1. 筋トレ愛好家に多い「背中の強張り」
「筋肉を鍛えているのに、なぜか背中が固まって痛い」
「ベンチプレス後に背中がガチガチで呼吸まで浅くなる」
「肩甲骨を寄せたいのに、うまく動かせない」
これは当院にご相談いただく男性トレーニー(30代〜50代)の方々から、特によく聞く声です。
筋肉をつけることは健康や体力向上に役立ちますが、フォームの癖・可動域制限・姿勢の歪みがあると、逆に背中に痛みや強張りを招いてしまうのです。
特に男性の場合、仕事でのデスクワークや立ち仕事に加え、休日の筋トレという「負荷の積み重ね」によって、背中が常に緊張しやすい状態になります。
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2. 背中の痛み・強張りの主な原因
1. フォームの偏り
デッドリフトやベンチプレスで腰や広背筋に偏った負荷がかかる
肩甲骨をうまく使えず、首や僧帽筋上部に力が逃げる
2. オーバーワーク
休養不足で筋肉の修復が追いつかず、慢性的な炎症や緊張が残る
特に「背中の日」を頑張りすぎるトレーニーに多い
3. 日常姿勢の影響
デスクワークでの猫背
スマホ首
長時間同じ姿勢による血流不良
4. 可動域の制限
肩甲骨周りの柔軟性不足
股関節や胸椎の動きが悪いことで背中に負担が集中
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3. インタビュー形式:患者様の声
🎤 インタビュー:40代男性・会社員/筋トレ歴8年
Q:どんなお悩みで来院されましたか?
A:「ベンチプレスや懸垂をすると、背中がガチガチに固まって痛くなるんです。夜も張りが取れず、寝返りのたびに背中が気になるようになりました。」
Q:筋トレはどのくらいされていますか?
A:「週4〜5回です。胸・背中・脚・肩で分けていて、特に背中の日は入念にやっています。」
Q:施術を受けてみてどうでしたか?
A:「初回で肩甲骨がスッと動くようになったのが驚きでした。トレーニング前のアップでの可動域が全然違います。今では“筋肉がつくのに邪魔しない整体”という感覚です。」
Q:通ってみての変化は?
A:「以前はトレーニング後に“疲労で固まる”感じでしたが、今は背中が軽く、むしろトレーニングの効果が出やすくなったと思います。ベンチプレスのフォームも安定しました。」
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4. 背中のセルフチェックリスト
✅ デッドリフト後に腰ではなく背中が痛む
✅ 懸垂で広背筋より首・肩に効いてしまう
✅ ベンチプレスで肩甲骨を寄せにくい
✅ デスクワーク後に肩甲骨内側が重だるい
✅ 呼吸が浅く胸郭が広がらない
✅ 朝起きた時に背中が突っ張っている
→ 3つ以上当てはまる方は、背中の可動域制限・姿勢の崩れが原因かもしれません。
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5. セルフケアのポイント
1. 胸椎伸展ストレッチ
フォームローラーを背中に当てて、胸を開くように伸ばす。
→ 背骨の柔軟性を高め、呼吸を深くする。
2. 肩甲骨モビリティドリル
肩甲骨を「寄せる・下げる・外に広げる・上に持ち上げる」を意識して動かす。
→ トレーニング時のフォームが安定。
3. 股関節ストレッチ
背中に負担が集中しないよう、股関節の可動域も広げる。
4. トレーニング前のダイナミックストレッチ
静的ストレッチではなく、動きのあるアップで筋肉を目覚めさせる。
5. 週の強度調整
背中のトレーニングを入れすぎず、回復日を確保する。
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6. まとめ
筋肉を鍛えることは素晴らしいことですが、可動域・姿勢・回復が伴わないと背中は「鎧のように固まってしまう」ことがあります。
当院では、ただ筋肉をほぐすのではなく、動けるカラダづくりを目的とした施術を行っています。
トレーニングの成果を最大限に活かすために、整体を取り入れることは“賢い投資”です。
背中の強張りでトレーニング効率が下がっている方は、ぜひ一度ご相談ください。
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7. ご予約・お問い合わせ
📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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