こんにちは。
からだラボ整体院NAGASAKIの高崎です。
今回ご紹介するのは、**マラソンランナーに多い「肩甲骨内側の痛みや強張り」**について。
長距離ランナーの方から「走っている途中から背中が重くなる」「肩甲骨の内側に痛みが出る」「呼吸が浅くなる」「腕振りがスムーズにいかない」というご相談をいただくことが増えています。
今回の症例は、フルマラソンに挑戦している40代男性ランナー。立ち仕事をされながら練習を積み、週末には30km走にも取り組んでいる本格派の方です。
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🩺患者様のプロフィールとお悩み
年齢・性別:40代男性
職業:立ち仕事(飲食業)
ランニング歴:7年(年間走行距離約3000km)
主訴:肩甲骨内側の痛み・強張り
症状の特徴:
長距離走(20km以上)で肩甲骨内側がジワジワ重くなる
ゴール後は背中全体が張って呼吸が浅い
デスクワークも兼務で猫背気味
夜寝ているときに肩甲骨まわりがだるい
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🏃♂️肩甲骨内側の痛みがランナーに多い理由
1. 腕振りと肩甲骨の関係
ランニングでは腕振りが推進力に直結します。肩甲骨の動きが悪いと、腕の振りがスムーズにいかず、無理に背中や首の筋肉を使ってしまうため、肩甲骨内側に過度な負担がかかります。
2. 姿勢の崩れ
立ち仕事やデスクワークで前傾姿勢になりがちな方は、自然と猫背・巻き肩になります。
その結果、肩甲骨が外に開いたまま固定され、背中の筋肉が硬直。これが走行時の違和感や痛みにつながります。
3. 呼吸と連動する筋肉の硬さ
肩甲骨周囲には呼吸に関わる筋肉(前鋸筋・僧帽筋・菱形筋など)が多く存在します。
長距離ランでは呼吸が乱れやすく、硬さが残ってしまうと呼吸が浅くなる → 疲労が抜けにくい → 痛みが出るという悪循環に。
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✅セルフチェックリスト
あなたもランナーとして同じような悩みを抱えていませんか?以下をチェックしてみましょう。
⬜ 20km以上走ると肩甲骨の内側が重くなる
⬜ ゴール後に背中全体がガチガチに張る
⬜ 猫背や巻き肩を自覚している
⬜ デスクワークで肩が凝りやすい
⬜ 深呼吸をしても胸が広がらず、呼吸が浅い
⬜ 寝起きに背中のこわばりを感じる
3つ以上当てはまる方は、肩甲骨まわりの柔軟性低下がランニング障害につながっている可能性大です。
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🛠当院での施術アプローチ
からだラボ整体院NAGASAKIでは、マラソンランナーの肩甲骨内側の痛みに対して以下のアプローチを行いました。
1. 肩甲骨はがし
→ 肩甲骨の可動域を広げ、背中の張りを緩和。
2. 胸郭の調整
→ 呼吸筋をゆるめ、深い呼吸をサポート。
3. 股関節・骨盤の調整
→ ランニングフォームの安定化を促し、上半身への負担を軽減。
4. セルフケア指導
→ 「壁を使った肩甲骨ストレッチ」や「呼吸エクササイズ」をお伝え。
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💬患者様の声(40代男性ランナー)
> 「フルマラソンの後半になるといつも背中が重くて、フォームが崩れていました。
こちらで施術を受けてからは、肩甲骨の可動域が広がった感じがあり、腕振りがスムーズになりました。
呼吸もしやすくなり、30km走でも以前ほど苦しくなくなりました。
レースに向けて定期的にメンテナンスをお願いしたいです!」
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🏆まとめ:肩甲骨の痛みを克服して快適ランへ
マラソンランナーにとって、肩甲骨の動きは「腕振り」「呼吸」「フォーム安定」に直結します。
痛みや強張りを放置すると、タイムが伸びないだけでなく、慢性的な肩こり・背中の張りにもつながります。
「走るたびに肩甲骨が張る」「呼吸が浅い」という方は、早めに身体を整えて、動けるカラダづくりを始めましょう。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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