「腰の痛みは取れたはずなのに、またぶり返してきた…」
「背中の真ん中あたりがズーンと痛む」
「ストレッチや筋トレもしてるのに、なぜか違和感が取れない」
こんなお悩み、ありませんか?
実は、腰と背中の境目(胸腰移行部)の痛みの多くは、反り腰が深く関係しています。しかも、**「もう反り腰は改善した!」と思っていたのに、実際には反り腰のままだった…**という方が非常に多いのです。
本日は、「からだラボ整体院NAGASAKI」に実際に来院された40代男性のケースをもとに、反り腰と胸腰移行部痛の関係、そして改善のポイントをお伝えします。
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◆ 症例紹介:40代男性・デスクワーク中心の立ち姿勢
主訴:腰と背中の移行部(胸腰移行部)の痛み・重だるさ
長時間の立ち姿勢、前屈み姿勢、そしてパソコン業務での猫背+反り腰姿勢が続いていたとのこと。
「自分では反り腰はだいぶマシになった」と思っていたものの、
✅ 背中の真ん中の突っ張り感
✅ 朝起きたときの腰の張り
✅ 長時間立つと腰の真ん中がギューッと痛くなる
といった症状がなかなか取れず、当院へご相談くださいました。
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◆ カウンセリング・姿勢分析の結果
見た目上は反り腰が軽減しているように見えたものの、実際の評価では以下のような問題点がありました。
骨盤前傾が残存
胸椎伸展が過剰(胸腰移行部の緊張)
肋骨下部の開き(腹圧が抜けている)
肩甲骨外転(外に広がる)+前鋸筋の過緊張
肩甲上腕リズムの崩れ(肩の動きと肩甲骨の動きの連動不良)
つまり、「腰の反り」は見た目だけではなく、呼吸筋・体幹筋群・肩甲骨周囲筋群のバランスによっても左右されていたのです。
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◆ なぜ反り腰が「腰と背中の移行部の痛み」を起こすのか
胸腰移行部(第12胸椎〜第1腰椎)は、胸椎の“動き”と腰椎の“安定”の切り替えポイント。
この部位に「過剰な反り」が入ると、
筋肉(多裂筋・脊柱起立筋)の過緊張
椎間関節への圧迫ストレス
呼吸の浅さ
腹圧の低下
が起こり、慢性的な張り感や痛みの原因になります。
さらに、反り腰を放置すると肩甲骨の動きにも影響します。
前鋸筋が硬くなると、肩甲骨が外転(外に逃げる)してしまい、背中の筋肉の連動が悪化。結果、背中全体が「動かない」状態になっていきます。
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◆ 改善のカギは「姿勢と呼吸」
反り腰の改善には、「腰を丸める」ストレッチだけでは不十分です。
根本的には、
1. 骨盤の前傾を整える
2. 腹圧(インナーマッスル)の再教育
3. 肩甲骨の正しい位置を取り戻す
4. 呼吸パターンの修正(肋骨の開きを抑える)
が重要です。
当院では、以下の流れで施術を行いました。
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◆ 施術内容
骨盤前傾の調整(腸腰筋・大腿直筋・脊柱起立筋のリリース)
腹横筋・骨盤底筋の再教育(呼吸+腹圧トレーニング)
肩甲骨・肋骨モビリゼーション(前鋸筋・小胸筋の緩解)
姿勢連動ストレッチ(肩甲上腕リズムの再獲得)
反り腰修正セルフストレッチ指導
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◆ セルフチェックリスト
「自分も同じタイプかも?」と思われた方は、以下をチェックしてみましょう。
[ ] 背中の真ん中が常に張っている
[ ] 立っていると腰の真ん中が重くなる
[ ] 仰向けになると腰が浮く
[ ] 呼吸が浅く、胸で呼吸している感覚がある
[ ] 肩が前に入りやすい
[ ] 猫背なのに腰は反っている
[ ] 腹筋をしてもお腹がへこまない
2つ以上当てはまる方は、「隠れ反り腰」タイプの可能性が高いです。
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◆ 改善後の変化
初回施術後、立位姿勢の安定感が明らかに変化。
「背中が軽くなった」「呼吸がしやすい」「腰の真ん中がスッと伸びる感覚」との感想をいただきました。
2〜3回目以降では、
朝の張り感が減少
長時間立っても腰がラク
肩の可動域が広がった
と、動きの質そのものが変わってきました。
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◆ 患者様の声
> 「最初は“背中の張り”が主な悩みだったんですが、
実は原因が反り腰にあるなんて思ってもみませんでした。
自分では姿勢を直していたつもりが、間違った感覚で動いていたことに気づけたのが大きかったです。
今では、腰も背中もスッキリして、日常生活の動作が全然違います!」
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◆ まとめ
腰と背中の移行部の痛みは、ただの「筋肉痛」ではなく、姿勢の誤認識が根本原因のことが多いです。
反り腰を直した“つもり”ではなく、実際にどう動いているかを評価することが重要。
当院「からだラボ整体院NAGASAKI」では、
国家資格を持つ施術者が、姿勢評価×呼吸×動作再教育を通して、
あなたの身体を「動けるカラダ」に導きます。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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