水泳は全身運動であり、年齢を問わず楽しめる素晴らしいスポーツです。しかし、長年続けている方や練習量が増えるにつれ、多くの方が悩まされるのが 肩関節の痛みや強張り です。特にクロールやバタフライの動作では肩甲骨や肩周囲の筋肉を酷使するため、痛みや可動域制限が生じやすくなります。
本記事では、
水泳で肩を痛めやすい原因
症状の特徴と放置するリスク
セルフチェックリスト
整体での改善アプローチ
実際に改善された患者様の声
をまとめました。肩の痛みで練習や趣味を制限されている方、または大会を控えているアスリートの方にとって参考になる内容です。
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水泳で肩を痛めやすい理由
水泳の動作は一見「水の中で浮いているから負担が少ない」と思われがちですが、実際には 肩の可動域を最大限に使う動き が繰り返されます。特に以下のような要因で肩の負担が蓄積します。
1. オーバーユース(使いすぎ)
週に数回以上泳いでいる方は、肩関節や腱板への繰り返しのストレスが大きく、炎症や微細な損傷が起こりやすくなります。
2. 肩甲骨の動きの制限
肩甲骨がしっかりと動いていないと、肩関節だけに負担が集中し、インピンジメント(腱板が挟まれる状態)が起こりやすくなります。
3. 姿勢の乱れ
猫背や巻き肩、ストレートネックなどの不良姿勢は、水泳時のフォームを崩し、余計な負荷を肩関節にかけます。
4. 柔軟性不足
特に胸筋や肩周囲の筋肉が硬いと、腕をスムーズに回せずに「肩の引っかかり感」「動かしにくさ」を感じやすくなります。
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症状の特徴
クロールや背泳ぎで手をかくときに肩の前や外側に痛みが出る
バタフライや平泳ぎで肩の強張りを強く感じる
練習後に肩がだるく重たい
可動域が狭くなり、腕をまっすぐ上げにくい
夜間に肩がうずいて眠れないことがある
これらの症状を放置すると、四十肩・五十肩の発症や長期的な可動域制限につながるリスクがあります。
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セルフチェックリスト
水泳をされる方で、以下の項目に当てはまる場合は注意が必要です。
☑︎ バンザイをしたときに耳につかない
☑︎ 背中に手を回すと左右差が大きい
☑︎ クロールで水をかくときに肩が「引っかかる」
☑︎ 練習後に肩の外側や前側が重だるい
☑︎ タオルを後ろ手でつかもうとすると肩に痛みが出る
☑︎ 猫背・巻き肩が気になる
2つ以上当てはまる場合、肩甲骨や肩関節の動きに制限が出ている可能性が高いです。
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整体でのアプローチ
当院「からだラボ整体院NAGASAKI」では、水泳による肩の痛みや強張りに対し、以下の施術を行っています。
肩甲骨の可動域改善
肩甲骨を自在に動かせるようにすることで、肩関節への負担を大幅に軽減します。
筋肉・筋膜のリリース
大胸筋・小胸筋・広背筋・僧帽筋など、肩の動きを妨げる筋肉を丁寧に緩めます。
姿勢改善ストレッチ
猫背や巻き肩を改善し、泳ぎやすい身体の軸を作ります。
セルフケア指導
練習後に取り入れられる簡単なストレッチやフォーム改善のポイントもお伝えしています。
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患者様の声
「水泳を週4回していましたが、肩の痛みで思うように泳げませんでした。整体を受けてから肩甲骨の動きがスムーズになり、肩が軽くなった感覚があります。先生から教えていただいたストレッチを毎回取り入れることで、練習後の疲れ方も変わりました。今では大会前の調整にも通っています!」
(50代・女性・水泳愛好家)
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まとめ
水泳は健康にも心身にも素晴らしい効果がある反面、 肩関節への負担 が蓄積しやすいスポーツです。肩の痛みや強張りをそのままにすると、フォームの乱れだけでなく、日常生活にまで支障をきたす可能性があります。
整体とストレッチを組み合わせることで、肩甲骨や肩関節の可動域を広げ、快適に水泳を楽しむための身体づくりが可能です。
ぜひ、肩の痛みを我慢せず、専門的なケアを受けてみてください。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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