はじめに
「お尻の奥が詰まったように重い」「立ち仕事をしているとだんだんしびれが出てくる」「座った後に立ち上がると臀部に痛みが走る」──そんな症状で悩んでいる40代男性は少なくありません。
特に 立ち仕事 をしている方は、体重を支える下半身への負担が大きく、臀部や腰まわりの筋肉に張りや詰まりを感じやすくなります。そのまま放置すると、坐骨神経痛や慢性腰痛へと進行するケースもあります。
この記事では、
40代男性・立ち仕事に多い臀部の痛みの原因
改善のためのチェックリスト
日常生活でできるセルフケア
当院に通われた患者様の声
をまとめました。
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なぜ40代男性・立ち仕事で臀部に不調が出やすいのか?
1. 長時間の立位による筋肉疲労
立ちっぱなしの仕事では、大臀筋・中臀筋・梨状筋などのお尻の筋肉が常に緊張しています。疲労が蓄積すると、硬直して血流が悪くなり「張り感」や「詰まり感」を生じます。
2. 坐骨神経への圧迫
臀部の深層にある 梨状筋(りじょうきん) が硬くなると、そのすぐ下を走る坐骨神経を圧迫し、しびれや痛みを引き起こすことがあります。いわゆる 梨状筋症候群 です。
3. 姿勢のクセ
立ち仕事中に片足重心になったり、前かがみの姿勢が多いと、臀部の筋肉にアンバランスな負荷がかかり、張り感や痛みを悪化させます。
4. 加齢による筋力低下
40代になると筋肉量は徐々に減少し始めます。お尻や腰を支える筋肉が弱くなると、姿勢を維持するために余計な緊張が必要となり、痛みやしびれが起こりやすくなります。
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【チェックリスト】あなたの臀部の痛みはどのタイプ?
以下の項目にいくつ当てはまるか確認してみてください。
✅ 立ち仕事が続くとお尻の奥にズーンとした張りを感じる
✅ 座ったあとに立ち上がるとお尻に詰まり感がある
✅ お尻から太ももにかけてしびれが出ることがある
✅ 長時間立っていると腰も重だるくなる
✅ ストレッチすると一時的に楽になるがすぐ戻る
✅ お尻を押すと硬いコリやしこりを感じる
3つ以上当てはまる方は注意が必要です!
臀部の筋肉疲労や神経圧迫が進んでいる可能性があります。
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日常生活でできるセルフケア
1. お尻ストレッチ(梨状筋伸ばし)
椅子に座り、片足をもう片方の膝にのせ、上半身を軽く前に倒します。お尻の奥が伸びる感覚を意識しましょう。
2. こまめに体重移動
立ち仕事中は片足に偏らないように意識して左右に体重を移動しましょう。
3. 温めて血流改善
お尻や腰をカイロで温めると、筋肉の緊張が和らぎます。
4. 下半身強化トレーニング
スクワットやヒップリフトなどでお尻の筋力を補うことで、立ち姿勢が安定し症状改善につながります。
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患者様の声
事例:40代男性・立ち仕事(販売業)
「1日中立ちっぱなしで、お尻の奥が詰まったように重く、仕事の後半になると太ももにしびれまで出ていました。整形外科では『坐骨神経痛の疑い』と言われ湿布を出されただけで、改善はありませんでした。
ネットで『立ち仕事 臀部の痛み』と検索してこちらに来ました。初回の施術でお尻の奥の硬さをほぐしてもらい、帰り道から足が軽くなったのを覚えています。
今は週1回のペースで通っていますが、しびれはほとんど消え、仕事の後半でも臀部の張りが気にならなくなりました。先生に『動けるカラダづくり』のトレーニングも教えてもらい、セルフケアを取り入れています」
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まとめ
40代男性の立ち仕事では臀部に痛み・張り感・しびれが出やすい
筋肉疲労や梨状筋による坐骨神経圧迫が主な原因
チェックリストで3つ以上当てはまる方は要注意
ストレッチや筋力強化でセルフケア可能
早めに専門的な施術を受けることで改善が期待できる
臀部の痛みやしびれは放置すると長期化し、日常生活に大きな支障をきたします。違和感を感じたら早めにご相談ください。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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