🎤 インタビュー:42歳 男性 マラソンランナー
── まずは来院のきっかけを教えてください。
患者様:
「フルマラソンに向けて練習を重ねていたんですが、30kmを過ぎるあたりから肩甲骨の外側に強い痛みと張り感が出るようになったんです。最初は走り込み不足かなと思ったんですが、ストレッチしても全然改善せず…。仕事もデスクワークで肩が凝るので、その延長かと思っていました。」
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── 痛みが出るのはどんな時ですか?
患者様:
「特に長距離を走った後や、仕事で長時間パソコンに向かっている時です。ランニング中は呼吸に合わせて肩甲骨が動いていると思うんですが、そこが硬くて動かない感じ。腕振りもぎこちなくなり、結果的にフォームも崩れてタイムも落ちました。」
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── 今までどんなケアをされてきましたか?
患者様:
「ランナー仲間に教えてもらったストレッチやフォームローラーで背中をゴリゴリやったり、整体院やマッサージにも何度か行きました。でも、その場では軽くなった気がしても、次のランでまた痛みが戻る。根本的な改善はありませんでした。」
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📌 肩甲骨外側の痛み・強張りの原因(ランナー特有の問題)
ランナーに多い「肩甲骨の外側の痛み・張り感」は、単なる肩こりとは異なります。
1. 呼吸筋の硬さ
長距離ランでは呼吸が深く速くなるため、肩甲骨周囲の筋肉(前鋸筋・広背筋・小菱形筋など)が過剰に使われます。特に呼吸が浅いと肩甲骨が外に引っ張られ、外側の張りにつながります。
2. 腕振りのフォーム不良
肩甲骨がスムーズに動かないと、腕振りが前後ではなく左右や斜めにぶれてしまい、余計な負担が外側に集中します。
3. デスクワークによる姿勢の影響
マラソンランナーでも、日常はデスクワークという方が多いです。長時間の猫背・スマホ首によって肩甲骨が外に開きっぱなしになり、ランニング時に正常な可動域を発揮できなくなります。
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✅ セルフチェックリスト
「ランニング時の肩甲骨外側の痛み・張り感」自己診断
フルマラソンや30km走の後に肩甲骨の外側がパンパンになる
ランニング中に腕振りが重く感じる
デスクワークが長く、姿勢が前かがみになりやすい
息が上がると、肩で呼吸してしまう
ストレッチをしても改善が一時的
背中を壁につけて立ったとき、肩甲骨が浮いている
背筋を伸ばしても肩甲骨の可動域が狭い
👉 3つ以上当てはまる方は、「肩甲骨の動きの悪さ」が原因でランニングフォームが崩れている可能性があります。
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🎤 インタビュー続き
── 実際に施術を受けてみてどうでしたか?
患者様:
「正直びっくりしました。肩甲骨の動きがこんなに制限されていたとは…。先生に肩を動かしてもらった瞬間、自分の背中が固まっていたことに気づきました。施術後は呼吸もスムーズになり、ランニング中のフォームが軽くなったんです。」
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── その後、練習や大会には変化がありましたか?
患者様:
「はい。肩甲骨の動きがスムーズになって、腕振りが楽になりました。結果的に呼吸が深くできるようになり、フルマラソンの後半でもペースを維持できるようになりました。今まで後半で失速していたのが大きく改善されました。」
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💡 当院のアプローチ
「肩甲骨外側の痛み・強張り」に対して、からだラボ整体院NAGASAKIでは以下の施術を行っています。
肩甲骨の可動域改善(ストレッチ+モビライゼーション)
背骨・胸郭の柔軟性回復(呼吸改善アプローチ)
姿勢矯正とランニングフォーム指導
セルフストレッチ・セルフトレーニング指導
これにより、単なる痛みの一時的解消ではなく「動けるカラダづくり」を目指します。
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🎤 最後に、同じ悩みを持つランナーへメッセージをお願いします。
患者様:
「肩甲骨の痛みや張りを“走り込み不足”だと思って無理していた自分に後悔しています。早めに専門的なケアを受けていれば、もっと楽に走れたはずです。ランナー仲間にもぜひ勧めたいですね。」
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まとめ
マラソンランナーにとって「肩甲骨外側の痛み・強張り」は、ただの肩こりではなく フォームと呼吸を乱す大きな要因 です。
長距離を快適に走るためには、下半身の強化だけでなく 上半身(特に肩甲骨まわり)の柔軟性と安定性 が不可欠です。
ランニング後の張りや痛みが続く方は、ぜひ一度ご相談ください。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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