30代男性の患者様。
長時間のデスクワークを続ける中で、**背中と腰の移行部(胸腰移行部)**に強い張り感と痛みを感じるようになり、当院に来院されました。
特に午後になると症状が強く、集中力や仕事の効率にも影響が出ていました。
来院時の状態
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背中から腰の移行部(胸腰移行部)の強いこり・張り
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反り腰の姿勢(腰椎前弯の増加)
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骨盤が前傾し、お腹が突き出た姿勢
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太もも前側(大腿四頭筋)の緊張が強い
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長時間座位で痛みが悪化
反り腰と痛みの関係
反り腰の姿勢では、
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腰椎に過剰な負担がかかる
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背中と腰の境目の筋肉が常に緊張
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骨盤周囲や太もも前面の筋肉も硬くなる
結果として、慢性的な腰背部の疲労感・痛みにつながります。
当院での対応
1. 万能ストレッチ整体で姿勢改善
背中と腰の境目、太もも前側、股関節周囲を中心に筋肉と関節をほぐし、骨盤の傾きを調整しました。
2. 体幹と骨盤のバランス回復
腰椎・骨盤・股関節の連動性を改善するため、体幹部の安定性を高めるエクササイズを導入。
3. デスクワーク姿勢指導
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腰を反らさず骨盤を立てる座り方
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モニターの高さ調整
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1時間に一度立ち上がり体を動かす習慣
改善の経過
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初回施術後:背中と腰の境目の張りが軽減
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2〜3回目:長時間座っても痛みが出にくくなる
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1ヶ月後:反り腰の姿勢が改善し、背中の緊張も減少
自宅でできる簡単反り腰改善ストレッチ
太もも前ストレッチ
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立った状態で片足を後ろに引き、足首をつかむ
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膝を軽く後ろに引き、太もも前側を伸ばす
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20秒×左右2セット
キャット&カウ
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四つ這いになり、息を吐きながら背中を丸める(キャット)
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息を吸いながら背中を反らす(カウ)
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10回繰り返す
まとめ
デスクワークによる反り腰は、背中と腰の移行部に大きな負担をかけます。
姿勢の見直し+ストレッチ+骨格調整で、再発を防ぎながら改善していくことが大切です。
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