はじめに
「子育ても仕事もがんばりたいけど、身体がついていかない…」
そう感じている30代女性は非常に多いです。特に、デスクワークによる長時間の座り姿勢と、子育てでの抱っこや家事による立ちっぱなし・動きっぱなしが重なり、全身の疲労感や足のトラブルを訴える方が増えています。
今回ご紹介するケースは、
全身の疲れが抜けない
朝起きて一歩目、右足の拇趾球(母趾球)に痛み
しばらく歩くと少しずつ改善する
という症状を持つ30代女性です。
同じようなお悩みを抱える方に向けて、症状の原因・セルフチェック・足指セルフケアの方法をわかりやすくまとめていきます。
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1. なぜ30代女性は疲労と足の痛みが重なりやすいのか?
デスクワークによる姿勢の問題
長時間のパソコン作業では、
猫背
骨盤後傾
足首の固さ
が生まれやすくなります。これが全身の血流を滞らせ、疲労の回復を妨げる原因になります。
子育てによる負担
さらに、子育て世代では
抱っこやおんぶで前傾姿勢が増える
キッチンや家事での立ちっぱなし
子どもの送り迎えで荷物を持ちながら歩く
といった生活習慣が重なり、腰・背中・足裏に大きな負担がかかります。
拇趾球の痛みが出やすい理由
拇趾球の痛みは、
足の横アーチが崩れる(開張足)
足指が使えていない(浮き指)
足底筋膜や母趾球に過剰な負担が集中する
ことで起こります。
朝起きて一歩目に痛いのは、足底筋膜炎の初期症状にも多いパターン。
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2. セルフチェック! あなたの足と体は大丈夫?
以下の項目にチェックを入れてみてください。
✅ 朝起きて一歩目に足裏や拇趾球が痛む
✅ 立ち仕事や子育てで、足の付け根が疲れやすい
✅ 足の指でグー・パーがスムーズにできない
✅ 外反母趾や浮き指がある
✅ デスクワーク後は腰や背中が重だるい
✅ 靴下の親指部分がすぐにすり減る
✅ 疲れているのに夜の寝つきが悪い
3つ以上当てはまる方は、足指の機能低下と全身疲労の影響が出ている可能性が高いです。
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3. 足指セルフケアのポイント
ここからは、ご自宅でも取り組める簡単なセルフケアをご紹介します。
① 足指のグーパー体操
椅子に座って足を床につける
足指で「グー(丸める)」「パー(広げる)」を10回繰り返す
👉 足指の筋肉が目覚め、血流が改善します。
② 拇趾球ほぐし
テニスボールやゴルフボールを床に置く
拇趾球の下に当てて、体重をかけながらコロコロ転がす
👉 足裏のアーチが回復し、拇趾球の負担を減らします。
③ 足指ストレッチ
足の指の間に手の指を差し込む(グーで握手するイメージ)
そのまま足首を回す
👉 足の柔軟性が出て、浮き指・外反母趾の予防にもなります。
④ 全身ケアとセットで
足だけでなく、腰・背中・肩のストレッチも合わせて行うと、疲労回復が早まります。特に「骨盤の前傾・後傾運動」や「肩甲骨の寄せる運動」はおすすめです。
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4. 当院にご来院いただいた30代女性の声
> 「朝起きて一歩目の足の痛みで悩んでいました。子どもの抱っこやデスクワークもあり、全身がいつも疲れている感じでした。こちらで施術を受けて、足指のセルフケアを教えていただいたら、朝の痛みがかなり楽になりました! 全身も軽くなって、子どもと一緒に公園で走れるようになったのが嬉しいです。」
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まとめ
デスクワーク&子育て世代は、全身疲労+足裏トラブルが重なりやすい
拇趾球の痛みは「足指の使いにくさ」「アーチの崩れ」が原因
セルフチェックで早めの対応を
足指ケア+全身ストレッチで改善を目指せる
毎日のちょっとしたケアで、痛みを軽減し「動けるカラダづくり」をサポートできます。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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