こんにちは、からだラボ整体院NAGASAKIです。
今回は、筋トレやフィットネスを習慣化している男性トレーニーに多いお悩み「臀部の痛み・強張り・しびれ感」について、実際の患者様の声を交えながら詳しくお伝えしていきます。
「スクワットの深さが出ない」
「デッドリフトの時にお尻から脚にかけてしびれる」
「トレーニング後に臀部が硬直してほぐれない」
このような経験をお持ちの方は要注意。
筋肉量やパワーがあっても、動作の可動域制限や姿勢の歪みが積み重なると、パフォーマンスが落ちるだけでなく、慢性的な痛みやしびれへとつながってしまいます。
今回は実際に当院へ来院された30代男性トレーニーの方をモデルケースに、チェックリスト・セルフケア方法・患者様インタビューを交えてお届けします。
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📝 あなたは大丈夫?臀部の痛みセルフチェックリスト
以下の項目に当てはまるものがある方は、臀部の筋緊張や骨盤・股関節の機能不全が起きている可能性があります。
スクワットやランジで深くしゃがむと、お尻に詰まるような違和感がある
デッドリフトで臀部から太もも裏にかけて突っ張り感が走る
長時間の座位後に立ち上がると臀部に痛みや強張りを感じる
ランニングやジャンプの動作で股関節の可動域が狭いと感じる
お尻の筋肉をストレッチしても、なかなか緩まない
時々、太ももやふくらはぎにしびれが走る
👉 3つ以上当てはまった方は、筋肉だけでなく神経・関節の動きも含めたケアが必要です。
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💬 インタビュー形式:患者様の声
今回ご紹介するのは、30代 男性・トレーニー歴10年の患者様。
週5でジムに通い、スクワット・デッドリフト・ベンチプレスをメインに鍛え込んでいました。
ーー来院のきっかけは?
「トレーニングの重量は伸びていたんですが、半年ほど前から臀部の強張りが強くて…。深くしゃがめないし、デッドリフトの時にお尻から太ももにかけてしびれるような感覚が出てきて、怖くなって相談しました。」
ーー普段の生活で困っていたことは?
「座っていて立ち上がる時とか、車の運転後にお尻がカチカチで…。筋肉痛かなと思って放置してたんですけど、ストレッチしても改善せずに悪化してきました。」
ーー施術を受けてみてどうでしたか?
「最初に骨盤と股関節の動きが全然出てないって言われて衝撃でした。正直、自分は柔軟性ある方だと思っていたので…。でも施術後にしゃがみやすさが全然違って、久々に“自然に深く座れる感覚”が戻ってきました。」
ーー通院してからの変化は?
「トレーニング中の臀部の張り感が減って、しびれもほとんど出なくなりました。今ではスクワットも重量を落とさずに深くしゃがめるし、身体のメンテナンスの大切さを実感しています。」
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🧠 痛みの背景にあるもの
臀部の痛みやしびれ感の多くは、以下のような要因が組み合わさって起こります。
梨状筋症候群(坐骨神経を圧迫する状態)
股関節の可動域制限(深くしゃがめない、開脚が硬い)
骨盤の歪み(左右差が大きい)
大臀筋・中臀筋の過緊張(鍛えすぎ+ケア不足)
腰椎からの神経的ストレス(長時間の座位、フォーム不良)
トレーニーに多いのは「鍛えることに意識が偏り、ケアが不足している」ケースです。
筋力はあっても、柔軟性や神経の滑走性が低下していると、しびれや痛みを引き起こしやすくなります。
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🏋️♂️ セルフケア方法
当院でお伝えしているセルフケアの一部をご紹介します。
1. 梨状筋ストレッチ
仰向けになり、片足を反対の膝にかける(4の字の形)
両手で太ももを抱えて胸に引き寄せる
お尻の奥が伸びる感覚を30秒
2. 股関節内旋の可動域改善
座った状態で膝を90度に曲げ、内側に倒す
股関節の詰まりを感じない範囲でゆっくり繰り返す
3. フォームリセット(スクワット前)
バンドを両膝に巻き、軽いスクワットを繰り返す
お尻の横の筋肉を目覚めさせてから本セットへ
👉 ポイントは「強いストレッチより、優しく動かすこと」。
過剰なストレッチは逆に筋肉を守ろうとして硬直を招くこともあります。
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✨ まとめ
筋トレ愛好家の臀部の痛み・しびれは「筋力不足」ではなく「可動域・神経・姿勢の問題」が原因
ケアを怠るとパフォーマンス低下だけでなく、長期的な慢性痛に発展するリスクあり
整体で関節・筋肉・神経をトータルで整えることで、再び「動けるカラダ」を取り戻せる
筋肉を鍛えることと同じくらい、身体のメンテナンスは大切なトレーニングの一部です。
もし今、同じようなお悩みを抱えているなら、ぜひ一度ご相談ください。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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