はじめに
ゴルフを楽しむ女性にとって、スイング時の「肩の痛み」や「動かしにくさ」は大きな悩みのひとつです。特にラウンドが続いた後や、練習量が増えたときに感じる肩関節の違和感は、放っておくとスコアに影響するだけでなく、日常生活の動作(着替え・洗髪・荷物を持ち上げるなど)にも支障が出てしまいます。
本記事では、肩関節の痛みと動かしにくさの原因・セルフケア方法・チェックリストを紹介し、さらに実際に「からだラボ整体院NAGASAKI」に来院された女性ゴルファーのインタビューを交えてお届けします。
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ゴルフで肩が痛くなる理由とは?
1. 繰り返し動作によるオーバーユース
ゴルフのスイングは、肩関節の外旋・内旋・挙上などを繰り返すため、筋肉や腱に大きな負担がかかります。特に練習で何百球も打つ方は「オーバーユース(使いすぎ)」による炎症が起こりやすいです。
2. 姿勢の崩れ(猫背・巻き肩)
デスクワークやスマホ時間が長いと、肩が前に巻き込まれた姿勢(巻き肩)が習慣化します。この状態でスイングすると、肩の可動域が狭まり、関節や筋肉に余計なストレスがかかります。
3. インナーマッスルの弱化
肩を安定させる「ローテーターカフ」と呼ばれるインナーマッスルが弱ると、動きの軸がブレやすくなり、痛みや動かしにくさが生じます。
4. 加齢やホルモンバランスの影響
特に40代以降の女性は、ホルモンバランスの変化で関節や腱の柔軟性が低下しやすく、痛みが出やすい傾向にあります。
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セルフケア方法
1. 肩甲骨ストレッチ
両手を頭の後ろで組み、肘をゆっくり後方へ開く。胸を張り、肩甲骨を寄せるイメージで10秒キープ。
→ 巻き肩改善・肩の可動域UPに効果的。
2. タオルストレッチ
タオルを背中で上下に持ち、肩関節を大きく動かす。上の手と下の手を交互に入れ替えて行う。
→ ゴルフスイングに必要な柔軟性を高める。
3. インナーマッスル強化(チューブトレーニング)
ゴムチューブを使い、肘を脇に固定して外旋運動を繰り返す。
→ 肩関節の安定性が増し、スイングの軌道も安定。
4. ラウンド後のアイシング
違和感がある場合は、練習後やラウンド後に10分ほど冷却。炎症悪化を防ぎ、回復を早めます。
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肩関節の痛みセルフチェックリスト
□ ゴルフ後に肩の外側や前側に痛みを感じる
□ バックスイングやフォローで肩が「つっかえる」感じがある
□ 髪を結ぶ動作・上着を着る動作で痛みが出る
□ 夜、横向きで寝ると肩がうずいて眠れない
□ 練習後に肩の動きが硬くなる
□ 肩を回すと「ゴリゴリ」と音がする
➡ 3つ以上当てはまる方は、肩関節のトラブル予備軍かもしれません。
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インタビュー:患者様の声
患者様:40代女性・ゴルフ歴15年・週2ラウンド+練習
Q. 来院前はどんな状態でしたか?
「去年の夏くらいから、スイングのトップで右肩が痛むようになりました。最初は疲れかなと思ったんですが、徐々にクラブを振るのも怖くなって…。シャンプーで腕を上げるのもつらくて、日常生活にも支障が出ていました。」
Q. 当院を知ったきっかけは?
「同じゴルフ仲間がこちらで肩を診てもらっていて、『スイングがスムーズになったよ』と聞いたのがきっかけです。」
Q. 実際に施術を受けてどうでしたか?
「初回で肩の可動域が広がったのを感じました。整体ってボキボキされるイメージだったんですが、こちらはストレッチと筋肉の調整が中心で、ゴルフに直結する動きを意識してくれて安心でした。」
Q. 今はどんな変化がありますか?
「スイングで肩がスッと回るようになり、フォロースルーの形が自然に取れるようになりました。スコアも5打くらい縮まって、何よりラウンド後の肩の疲れがなくなりました!」
Q. 同じ悩みを持つ女性ゴルファーにメッセージをお願いします。
「無理して練習を続けるより、まず体を整えることが大事だと思います。肩の痛みでゴルフを諦めかけていた私でも改善できたので、ぜひ早めに相談してみてください。」
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専門家からのアドバイス
肩関節の痛みを軽視すると「四十肩・五十肩」に移行し、長期間ゴルフができなくなるケースもあります。大切なのは、
早めのケア
正しいセルフストレッチ
専門家による定期的な調整
これらを続けることで、動けるカラダづくりが可能になります。
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まとめ
女性ゴルファーの肩関節の痛みは「使いすぎ」「姿勢の崩れ」「筋力不足」が主な原因
セルフストレッチとインナーマッスル強化が有効
チェックリストで早期発見・早期対応が大切
実際の患者様も改善を実感し、ゴルフライフを取り戻している
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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