こんにちは。からだラボ整体院NAGASAKIの高崎です。
今日は、先日ご来院いただいた 50代専業主婦の女性 の症例を、少し長めにご紹介します。
「家族を優先して自分のことは後回し」――そんな方に、特に読んでいただきたい内容です。
—
4人の子供を育て上げ、今は経営者のご主人を支える日々
今回の女性は、なんと 4人のお子さんを育て上げたお母さん。
子育てに追われていた時期は、夜も十分に眠れず、自分の時間なんてほとんどなし。
「子どもを抱っこする」「重たいランドセルを持ってあげる」「夜中に熱を出せば看病」
――そんな日々を繰り返すうちに、気がつけば体に違和感が積み重なっていきました。
そして今は、経営者であるご主人を支える日々。
会社はおかげさまで「右肩上がり」に成長しているそうですが、
奥さまご自身の体は「右肩下がり」…
そのアンバランスさに、ご本人よりも ご主人の方が危機感を抱かれていた のです。
—
ご主人からの紹介で来院
もともと奥さまは「自分の身体は大丈夫」と思い込んでいた方。
しかしご主人は、長年奥さまをそばで見ていて、身体の硬さや動きにくさを心配されていました。
> 「一度ちゃんと診てもらった方がいい」
と、ご主人が強く勧められたことがきっかけで、ようやく当院に来院されました。
—
主な自覚症状
お話を伺うと、奥さまの身体には以下のような問題がありました。
10年以上前から右半身に違和感
車の乗り降りで右股関節が硬く詰まる感じ
仰向けでの股関節ストレッチ時に痛み
右臀部の張り・痛み
太もも〜ふくらはぎ〜足裏にかけての違和感(ただし神経症状はなし)
巻き肩、肩甲骨の動きが悪い
右肩外転制限、両肩回旋時の可動域制限
スマホ首、背中に手が入る反り腰傾向
うつ伏せでの肩関節屈曲・内旋時に左肩関節痛
これらの症状は、「そのうち治るだろう」と放置されていたもの。
実際に整骨院へ行かれたのは「首が動かなくなった時」だけで、その後はケアをやめてしまっていたそうです。
—
初回施術で気づいた「動けない自分」
初めて施術を受けた際、奥さまが強く驚かれたのは、
「自分の身体が想像以上に動けなくなっていた」
ということでした。
股関節の硬さ、肩の動かなさ、背骨のしなやかさの欠如――。
施術を通して少しずつ「動かしてみる」と、自分が思っていた以上に制限されていたことに初めて気づかれたのです。
> 「こんなに体が動かなかったなんて…」
と、半ばショックを受けながらも、
「このままではいけない」という気持ちに切り替わるきっかけになった瞬間でした。
—
セルフチェック|あなたも当てはまりませんか?
奥さまと同じように「知らない間に身体が右肩下がり」になっている方は少なくありません。
次の項目をぜひセルフチェックしてみてください。
✅ 車の乗り降りで股関節に詰まり感がある
✅ 仰向けで股関節を開くと痛みや硬さを感じる
✅ お尻や太ももが常に張っている
✅ 肩甲骨が固まり、腕を上げるのがつらい
✅ 長時間のスマホや家事で首が前に出ている
✅ 仰向けで寝ると腰の下に手がすっと入ってしまう
✅ 「まだ大丈夫」と体の不調を後回しにしている
一つでも当てはまる方は、すでに身体のサインが出ています。
そのまま放置すると、動けない身体になっていく危険があります。
—
今回の施術ポイント
奥さまの場合、以下の点に重点を置いて施術を行いました。
股関節まわりの筋肉と関節の調整
肩甲骨と肩関節の可動域改善
巻き肩・スマホ首を改善するための姿勢調整
反り腰を整える骨盤・胸椎まわりのアプローチ
全体的な柔軟性と「動ける身体」への再教育
施術後は「体が軽い」「呼吸がしやすい」と実感され、表情も明るくなられました。
大切なのは、この変化を一時的なものにせず「動ける体」を維持することです。
—
まとめ|家族のためにこそ、自分の体を守る
今回の奥さまのケースは、「家族のために自分を後回しにする」という日本のお母さんに多いパターンでした。
しかし、家族を支えるためには ご自身の身体が健康であること が欠かせません。
4人の子育てを終え、今はご主人を支えながら、これからの人生をもっと楽しむために。
「右肩下がりの身体」を「右肩上がりの人生」に取り戻す第一歩を踏み出されたのだと思います。
もしこの記事を読んで「自分も似ているかも」と思われた方は、ぜひ早めにケアを始めてください。
体は、気づいたその日からでも変えることができます。
—
からだラボ整体院NAGASAKI
〒850-0877 長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
🌐 公式HP
📅 WEB予約
コメント