーニング(約20分)**を導入。
ご自宅や職場の休憩時間でもできるセルフストレッチを習得していただきました。
例)
椅子に座ったままできる股関節前面ストレッチ
壁を使った胸椎伸展ストレッチ
ハムストリングストレッチ
これにより、日常生活での腰への負担が大幅に軽減しました。
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経過と現在
初回〜3回目で痛みがほぼ消失
前屈動作もスムーズに
デスクワーク後の腰の張りも軽減
月1回のメンテナンスで再発予防中
患者様からは「また同じ痛みを繰り返すのが怖かったけど、セルフケアを覚えたので安心」とのお言葉をいただいています。
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院長からのメッセージ
筋筋膜性腰痛は、痛みを取るだけでは不十分です。
再発予防には、
正しい可動域の回復
筋肉の柔軟性維持
日常でのセルフケア
が欠かせません。
当院では「電気鍼+万能ストレッチ+セルフケア習得」の三段構えで、腰痛の根本改善と再発予防をサポートしています。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17磯部ビル2F
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