60代の男性。趣味は週1〜2回のゴルフ。
左腰の痛みが慢性的にあり、スイング時や長時間の立位で悪化していました。
当院で評価したところ、骨盤後傾がほとんどできないほど可動域が制限され、腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)が著しく緊張している状態でした。
さらに「姿勢を正そう」と胸を張りすぎるあまり、**反り腰(骨盤前傾)**で生活していたことが腰痛の大きな原因となっていました。
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来院までの経緯
ゴルフのスイング中に腰が詰まるような痛み
日常生活でも立位・歩行時に腰が張る
他店でパーソナルトレーニングを受けるも、姿勢改善はできず腰痛も変化なし
「正しい姿勢=腰を反らす」という誤った意識で反り腰が固定化
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当院での改善アプローチ
1. 万能ストレッチ整体で腸腰筋を徹底的に緩める
腰椎前弯を強めていた腸腰筋をピンポイントでストレッチ
太もも前(大腿四頭筋)・腰背部(多裂筋・脊柱起立筋)の緊張を同時に解除
骨盤の自然な後傾可動域を取り戻す
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2. 骨盤後傾エクササイズの習得
仰向けで腰を床に押し付ける動作からスタート
息を吐きながら腹横筋・骨盤底筋を使い、腰椎前弯をコントロール
ゴルフスイング時に骨盤が前傾しすぎないフォームを意識
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3. 正しい立位・スイングフォームの再教育
胸を張る=反る という誤解を修正
股関節を使って前傾姿勢を作る「ヒップヒンジ」動作を指導
腰椎への負担を軽減するスイング動作へ移行
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改善の経過
初回〜3回目:腸腰筋の硬さが和らぎ、骨盤後傾の動きが出始める
4〜6回目:腰痛が半減。ゴルフ後の張り感も軽減
8回目以降:骨盤後傾・前傾のコントロールが可能に。スイングが安定
現在は月2回のメンテナンス+自主トレ継続で良好な状態を維持
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ポイント
腰痛改善のカギは「腸腰筋の柔軟性」と「骨盤の可動域」
特にゴルファーは股関節の動きが硬くなると、腰で代償動作をしてしまい腰痛を悪化させる
正しい骨盤コントロールができれば、スイングの安定と腰痛予防が同時に可能
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