1. 「このままじゃ、将来が不安…」
今回ご紹介するのは、50代女性経営者の患者様。
長崎市内で会社を経営され、日々多忙なスケジュールをこなしています。
人前に立つことも多く、見た目の印象や健康管理には常に気を配ってきました。
しかし、ここ数年でどうしても気になるようになったのが下腹部のたるみ。
体重はほとんど変わっていないのに、スーツのウエストがきつくなり、鏡に映る自分の姿にため息が出る日々。
「お腹周りがこんなに崩れるなんて…」
「このままじゃ、健康にも悪いんじゃないか…」
そんな不安が頭をよぎります。
2. 多忙な生活が招いた“動かない時間”
この患者様の生活を振り返ると、
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朝から夜までデスクワーク中心
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車での移動が多く、歩く距離は最小限
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会食や接待が多く、食事時間や内容が不規則
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運動らしい運動はほぼゼロ
経営者としての責任感と忙しさから、“動かない時間”が圧倒的に長い生活になっていました。
これが筋肉の衰え、特に股関節まわりと下腹部の筋肉の弱化を進行させ、姿勢の崩れやお腹のたるみの原因となっていたのです。
3. 初回カウンセリングと姿勢分析
初めて当院を訪れた日、姿勢や動作のチェックを行いました。
結果は…
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骨盤が後傾し、腰椎の前弯が減少
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股関節の屈曲・伸展の可動域が狭い
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腹横筋・腹直筋下部の筋力低下
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肩甲骨の可動域も制限され、背中全体が硬い
このまま筋トレを始めても腰を痛めるリスクが高く、効果が出にくい状態。
そこで当院では、まず万能ストレッチで全身の可動域を改善することからスタートしました。
4. 改善の第一段階:万能ストレッチ整体
「万能ストレッチ整体」は、当院独自の全身調整メソッドです。
筋肉と骨格を同時に整え、体の土台から可動域を広げることで、動きやすくケガをしにくい身体へ導きます。
実施した主なストレッチ
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股関節の外旋・内旋ストレッチ:硬くなった股関節を解放し、骨盤の動きをスムーズに
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腸腰筋ストレッチ:腰と股関節をつなぐインナーマッスルを柔らかく
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背骨(胸椎・腰椎)の伸展・回旋ストレッチ:猫背姿勢を改善
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肩甲骨の可動域拡大ストレッチ:背中の硬さを解消し、呼吸も深く
1ヶ月後の変化
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股関節の動きが明らかに広がる
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姿勢が自然と伸びるようになり、立ち姿が美しく
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歩幅が広くなり、歩くスピードが速くなる
この時点で、「腰が軽くなった」「歩くのが楽しい」という言葉が聞けるようになりました。
そして次のステップとして、パーソナルトレーニングを導入しました。
5. 改善の第二段階:パーソナルトレーニングで筋力アップ
可動域が広がった身体は、筋トレ効果を最大限に引き出せます。
ここからは、下腹部の引き締めと体幹の安定性を目的としたトレーニングを行いました。
① ホームローラーを使った下腹部トレ
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仰向けでローラーを腰下に置き、骨盤を安定させる
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両足を浮かせ、下腹部を意識して足を上下
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腹横筋・腹直筋下部をしっかり刺激
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10回 × 3セット
② 股関節周囲の筋力アップ
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四つ這い姿勢で片足を真横に開く
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内転・外転を繰り返し、股関節の安定性を強化
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チューブを使い負荷を追加
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左右10回 × 3セット
③ 体幹安定化エクササイズ
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プランク(30秒〜1分)
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呼吸を整えながら腹横筋を収縮
6. 3ヶ月間の変化
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1ヶ月目(万能ストレッチ中心):可動域大幅改善、姿勢が美しく
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2ヶ月目(トレーニング併用):お腹周りが引き締まり、腰痛も減少
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3ヶ月目:下腹部-5cm、股関節の柔軟性が格段にアップ
本人からも「着たい服が似合うようになった」「人前に立つのが楽しい」と笑顔がこぼれるようになりました。
7. 継続で得られる未来
現在は、月1回の万能ストレッチ整体+週1回のパーソナルトレーニング+毎日のホームローラー習慣を継続中。
仕事の合間に行う短時間のセルフケアも習慣化。
「これなら60代、70代になっても動ける自信がある」
「社員にも運動を勧めるようになった」
と、健康意識は職場全体にも広がっています。
8. まとめ
ポッコリお腹の改善には、
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万能ストレッチで可動域改善
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パーソナルトレーニングで筋力アップ
という順番が最短ルートです。
筋肉・関節・神経のバランスを整えた上で鍛えることで、姿勢改善・引き締め・腰痛予防など多くの効果が得られます。
50代からでも体は変わります。
そして、それは外見だけでなく、自信と生活の質(QOL)を大きく高めてくれます。
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