はじめに
40代になると、身体の疲労回復力が20代や30代に比べて落ちてくると感じる方が多くなります。特に「立ち仕事」を続けている方にとっては、腰や足だけでなく 前腕(手首から肘までの部分) にも痛みや張り感が出るケースが非常に増えてきます。
日常的に重い荷物を持つ、手を繰り返し使う作業を続ける、レジ業務や調理などで同じ姿勢を保つ──そうした積み重ねが前腕の筋肉に強い負担をかけ、痛みやしびれ、握力の低下へとつながっていきます。
今回は、実際に「前腕の痛み」で来院された 40代男性・立ち仕事をされている患者様の声 をもとに、原因や改善の流れをご紹介します。さらに、セルフチェックできる「前腕の疲労度チェックリスト」もご用意しました。
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患者様の声(40代男性・販売業)
> 「毎日商品を並べたり、重い箱を持ったりする仕事で、1年前から前腕の外側がズキズキ痛むようになりました。最初は『使いすぎかな?』と思っていたのですが、痛みが抜けず、物を持つたびに辛くなってきました。最近ではペットボトルのキャップをひねる動作でも痛みが出てしまい、このまま仕事が続けられるのか不安でした。」
この方は販売業で、毎日数十キロの荷物を運ぶことがあり、またレジ打ちや細かい作業も多い職場環境でした。初診時は前腕の外側(特に肘に近い部分)が硬く張り、指先の動きにも制限が見られました。
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前腕の痛みの原因とは?
40代男性の立ち仕事でよくみられる 前腕の痛みの原因 は、以下のように分けられます。
1. 筋肉の使いすぎ(オーバーユース)
繰り返し荷物を持つ、握る、ひねる動作で筋肉が硬くなる。
代表的な例:テニス肘(外側上顆炎)、ゴルフ肘(内側上顆炎)。
2. 姿勢の崩れによる負担増
立ち仕事で前かがみになると、腕に余計な力が入る。
肩・背中の筋肉も硬くなり、前腕へのストレスを強める。
3. 血流不足
長時間同じ姿勢を保つことで血流が滞り、疲労物質がたまりやすくなる。
「だるさ」「張り感」といった症状につながる。
4. 加齢による回復力低下
40代以降は筋肉の修復スピードが落ちるため、痛みが長引く傾向がある。
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前腕疲労度チェックリスト ✅
ご自身の腕の状態をセルフチェックしてみましょう。
□ ペットボトルのキャップをひねると痛みが出る
□ 手首を反らすと前腕に張りや痛みを感じる
□ 握力が落ちたように感じる
□ 指先の動きが重たく、スムーズに使えない
□ パソコンのマウスやスマホ操作で前腕がだるくなる
□ じっとしていても腕がズキズキすることがある
□ 朝起きた時に前腕が硬くこわばっている
👉 3つ以上当てはまる方は、前腕の疲労がかなり蓄積している可能性があります。
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当院での改善アプローチ
からだラボ整体院NAGASAKIでは、以下のような流れで施術を行いました。
1. 全身の姿勢チェック
腕だけでなく、肩・背中・骨盤のバランスも確認。
この患者様は猫背気味で、腕に余計な負担がかかっていました。
2. 前腕の筋肉リリース
万能ストレッチ整体を用いて、硬くなった前腕の筋肉をほぐす。
肘周りの腱にかかるストレスを軽減。
3. 肩甲骨の可動域改善
腕を楽に動かせるように、肩周囲を調整。
「肩が軽くなった」と実感されました。
4. セルフケア指導
家でもできる前腕ストレッチと、荷物を持つときの姿勢改善法をお伝え。
「仕事の後にストレッチをするだけで次の日の腕の重さが違う」との感想をいただきました。
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改善後の患者様の声
> 「最初の数回で前腕のズキズキがかなり和らぎ、仕事終わりの疲労感が減りました。今では荷物を持つときの姿勢も意識できるようになり、痛みで仕事を辞める不安がなくなりました。セルフストレッチを続けることで調子も安定しています。」
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まとめ
40代の立ち仕事では、腰や脚だけでなく「前腕」にも強い負担がかかります。
繰り返しの作業
姿勢の崩れ
血流不足
これらが組み合わさることで、痛みや張り感が長引いてしまうのです。
しかし、適切な施術とセルフケアを組み合わせることで、前腕の痛みは大きく改善できます。もし同じようなお悩みをお持ちでしたら、ぜひ一度当院にご相談ください。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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