こんにちは!からだラボ整体院NAGASAKIの高崎です。
今回は、当院に来られた「フルマラソンを趣味にされている40代男性ランナー」の方のお話を、インタビュー形式でご紹介します。
長距離を走るマラソンランナーにとって、膝や股関節の痛みはよく耳にしますが、実は「腕や手首の痛み」に悩む方も少なくありません。
今回の患者様も、「走る時に腕や手首に力が入ってしまい、終盤は痛みでフォームが崩れる」というお悩みを抱えて来院されました。
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🎤 インタビュー:40代男性ランナー Yさん
Q. 来院のきっかけを教えてください。
A. 僕はマラソン歴10年で、年に2〜3回フルマラソンに出ています。ここ数年、30km以降で腕と手首に強い張りや痛みが出るようになって…。呼吸や脚だけじゃなくて、腕がつらくてフォームが崩れてしまうんです。整形外科では「特に異常なし」と言われ、湿布を出されるだけ。改善しなくて困っていました。
Q. 普段のトレーニングや生活習慣で心当たりはありますか?
A. デスクワークが多いので、普段からパソコン作業で前かがみ姿勢。手首もキーボードとマウスで常に酷使しています。走っている時も気づけば肩に力が入り、腕を振るのではなく「固めてしまっている」感覚がありました。
Q. 施術を受けてみて、最初の感想は?
A. 正直びっくりしました。「腕や手首の痛みは、肩甲骨や背中の動きと関係している」と言われて、実際に施術を受けると、肩から腕にかけてスーッと血流が流れるような感覚がありました。終わった直後に腕が軽くなり、「腕振りってこんなに楽だったのか!」と実感しました。
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🏃♂️ ランナー特有の「腕・手首の痛み」の原因
Yさんのようなマラソンランナーが腕・手首を痛めるのは、実は珍しいことではありません。
✅ 肩甲骨の可動域制限 → 腕振りが固くなる
✅ 巻き肩・猫背姿勢 → デスクワーク由来で肩が前に入る
✅ 手首の酷使 → パソコンやスマホで常に負担がかかっている
✅ 呼吸不足 → 胸郭が硬いことで腕の動きも制限される
走る動作は「下半身の動き」だけに見えますが、実際は 腕振りが脚のリズムを作り、全身の連動性を保つカギ になっています。
そのため、肩甲骨や腕の動きが悪いと、結果的にフォームが崩れ、脚にも余計な負担がかかるのです。
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✅ ランナー向けセルフチェックリスト
「もしかして自分も…?」と思った方は、以下をチェックしてみてください。
[ ] ランニング後、肩や腕に疲労が強く残る
[ ] フォームが後半で崩れ、腕振りがぎこちなくなる
[ ] デスクワークで猫背・巻き肩になっている
[ ] 手首のだるさや痺れを感じることがある
[ ] 呼吸が浅くなりがちで胸が開きにくい
いくつか当てはまる方は、腕や手首の痛みだけでなく、将来的に首・肩・腰のトラブルにも発展する可能性があります。
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👐 当院での施術と「動けるカラダづくり」
からだラボ整体院NAGASAKIでは、腕や手首の痛みを単なる「局所の問題」とは捉えません。
全身をチェックし、特に 肩甲骨・背中・骨盤の動き を改善していきます。
施術の流れは以下のようになります:
1. 姿勢・歩行・腕振りチェック → ランニングフォームを分析
2. 肩甲骨・背骨の可動域改善 → 背中から腕にかけて連動性を高める
3. 股関節・骨盤の安定化 → 上半身と下半身をつなぐ動きをスムーズに
4. セルフストレッチ・呼吸トレーニング指導 → 自宅でも継続できるケア
こうすることで、走っても固まらない「しなやかな腕振り」ができるようになります。
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🙋♂️ Yさんのその後の変化(患者様の声)
> 「今まで30km以降は腕が鉛のように重くなり、手首まで痛んでいたのに、施術後のレースでは最後まで腕が振れるようになりました!呼吸も楽で、結果的に自己ベスト更新につながりました。本当に感謝しています。」
このように「腕・手首の痛み」は走力だけでなく、パフォーマンス全体に直結する課題です。
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まとめ
マラソンランナーにとって、腕や手首の痛みは見過ごされがちですが、実際にはフォームや全身の動きと密接に関わっています。
デスクワークや日常姿勢も影響するため、根本から整えることが重要です。
「走るたびに腕や手首がつらい」
「マラソン後半で腕振りができなくなる」
そんなお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
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