はじめに
「まだまだ現役で頑張りたい」
「定年を迎えても身体を動かす仕事を続けたい」
そんな想いを持つ60代男性の方は少なくありません。
しかし、同時に増えてくるのが 肩甲骨内側の痛みや背中のだるさ です。
立ち仕事を続けていると、背中や肩甲骨にかかる負担は想像以上。
「ちょっとした疲れだろう」と放置してしまう方も多いのですが、それが 慢性痛や姿勢の崩れにつながる大きな要因 になることをご存じでしょうか?
今回は、当院に来られた「60代男性・立ち仕事」の症例をもとに、
肩甲骨内側の痛みの原因
男性特有の背景
改善のための施術内容
自宅でできるセルフケア
を詳しくご紹介します。
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症例紹介|60代男性・立ち仕事(肩甲骨内側の痛み)
◆ ご来院時の主訴
立ち仕事が中心(調理関係)で、一日8時間以上立ちっぱなし
肩甲骨の内側にズキズキする痛みがあり、夕方になると特に強い
首や腰も固まっている感覚があり、動き出しがつらい
湿布やマッサージでは一時的にしか楽にならない
◆ ご本人の言葉
「若い頃は体力で乗り切れたんですが、最近は背中の痛みで集中力も落ちて…。仕事が終わった後は何もしたくないくらい疲れます。家族に心配されて、思い切って整体に来ました。」
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男性特有の「肩甲骨内側の痛み」の特徴
1. 筋肉の柔軟性低下
男性は女性に比べて筋肉量は多いですが、60代になると一気に柔軟性が低下しやすくなります。
そのため、背中や肩甲骨周囲の筋肉が硬直しやすく、痛みに直結します。
2. 仕事・責任感による「無理の積み重ね」
「まだまだ働かないといけない」という気持ちから、多少の痛みを我慢して仕事を続けてしまう傾向があります。
結果として、症状が悪化してから来院されるケースが多いのも男性の特徴です。
3. 呼吸の浅さ
猫背や肩甲骨の固さによって胸郭が動かなくなり、呼吸が浅くなる方も多く見られます。
「疲れやすさ」や「集中力の低下」につながり、日常生活にも影響を及ぼします。
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肩甲骨内側の痛みが起きるメカニズム
1. 長時間の立ち仕事による背中の筋緊張
2. 加齢による柔軟性・回復力の低下
3. 前かがみ姿勢による肩甲骨の可動域制限
4. 血流不足による筋肉疲労の蓄積
つまり、単なる「肩こり」ではなく、生活習慣と年齢特有の変化が複雑に絡み合った症状 といえます。
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セルフチェックリスト|肩甲骨内側の痛み予備軍?
✅ 長時間立ち仕事をすると背中が重だるい
✅ 肩甲骨の内側がズキズキと痛む
✅ 背筋を伸ばそうとすると逆に疲れる
✅ 深呼吸がしにくく、呼吸が浅い
✅ マッサージや湿布の効果がすぐ切れる
✅ 朝起きた時から背中が固まっている
👉 3つ以上当てはまる方は要注意。
👉 5つ以上当てはまる方は、慢性化が進行している可能性大 です。
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当院での改善アプローチ
1. 姿勢・可動域チェック
肩甲骨・背骨・骨盤の連動を確認
特に「胸椎の硬さ」が強い方が多い
2. 万能ストレッチ整体
肩甲骨内側の筋肉(菱形筋・僧帽筋)を丁寧にリリース
背骨と胸郭の動きを取り戻し、呼吸を深める施術
3. 下半身のアプローチ
立ち仕事では下半身の疲労が背中に波及するため、股関節・骨盤周囲も調整
全身のバランスを整えることで再発防止
4. セルフケア指導
壁を使った肩甲骨ストレッチ
タオルを使った胸郭の開放運動
仕事中でもできる背伸び・肩回し習慣
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実際の患者様の声(60代男性・立ち仕事)
「最初は『年齢だから仕方ない』と思っていたんですが、施術を受けてみて『身体ってこんなに軽くなるんだ!』と驚きました。肩甲骨の痛みだけでなく、呼吸が楽になって仕事の集中力も戻りました。もっと早く来ればよかったと思っています。」
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まとめ|60代からの「肩甲骨ケア」が未来を変える
肩甲骨内側の痛みは、単なる「年齢のせい」ではありません。
長年の立ち仕事で蓄積された疲労と、加齢による柔軟性の低下が組み合わさった結果なのです。
しかし、正しい施術とセルフケアを行えば、痛みは改善できる だけでなく、
「まだまだ現役で働きたい」という想いをサポートすることができます。
60代の今だからこそ、自分の身体と向き合う時間を持ちませんか?
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