ご来院の背景
今回ご紹介するのは、50代女性・立ち仕事 をされている方です。
10年以上勤めている仕事は、毎日長時間の立ちっぱなし。接客業で常に笑顔を絶やさず、忙しい時間帯は休む暇もないほど。
そんな中、数年前から 肩甲骨の内側に鋭い痛みや張り感 を自覚し始め、最近では夜も寝返りのたびに違和感で目が覚めてしまうようになったそうです。
「若いころは多少の疲れなんて一晩寝れば取れていたのに、今は疲れが残ってしまう」
と、ご本人も年齢とともに回復力が落ちてきていることを感じておられました。
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主な症状(ご本人の訴え)
肩甲骨の内側がズキッと痛む
仕事中ずっと背中が重だるい
腕を上げる動作がつらい
首や肩のコリがとれない
猫背気味で、姿勢が悪いとよく言われる
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姿勢と身体のチェック
検査の結果、以下のような特徴が見られました。
肩甲骨の可動域制限:特に外転・内転が固く、スムーズに動かない
猫背・巻き肩姿勢:立ち仕事で下を向く時間が長く、背中が丸まりやすい
胸椎の動きの低下:胸の背骨が固まっており、背筋を伸ばすのが難しい
首〜肩にかけての強い緊張(僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋)
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施術の内容
施術では、まず肩甲骨まわりをしっかりほぐしていきました。
肩甲骨を動かすストレッチ整体
僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋の筋肉リリース
胸椎モビライゼーション(背骨の動きを出す調整)
巻き肩改善エクササイズの指導
初回から「背中が軽くなった!」「肩甲骨がスッと動く感じがする」と、変化を実感されました。
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初回施術後の変化
肩甲骨まわりの軽さを実感
呼吸が深く吸えるようになった
立ち仕事の姿勢が楽に感じる
夜の背中の違和感が少し和らいだ
ご本人は「こんなに肩甲骨って動くんですね。今まで全然動かせてなかったんだと気づきました」と驚かれていました。
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継続施術と日常生活アドバイス
継続して施術を受けながら、日常では以下のセルフケアを取り入れていただきました。
1. 肩甲骨を回す運動(家事の合間や仕事の休憩中に)
2. 胸を開くストレッチ(巻き肩改善)
3. スマホ首対策(下を向きすぎない工夫)
4. 呼吸法トレーニング(胸をしっかり広げる呼吸)
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セルフチェックリスト
同じような立ち仕事をされている方へ。
以下に当てはまる場合は、肩甲骨内側の痛みが慢性化している可能性があります。
立ち仕事のあと背中がガチガチになる
肩甲骨の内側がいつも痛い
腕を上げたり背中に手を回す動作がつらい
首と肩のコリが常にある
姿勢が悪いと自覚している
呼吸が浅いと感じる
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まとめ
50代女性のこのケースでは、立ち仕事の疲労 × 猫背姿勢 × 肩甲骨の固さ が重なり、背中の痛みとして現れていました。
肩甲骨は「背中の関節」とも呼ばれるほど重要な部位で、ここが固まると腕・首・腰にまで影響が出ます。
「年齢だから仕方ない」と思っている方も、施術とセルフケアで改善できるケースは多くあります。
放置せず、早めに整えていくことをおすすめします。
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