こんにちは。
からだラボ整体院NAGASAKIです。
今回は、「60代女性・立ち仕事を続ける中で足趾や足底部の痛み、強張りが強くなり、足の指が曲げられない」 というお悩みで来院された方の症例と改善事例をご紹介します。
足趾(足の指)や足底部の不調は、腰や膝の痛みと比べると「我慢してしまいやすい症状」です。ところが放置すると、歩行バランスが崩れる → 足首・膝・腰へと連鎖的に不調を広げる可能性が非常に高いのです。
この記事では、
足趾・足底部の痛みや強張りの原因
デスクワーク・立ち仕事での違い
改善のための施術とセルフケア
実際の患者様の声
ご自身でチェックできるリスト
を分かりやすくまとめました。
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足趾・足底部の痛みや強張りの主な原因とは?
1. 長時間の立ち仕事による負荷
立ち仕事は足の裏に体重がかかり続けます。特に60代以降は筋力や柔軟性の低下により、足底アーチが崩れやすく、足趾をしっかり使えなくなる傾向があります。
2. 足の指を使わない歩き方
普段の歩行で「足の指を地面に押し付けて蹴り出す動作」が弱いと、足底筋や足趾の関節が硬くなります。結果として「足の指を曲げにくい」「足趾に体重を乗せられない」状態に。
3. 靴の影響
サイズの合わない靴、クッション性のない靴、先の細い靴などは、足趾を圧迫し、変形や可動制限を起こしやすくします。
4. 加齢による筋・腱・関節の変化
加齢に伴い、足底腱膜や足趾を動かす腱の柔軟性が低下します。これが「強張り」として現れ、朝起きた時や長時間の立ち姿勢で強く症状が出やすくなります。
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当院での施術アプローチ
当院では「足趾が曲げられない」「足底部が硬い」という症状に対して、以下の流れで施術を行います。
1. 足趾・足底の筋膜リリース
足裏の筋膜を丁寧に緩め、血流を改善します。
2. 足趾の関節モビライゼーション
動かなくなった足の指を一つひとつ可動域を広げていきます。
3. ふくらはぎ〜太ももへのアプローチ
実は足底部の不調はふくらはぎや太ももの硬さとも関連。下肢全体を調整します。
4. 全身のバランス改善
立ち仕事による姿勢の崩れを整えることで、足にかかる負担を軽減。
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ご自身でできるセルフチェックリスト
以下の項目に当てはまる方は、すでに「足趾・足底の不調」が進行している可能性があります。
✅ 朝起きて最初の一歩で足裏に強い痛みが出る
✅ 足の指が思うように曲がらない
✅ 足の指でグー・パーができない
✅ 長時間立つと足裏が固まったように感じる
✅ 外反母趾や扁平足の傾向がある
✅ 足底部の張りが腰や膝の痛みにつながっている
2つ以上当てはまる場合は、早めのケアをおすすめします。
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患者様の声(60代女性・立ち仕事)
> 「仕事柄、毎日立ちっぱなしで足の裏や足の指に違和感を感じていました。最初は『年齢のせいかな』と軽く考えていましたが、ある時から足の指が全く曲がらなくなり、歩くのもつらくなりました。
整形外科では湿布と痛み止めを処方されましたが改善せず…。知人の紹介でこちらに通いました。
最初の施術で『足が軽くなった!』と実感でき、数回通ううちに少しずつ足趾が動くようになりました。
今では足の裏の痛みも減り、仕事の後の疲れも違います。本当に感謝しています。」
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まとめ
足趾や足底部の痛み・強張りは、「歩く・立つ」という基本動作を妨げ、全身の不調の引き金となります。
「年齢のせい」とあきらめる必要はありません。
適切なケアと施術で、再び自分の足でしっかり立ち、歩ける体を取り戻すことが可能です。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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