「夕方になると腕が重だるい」
「肘の外側・内側がズーンと痛む」
「手首が詰まる感じがする」
デスクワークをしている方の多くが、
腕・肘・手首の違和感 を感じています。
しかしこれらの症状、
実際に悪いのは腕そのものではない ケースが非常に多いのです。
■ 腕は“ぶら下がっている”だけの存在
本来、腕は
肩甲骨
鎖骨
胸郭
に支えられ、
体幹と連動して使われる構造 です。
しかしデスクワークでは、
肩が前に出る
肩甲骨が固定される
体幹が使えない
この状態になると、
腕が宙ぶらりん になります。
その結果、
腕・肘・手首だけで作業を続けることになるのです。
■ マウス・キーボード操作が負担になる理由
「同じ作業をしているだけなのに痛い」
これは、
✔ 動きが悪い
ではなく
✔ 支えがない
ことが原因です。
肩甲骨が安定していないと、
肘で細かく調整
手首で角度を作る
という使い方になり、
✔ 肘の腱
✔ 前腕筋群
✔ 手関節
に過剰な負担が集中します。
■ 肘が痛くなる人の共通点
デスクワークで肘がつらい人は、
肩がすくんでいる
肩甲骨が動かない
体幹が使えていない
という共通点があります。
これはいわゆる、
「肘が代わりに頑張っている状態」
です。
そのため、
肘だけケアしても改善しない
サポーターを外すと戻る
というケースが多くなります。
■ 手首の違和感は“末端の悲鳴”
手首は、
微調整
繊細な動き
を担う部位です。
体の土台が不安定な状態で作業を続けると、
✔ 手首が常に緊張
✔ 逃げ場がなくなる
結果として、
詰まり感
痛み
動かしづらさ
が出てきます。
これは、
体全体の使い方が破綻しているサイン でもあります。
■ 腕の疲れと首・背中・腰の連鎖
腕の不調がある方を確認すると、
首が固い
背中が張っている
腰が不安定
という状態がほぼ必ず見られます。
体幹が使えない
→ 肩甲骨が浮く
→ 腕に負担が集中
この連鎖を断ち切らない限り、
症状は繰り返されます。
■ からだラボ整体院NAGASAKIのアプローチ
当院では腕・肘・手首の不調に対して、
いきなり腕を揉むことはほとんどありません。
まず行うのは、
骨盤の安定
体幹・腹圧の再教育
肩甲骨の土台づくり
これにより、
✔ 腕がぶら下がらなくなる
✔ 力を分散できる
✔ 細かい動作が楽になる
状態を作ります。
その後、必要に応じて、
前腕の筋緊張調整
肘・手首の動き改善
を行います。
■ 腕の不調を放置すると…
腕・肘・手首の違和感を放置すると、
慢性的な肘痛
腱炎
手のしびれ
作業効率低下
につながることもあります。
「腕の使いすぎ」
で片付けないことが重要です。
■ 今日からできる簡単チェック
仕事中、以下をチェックしてください。
肩がすくんでいないか
肘だけで操作していないか
手首に力が入りすぎていないか
これに気づくだけでも、
腕への負担は変わります。
■ 次回予告:第6弾「頭痛・目の疲れ編」
次回は、
「デスクワークで頭が重くなる理由」
「目の疲れと首・肩の関係」
について詳しく解説します。
腕の疲れがある人ほど、
頭痛や眼精疲労を抱えやすいのです。
📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
🌐 公式HP
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💻 オンライン予約
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