はじめに
ゴルフは「生涯スポーツ」と呼ばれるほど、幅広い年代の方に愛されています。特に女性ゴルファーも増え、週末やラウンド、または練習場で日常的にクラブを振って楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。
しかし、そんなゴルファーの中でよく耳にするのが、**「脇腹から側胸部にかけての痛み・強張り・つっぱり感」**です。
特にスイングのトップから切り返し、フォローにかけての動作で「ズキッ」とした痛みや「張り付いたような違和感」を感じる方が少なくありません。
今回は、当院に来院された女性ゴルファーの症例を交えながら、側胸部の痛みの原因・チェックリスト・セルフケア・施術の流れについて詳しく解説します。
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側胸部の痛み・強張り・つっぱり感とは?
側胸部とは、肋骨の横側~脇腹にかけてのエリアを指します。
ゴルフスイングでは、上半身の回旋と体幹の伸展・側屈が連動して動くため、この部分に大きな負担がかかります。
テイクバックでの体幹のねじり
ダウンスイングでの瞬発的な収縮
フォローでの胸郭の開き
これら一連の動作で、肋間筋や腹斜筋、広背筋といった筋肉が過度に伸ばされたり、逆に固まったりすることで痛みや張り感が生じるのです。
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ゴルファーに多い側胸部の痛みの原因
女性ゴルファーの症状を見ていると、以下のような原因が多く関係しています。
1. 肋間筋・腹斜筋のオーバーユース
→ スイングの繰り返しで筋肉が疲労・炎症を起こす
2. 呼吸の浅さによる胸郭の硬さ
→ 普段から胸式呼吸が浅い方は、胸郭の可動性が低下しやすい
3. 姿勢不良(猫背・反り腰)
→ 構えの時点で胸郭や腰部に余計な緊張がかかりやすい
4. スイングフォームのアンバランス
→ 腕や腰の力に頼りすぎて体幹の連動が崩れている
5. インナーマッスルの弱化
→ 特に女性は腹部のインナーが弱い傾向にあり、肋骨周囲に負担が集中
これらが複合的に重なり、側胸部に「ピキッ」「ズーン」といった痛みや、常に張っているようなつっぱり感を引き起こします。
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当院での施術アプローチ
からだラボ整体院NAGASAKIでは、ただ「痛い部分を揉む」だけではなく、胸郭・肩甲骨・骨盤の連動性を整えることを重視しています。
施術の流れ
1. カウンセリング&姿勢チェック
→ ゴルフスイング時の体の使い方をヒアリング
2. 可動域検査
→ 胸椎の回旋・側屈、肋骨の動きを確認
3. 筋肉のリリース
→ 肋間筋・腹斜筋・広背筋・大胸筋の硬さを丁寧に緩める
4. 胸郭の動きを出す整体
→ 呼吸を深めながら胸郭を広げる施術
5. 動けるカラダづくり指導
→ ストレッチや体幹トレーニングをセルフケアとして提案
こうすることで「その場しのぎの解消」ではなく、スイングに耐えられるしなやかな体をつくっていきます。
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側胸部の痛みセルフチェックリスト
ゴルフ後や日常で以下の症状に当てはまる方は、早めのケアが必要です。
✅ クラブを振ると脇腹にズキッとした痛みが走る
✅ 寝返りのときに肋骨まわりが痛む
✅ 息を深く吸うと側胸部につっぱり感がある
✅ 練習後、脇腹がカチカチに張る
✅ 左右でスイングの動きやすさが違う
✅ 猫背や反り腰姿勢をよく指摘される
2つ以上当てはまる方は、胸郭の柔軟性不足や体幹のアンバランスが原因の可能性があります。
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ゴルファーのためのセルフケア
1. サイドストレッチ
立った状態で両手を頭上に組む
ゆっくり左右に倒して側胸部を伸ばす
呼吸を止めずに20秒キープ
2. フォームローラーでの肋骨ほぐし
横向きに寝てフォームローラーを脇腹に当てる
痛気持ちいい範囲で転がす
1日2〜3分
3. 深呼吸トレーニング
鼻から大きく息を吸い、肋骨を広げる
口からゆっくり吐いて胸郭をしぼる
5回×朝晩
※セルフケアで改善しない場合は、早めに専門家へ相談してください。
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患者様の声
【50代 女性ゴルファー / 長崎市】
> ゴルフを始めてから3年目、最近ラウンド後に脇腹が痛くなることが増え、特に側胸部にズーンとした張りを感じていました。ネットで調べて「からだラボ整体院NAGASAKI」さんを見つけ来院。
初回で胸郭が広がる感じがあり、呼吸も楽に。3回目の施術後にはスイング中の痛みが消え、練習量を増やしても大丈夫になりました。今では「もっと楽に回せる!」と同伴者にも驚かれています。
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まとめ
側胸部の痛みや強張り、つっぱり感は、ゴルフを楽しむ女性にとって大きな悩みの一つです。
しかし、適切なケアと胸郭・体幹のバランス改善を行えば、再発を防ぎながら長くプレーを楽しむことが可能です。
ゴルフを続けるために、「動けるカラダづくり」を意識してセルフケアと整体を組み合わせてみませんか?
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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