**左肩が上がる・肩甲骨内側が痛いのはなぜ?
20代後半デスクワーカーに多い姿勢トラブルの正体**
「気づくと左肩だけ上がっている」
「左の肩甲骨の内側がずっと重だるい」
「マッサージしてもスッとしない」
このような悩みは、
20代後半のデスクワーカー男性 に非常に多く見られます。
若いから大丈夫、と思われがちですが、
実はこの年代こそ 姿勢のクセが固定され始める時期 でもあります。
今回は、
左肩が上がり、左肩甲骨内側に痛みや強張りが出ていたケースをもとに、
なぜこの症状が起きるのか、
そしてどう対策すべきかを解説します。
■ 症状の特徴
左肩が常に上がっている
左肩甲骨内側に痛み・張り感・強張り
長時間座った後に悪化
肩を回してもスッキリしない
無意識に首や肩に力が入る
痛みは鋭いというより、
ズーンと重い
張りつく感じ
奥の方がつらい
と表現されることが多いのが特徴です。
■ なぜ左側だけに出るのか?
左右差が出る最大の理由は、
日常動作の偏り です。
デスクワーカーの多くは、
マウス操作
キーボード操作
モニターの位置
利き手の使い方
によって、
身体を 無意識に左へ引き上げるクセ を作っています。
特に右利きの場合、
体幹を右で安定させ、
左肩でバランスを取ろうとすることで、
左肩が上がりやすくなる のです。
■ 左肩が上がることで起きる問題
左肩が常に上がった状態が続くと、
僧帽筋上部が過緊張
肩甲骨が外側・上方に引き上げられる
肩甲骨内側の筋肉(菱形筋など)が引き伸ばされる
その結果、
肩甲骨内側の痛み・強張り
が慢性化します。
■ 20代後半でも起きる理由
「まだ20代だから筋肉は元気」
と思われがちですが、実際は逆です。
長時間座位
運動不足
スマホ姿勢
ストレス
これらが重なると、
深層筋が働かず、表層筋が頑張りすぎる 状態になります。
若いからこそ、
「我慢できてしまい」
結果的に慢性化しやすいのです。
■ 肩甲骨内側を揉んでも改善しない理由
この症状でよくある失敗が、
❌ 肩甲骨内側を強く揉む
❌ ストレッチポールでゴリゴリする
一時的に楽になっても、
根本原因が変わらないため再発します。
問題は、
肩甲骨の位置異常
首・胸郭・体幹の連動不全
にあります。
■ 改善の考え方:肩甲骨だけを見ない
当院では、以下を重視します。
首の深層筋の調整
胸郭・肋骨の動き改善
体幹の安定性回復
肩甲骨が「下がる・寄る」環境作り
これにより、
左肩が自然に下がり、
肩甲骨内側の緊張が抜けていきます。
■ よくある変化
肩の高さの左右差が改善
肩甲骨内側の痛みが軽減
呼吸が楽になる
デスクワーク後の疲労感が減少
「力を抜いても肩が下がっている」
という感覚が出てくると、
改善は一気に進みます。
■ デスクワーカーへのメッセージ
肩や肩甲骨の痛みは、
肩が弱い
筋力不足
若さの問題
ではありません。
使い方と姿勢の積み重ね です。
早い段階で整えることで、
30代・40代になったときの
首肩トラブルを大きく減らせます。
■ まとめ
左肩が上がる・肩甲骨内側が痛む症状は、
身体のバランスが崩れているサインです。
症状のある場所だけでなく、
「なぜそこが頑張らされているのか」
を見直すことが、根本改善への近道です。
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