はじめに
こんにちは。からだラボ整体院NAGASAKIです。
今回は 「30代男性・デスクワーク中心の生活を送りながら、趣味でマラソンを続けている方」 に多い、
足底や足趾(足の指)の痛み・強張り・曲げにくさ について詳しく解説します。
「仕事で座りっぱなし → ランニングで酷使」という流れは、現代のランナーによく見られるライフスタイル。
ところが、この生活習慣が積み重なると、足裏の組織に大きな負担がかかり、足底腱膜炎・足趾関節の硬さ・慢性的な強張り を引き起こしてしまいます。
今回は、
足底足趾の痛みが出る原因
デスクワークとランニング習慣の関係
実際の患者様の声
セルフチェックリスト
改善・予防のためのアプローチ
を分かりやすくまとめました。
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1. 足底・足趾の痛みが出る主な原因
① デスクワークによる下肢の血行不良
長時間座りっぱなしの姿勢は、股関節やふくらはぎの筋肉を硬直させます。
その結果、足裏まで十分な血流や酸素が届かなくなり、足底筋膜や足趾関節が固まりやすくなる のです。
② ランニングによる繰り返しの負担
マラソンは一歩一歩の衝撃が足底腱膜や足趾関節に蓄積されるスポーツ。
デスクワークで固まった下肢の状態で走ると、クッション機能が低下 → 足裏に直接的なダメージ が集中します。
③ 足趾の可動域制限
特に親指(母趾)の動きが悪くなると、蹴り出しがスムーズにできず、足底腱膜や小趾に負担 がかかります。
「足の指が曲げられない」「強張ってしまう」という訴えは、ランナーに非常に多い症状です。
④ 足裏アーチの崩れ
偏平足や過剰なアーチ(土踏まずの硬直)により、足底の筋膜が引っ張られ続けて炎症が起こります。
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2. デスクワークとランニングの相乗ストレス
「座りっぱなし」と「走りすぎ」…一見、正反対のライフスタイルですが、実は相性が良くありません。
デスクワーク → 股関節・ふくらはぎ・足裏の筋肉が硬直
そのままランニング → 着地衝撃が緩和できず足底に集中
結果 → 足底腱膜炎や足趾関節の硬直・痛み へ
特に30代はまだ回復力があるため、多少の痛みを我慢して走れてしまいます。
しかし、この「違和感の積み重ね」が、将来的に大きなケガやパフォーマンス低下に直結するのです。
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3. 患者様の声(30代男性・マラソンランナー)
> 「週5でデスクワークをしていて、週末には20km以上走るのが習慣でした。
半年前から足裏に違和感を覚え、次第に足の指が強張って曲げにくくなりました。
最初は『走りすぎかな』と思いストレッチやアイシングを試しましたが改善せず…。
仕事中の座り姿勢の悪さも関係していると知った時は驚きました。
施術を受けてからは足趾の可動域が広がり、走るときの蹴り出しが軽くなったのを実感しています。
今はフォーム改善やセルフケアを教わりながら、安心してマラソンを続けられています。」
このように、「デスクワーク × ランニング」特有の問題 に気づかず放置してしまう方は多いです。
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4. セルフチェックリスト
あなたの足は大丈夫ですか? 以下に当てはまるものがあるか確認してみましょう。
[ ] 朝起きた時、最初の一歩で足裏が痛む
[ ] 足の指が硬く、曲げ伸ばしがしにくい
[ ] ランニング後、足裏の張りが強く残る
[ ] 長時間座ったあとに立ち上がると足裏に違和感がある
[ ] マラソンの後半で蹴り出しが弱くなる
[ ] 靴底のすり減りが左右で大きく違う
[ ] ふくらはぎの硬さが常に気になる
✅ 3つ以上当てはまる場合、足底腱膜や足趾の機能低下が進行している可能性 があります。
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5. 改善のためのアプローチ
① 足裏〜足趾の可動域回復
手で指を反らすストレッチ
ゴルフボールを足裏で転がすマッサージ
② 股関節・ふくらはぎの柔軟性改善
デスクワーク中の座り姿勢を正す
ふくらはぎのストレッチを1日数回
③ ランニングフォームの見直し
母趾で蹴り出せるフォームを意識
シューズの見直し(クッション性・サイズ)
④ プロによる整体・ストレッチケア
セルフケアで限界を感じる場合、専門的な施術によって筋膜の癒着を解消し、動けるカラダを取り戻すこと が重要です。
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まとめ
デスクワークとランニングは、実は足裏に大きな負担をかけやすい組み合わせ。
足底や足趾の痛み・強張りは、早めにケアすることで改善可能。
「仕事も趣味も両立して楽しみたい!」という30代男性ランナーこそ、定期的なケアが必要です。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
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