はじめに
60代に入り、体力や筋力の低下を実感される方は少なくありません。特にデスクワーク中心の生活をされている男性の中には、「歩き出すと足首が痛む」、**「長時間の座り姿勢のあとに足首が固まるように感じる」**といったお悩みを抱えて来院される方が増えています。
一見するとデスクワークと足首の痛みは結びつきにくいように思えますが、実は姿勢や血流の滞り、筋肉のアンバランスが大きく関係しているのです。
この記事では、60代男性の「デスクワークによる足首の痛み」に焦点を当て、その原因・日常生活への影響・改善方法を詳しく解説していきます。さらに、当院に通院された患者様の声やセルフチェックリストも掲載しておりますので、ご自身の状態を確認しながら読み進めてみてください。
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デスクワークと足首の痛みの関係
「デスクワーク=座っているだけだから足首には関係ない」と思われがちですが、実際には以下のような要因で足首に大きな負担がかかっています。
1. 長時間の座位による血流不良
座りっぱなしでいると下半身の血流が滞り、ふくらはぎや足首にむくみや張り感が出やすくなります。これが慢性的に続くと、関節の動きが悪くなり「歩き始めに痛い」という症状を引き起こします。
2. 足首の可動域の低下
年齢を重ねることで柔軟性が落ち、足首の動きが制限されていきます。特にデスクワーク中心の生活では、足首を大きく使う機会が減るため、関節まわりの組織が硬くなりやすいのです。
3. 姿勢の崩れと体の連鎖
猫背や骨盤の後傾姿勢が続くと、重心のバランスが崩れ、歩行時や立ち上がり時に足首へ余計な負担がかかります。実際に腰や膝の不調から足首の痛みに波及しているケースも少なくありません。
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日常生活での影響
足首の痛みは軽視されがちですが、放置すると生活の質に大きな影響を及ぼします。
朝起きて歩き出すときに足首が固まったように痛む
通勤時や買い物などの歩行がつらくなる
趣味のウォーキングやスポーツが続けられない
階段の上り下りが億劫になる
転倒リスクが高まる
このように、足首の痛みは「動きたくない」という心理を生み、さらに筋力低下や関節硬化を招くという悪循環に陥りやすいのです。
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当院のアプローチ
当院「からだラボ整体院NAGASAKI」では、足首の痛みを単に局所の問題と捉えるのではなく、全身のバランスの乱れから整えていくことを大切にしています。
1. 姿勢と歩行のチェック
まずは骨盤や背骨の歪み、重心のかかり方をチェックし、足首への負担がどこから来ているかを明確にします。
2. 足首の可動域改善
ストレッチ整体で足首まわりの柔軟性を回復し、固まった関節をスムーズに動かせる状態に導きます。
3. ふくらはぎ・股関節の連動改善
足首単体ではなく、下肢全体の動きや筋肉の連動を取り戻すことで、再発しにくい体づくりを目指します。
4. 動けるカラダづくり
セルフケアとして、デスクワークの合間にできる「かかとの上げ下げ運動」や「足首回し」を指導し、普段から動ける体を維持できるようサポートしています。
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足首の不調セルフチェックリスト
以下の項目に当てはまるものがある方は、足首に負担がかかっている可能性があります。
□ 朝起きたときに足首がこわばる
□ 歩き出しに足首が痛む
□ 階段の昇降がつらい
□ 足首の可動域が狭い(正座やしゃがみ込みが苦しい)
□ 夕方になると足首がむくむ
□ デスクワーク後に足首が重だるい
3つ以上チェックがついた方は、早めのケアをおすすめします。
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患者様の声
60代男性・事務職
「長年デスクワークを続けてきて、ここ数年は歩き出すときの足首の痛みに悩まされていました。最初は『年齢のせいだろう』と諦めていたのですが、だんだんと歩くのもつらくなり、こちらに相談しました。施術を受けてから少しずつ足首が軽くなり、今では通勤も楽になりました。先生に教えてもらった足首の運動も続けていて、体全体が動きやすくなったのを感じます。」
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まとめ
デスクワーク中心の生活は、腰や肩だけでなく足首にも影響を及ぼします。
「ただの疲れ」「年齢のせい」と思って放置してしまうと、歩行や日常生活に大きな支障をきたす恐れがあります。
大切なのは、全身のバランスを整えながら、足首を正しく動かせる体を取り戻すことです。
足首の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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