〜ケガをしない低重量トレーニングで動けるカラダを作る〜

導入

40歳を過ぎてから「運動を始めたい」と思い、自己流で筋トレを始めた方は少なくありません。
しかし、多くの方が次のような壁にぶつかります。

  • ジムに行っても正しいフォームがわからず、なんとなくやっている

  • 我流で続けた結果、肩や腰、膝を痛めてしまった

  • 高重量を扱おうとしてフォームが崩れ、成果が出ない

  • 「筋肉を増やす」よりも「関節の痛みと格闘する時間」が増えてしまった

そして、運動そのものをやめてしまい、再び不調を抱えながら日常生活に戻ってしまう——。
そんな残念な経験をされた方を、私はこれまで何百人も見てきました。

からだラボ整体院NAGASAKIが提案するのは、「高重量トレーニング」ではなく「低重量+正しいフォーム習得」を軸にした生涯トレーニング
そのゴールは、単なる筋肉の増強ではなく、60代、70代、80代になっても元気に動けるカラダを維持し、人生を楽しむことです。


第1章|なぜ高重量より低重量トレなのか

高重量トレーニングは確かに筋肉の肥大に有効ですが、同時に関節や腱への負担も大きいのが現実です。
特に40歳以降は、筋肉の回復力や関節の柔軟性が20代・30代よりも落ちており、高重量を扱えば扱うほどケガのリスクが高まります。

低重量トレーニングのメリットは次の通りです。

  1. フォームを崩さず安全に動作できる

  2. 関節や腱への負担が少ない

  3. 動きの中で可動域を確保できる

  4. 筋持久力と関節安定性が向上する

つまり、低重量+正しいフォーム習得こそが、ケガを防ぎながら長く筋トレを続けるための最適解なのです。


第2章|40歳以上の筋トレで多いケガ

1. 肩の痛み

特にベンチプレスやショルダープレスで、肩関節の前面や奥に痛みを訴える方が多いです。これは肩甲骨の動き不足やフォームの崩れが原因です。

2. 腰痛

デッドリフトやスクワットで骨盤の位置が崩れ、腰椎に負担が集中。反り腰や猫背のまま動作してしまうことで痛みが発生します。

3. 膝の痛み

膝だけで動作を行うことで、関節前面に過剰な負担がかかります。股関節の可動域不足が大きな要因です。


第3章|当院の「生涯トレ」メソッド

からだラボ整体院NAGASAKIでは、40歳以上の筋トレ愛好家のために、痛みを改善しながら正しいフォームを習得するトレーニングプログラムを提供しています。


1. 万能ストレッチ整体

可動域を広げることで、安全で正しいフォームを取りやすい身体を作ります。肩甲骨・胸椎・股関節の動きを回復させ、筋トレでのケガを防ぎます。


2. オリジナル鍼灸

関節や筋肉の痛みがある場合には鍼治療を併用し、炎症やこわばりを和らげます。痛みを早期に抑えることで、トレーニング再開をスムーズにします。


3. パーソナルトレーニング

フォーム習得を目的とした低重量トレーニングを指導します。対象はゴリゴリの筋トレマニアではなく、「健康のために安全に筋トレを続けたい人」
トレーニングの都度、動画や口頭でフィードバックを行い、フォームを身体に定着させます。


4. セルフケア指導

自宅やジムで行えるストレッチ・体幹エクササイズを習得し、日常的に実践していただきます。来院ごとに復習と新しいメニューの追加を行います。


第4章|改善事例

50代男性・自己流トレで肩痛

自己流ベンチプレスで右肩を痛め、2ヶ月以上トレーニングを休止。当院で肩甲骨の動き改善+低重量フォーム習得を行い、3ヶ月で痛みなく復帰。

60代女性・スクワットで膝痛

膝をかばいながらのフォームで筋トレを続け、症状悪化。当院で股関節可動域改善+低重量スクワットを習得し、膝痛ゼロで日常生活が快適に。


第5章|ゴールは「動けるカラダ」=幸せな人生

私たちが目指すのは、筋肉隆々のボディを作ることではありません。
60代、70代、80代になっても、自分の足で歩き、趣味を楽しみ、旅行にも行ける「動けるカラダ」を作ることです。

筋トレはそのための手段であり、人生を豊かにする最高のツールです。
だからこそ、ケガで中断するのではなく、低重量+正しいフォーム+可動域改善で一生続けられる筋トレを身につけてほしいのです。