こんにちは。
長崎市で整体院を営んでおります「からだラボ整体院NAGASAKI」です。
今回は「ロードバイクが大好きで、週末は必ず走りに行く」という40代男性の患者様の症例をご紹介します。テーマは 「腕・肘・手首の痛みや強張り」。
ロードバイクは全身を使うスポーツですが、意外と多いのが上半身(特に腕や肘、手首)にかかる負担です。特にデスクワークや立ち仕事と両立している方は、日常生活とスポーツの疲労が重なり、症状が慢性化することも少なくありません。
今回は、実際に当院へご来院くださった患者様の「声」をインタビュー形式でお届けし、さらにセルフケア方法やセルフチェックリストもご紹介します。
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◆患者様プロフィール
年齢:40代男性
趣味:ロードバイク歴10年以上、週末に100km以上走行
主訴:腕・肘・手首の痛みと強張り
職業:デスクワーク中心(平日はPC作業が多い)
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◆インタビュー形式:患者様の声
Q:どのような症状でご来院されましたか?
A:「ロードバイクに乗ると、最初の1時間くらいは大丈夫なんですが、距離を重ねると腕や肘、手首がどんどん重だるくなってきて、強張りが出てくるんです。特にブレーキ操作や下ハンドルを握るときに違和感が強いですね。」
Q:日常生活でも不便を感じますか?
A:「感じますね。パソコンで長時間マウスを使った後なんかは、手首の内側が突っ張って、夕方になると握力も落ちる気がします。洗い物や子どもを抱っこするときにも痛みを感じることがあります。」
Q:今まで他の治療は受けられましたか?
A:「整形外科で診てもらいましたが、『特に異常はない』と言われ湿布を出されただけでした。マッサージにも行きましたが、その場は楽でも翌日にはまた戻ってしまう感じで…。根本的に改善したいと思い、整体を探してこちらに来ました。」
Q:実際に施術を受けてみていかがでしたか?
A:「正直びっくりしました。腕や手首の痛みなのに、最初に肩甲骨や背中の動きを診てもらって、『ここが固まっているから手首に影響している』と説明を受けて納得しました。施術後は手首の突っ張りがスッと抜けた感覚があり、ロードバイクに乗る時も前より楽にハンドルが握れるようになりました。」
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◆整体師の視点:なぜロードバイク愛好家に腕・肘・手首の痛みが出るのか?
ロードバイクは足で漕ぐイメージが強いですが、実際には長時間前傾姿勢を保ち、ハンドルに体重を預けるスポーツです。
特に今回の患者様の場合、
デスクワークで肩甲骨周囲が固まっている
前傾姿勢で腕に体重がかかりすぎる
手首の柔軟性が低下している
という要因が重なり、腕や手首に負担が集中していました。
肩甲骨や背骨の可動域を改善することで、腕や手首にかかる負担を分散できるため、根本的な改善が見込めます。
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◆セルフケア:ロードバイカー向け 腕・手首のストレッチ
1. 手首のストレッチ
片腕を前に伸ばし、反対の手で指先を下に軽く押す
前腕(手首の内側〜肘)に伸びを感じるところで20秒キープ
2. 前腕回旋運動
両肘を90度に曲げ、手のひらを上向き・下向きにゆっくりひねる
肘を支点に回旋させることで、手首と肘の可動域が広がる
3. 肩甲骨のストレッチ
両手を前で組み、背中を丸めるように腕を前へ伸ばす
肩甲骨の間に広がる感覚を味わいながら20秒キープ
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◆セルフチェックリスト:ロードバイク時の腕・手首の負担度チェック
☑ ロードバイクで1時間以上走ると手首や肘に痛みが出る
☑ ブレーキやシフト操作時に強張りを感じる
☑ パソコン作業後に前腕が突っ張る
☑ 握力が夕方になると落ちる感覚がある
☑ 肩甲骨の動きが硬く、背中が丸まりやすい
☑ マッサージをしてもすぐに症状が戻る
1つでも当てはまる方は、腕や手首の問題だけでなく「肩甲骨・背中・姿勢」が影響している可能性があります。
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◆まとめ:動けるカラダを取り戻すために
ロードバイクを長く楽しむためには、脚の強化だけでなく、上半身のケアが欠かせません。
「からだラボ整体院NAGASAKI」では、国家資格を持つ施術者が根本的な原因にアプローチし、再発しない身体づくりをサポートしています。
痛みや強張りで大好きなロードバイクを諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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