妊娠中は、ホルモンの影響や体型の変化により、今まで感じたことのない身体の不調に悩まされる方が多くいらっしゃいます。その中でも近年増えているご相談の一つが、**「肩甲骨外側の痛み」**です。
特に「動かそうとしても痛くて動かせない」「家事や仕事に支障がある」「横になるのもつらい」といった声を多くいただきます。
今回は、マタニティ期に起こる肩甲骨外側の痛みについて、原因・セルフチェック・改善方法、そして当院に実際に通われた患者様の声をご紹介します。
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1. マタニティ期に肩甲骨外側が痛くなる原因とは?
妊娠中は、お腹が大きくなることで 姿勢の崩れや筋肉のバランス不良 が生じやすくなります。特に肩甲骨の外側に痛みを感じる場合、以下のような要因が考えられます。
✅ 原因1:姿勢の変化
妊娠中は背中が反りやすく(反り腰)、肩や首に負担が集中します。
背中上部の筋肉が緊張しやすく、肩甲骨外側の筋肉(前鋸筋・小円筋・広背筋など)に負担がかかります。
✅ 原因2:ホルモンの影響
リラキシンというホルモンの作用で関節や靭帯がゆるみ、安定性が低下します。
不安定な関節を支えるため、筋肉が過緊張し痛みを引き起こすことがあります。
✅ 原因3:呼吸の浅さ
子宮が大きくなることで横隔膜が圧迫され、呼吸が浅くなります。
その結果、肩甲骨周囲の筋肉を余計に使うようになり、張りや痛みが強くなります。
✅ 原因4:ストレスや自律神経の乱れ
妊娠中の不安や緊張が、筋肉の硬直として現れることもあります。
特に背中や肩甲骨周辺はストレスが出やすい部位です。
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2. 自分でできる「肩甲骨外側の痛み」セルフチェック
妊娠中でもできる、安全なチェック方法をまとめました。
📝 肩甲骨外側痛セルフチェックリスト
□ 肩を後ろに回そうとすると肩甲骨外側がズキっと痛む
□ 家事やデスクワーク中に肩甲骨の外側が張ってくる
□ 仰向けで寝ると背中に違和感が強い
□ 腕を上げる動作で「痛くて途中で止まる」ことがある
□ 妊娠してから肩や背中の疲労感が以前より増している
□ 深呼吸がしづらい
→ 3つ以上当てはまる方は、肩甲骨外側の筋肉に強い負担がかかっている可能性があります。
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3. 妊娠中に注意したい「やってはいけない習慣」
肩甲骨の外側に痛みを感じているマタニティの方は、以下の習慣に注意が必要です。
長時間の同じ姿勢(デスクワーク・スマホ操作・家事)
片方の肩だけにバッグをかける
座ったまま猫背姿勢で過ごす
睡眠時に硬すぎるマットレスや枕を使用する
こうした習慣は肩甲骨周辺の筋肉に負担をかけ、痛みを悪化させます。
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4. 改善のためにできるセルフケア
妊娠中は強いストレッチやマッサージは避けた方が安全です。
そこで、当院が推奨している「やさしいセルフケア」をご紹介します。
✅ 1. 呼吸を深める
椅子に腰かけて、両手を肋骨に添え、鼻から息をゆっくり吸い込みます。
息を吐くときに肩甲骨の力を抜くイメージで。
✅ 2. 肩甲骨リリース(ソフト)
壁に背中を軽くつけ、肩を前後に小さく動かすだけ。
強く動かさず、ゆらすようにすると安全です。
✅ 3. 温める
肩甲骨外側〜背中にかけてホットタオルを置くと、血流改善に効果的。
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5. 当院でのアプローチ
からだラボ整体院NAGASAKIでは、マタニティ整体(商標登録済み) を導入しています。
国家資格を持つ施術者が、お腹に負担をかけずに施術を行うため安心です。
全身のバランスを整え、肩甲骨周囲の筋肉の緊張を和らげる
呼吸をしやすくし、血流を改善
姿勢のサポート(反り腰・猫背の改善)
妊娠中でも安心して受けられる優しい施術が特徴です。
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6. 患者様の声(マタニティ・30代女性)
> 「妊娠7ヶ月ごろから肩甲骨の外側に激しい痛みが出て、動かせないほどつらかったです。
家事をしていても腕が上がらないし、横になっても痛みが続くので、毎日憂うつでした。
こちらの整体は妊婦でも安心して受けられると聞いて来院しました。
初回で肩の軽さを感じ、3回通う頃には腕を上げる動作もスムーズになりました。
今は痛みがほとんどなくなり、出産に向けて体調を整えられています。
妊娠中の痛みは仕方ないと思っていましたが、きちんとケアすれば改善することを実感しました!」
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7. まとめ
妊娠中は肩甲骨外側の筋肉に負担がかかりやすい
動かせないほどの痛みは「筋肉の過緊張」「姿勢の変化」「呼吸の浅さ」などが原因
セルフチェックで早めに気づき、ケアを始めることが大切
国家資格者によるマタニティ整体で、安全に改善を目指せる
「妊娠中だから仕方ない」と我慢せず、安心して相談できる場を持つことが、快適なマタニティライフにつながります。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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