はじめに
50代男性といえば、仕事でも家庭でも責任の重い立場にある年代です。
「まだ体力には自信がある」
「若い頃と同じように動けるはずだ」
そう思って無理を重ねてしまう方が多い一方で、実際には 体力の回復スピードは20代・30代の頃とは大きく違う ことを実感し始める年代でもあります。
特に、立ち仕事をしている50代男性に多いのが 肩甲骨内側の痛み。
「仕事終わりになると背中が重だるい」
「肩甲骨の内側がズキッと痛む」
「湿布やマッサージではごまかせない」
そんな症状を放っておくと、仕事のパフォーマンス低下だけでなく、姿勢や呼吸にまで影響してしまいます。
今回は、実際に当院へ来院された50代男性・立ち仕事のケースをもとに、
痛みの原因
50代特有の背景
改善アプローチ
セルフケア方法
をご紹介していきます。
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症例紹介|50代男性・立ち仕事(肩甲骨内側の痛み)
◆ ご来院時の状態
工場での立ち仕事が中心(1日10時間以上、ほぼ立ちっぱなし)
夕方になると肩甲骨の内側が強く痛む
休みの日も背中が張りつめて、リラックスできない
マッサージは「その場しのぎ」で数時間後には痛みが戻る
◆ ご本人の言葉
「若い頃は残業しても全然平気だったんですが、最近は背中が痛くて、家に帰ると動けなくなるんです。年齢のせいかなと思ったんですが、これからまだ10年以上は働かないといけないので、なんとか改善したいと思いました。」
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50代男性特有の肩甲骨内側の痛みの背景
1. 筋肉の持久力低下
20〜40代に比べ、50代は 「疲労が溜まりやすく抜けにくい」 のが特徴です。
立ち仕事で長時間同じ姿勢を取ると、肩甲骨周りの筋肉が硬直しやすくなります。
2. 姿勢の崩れ
加齢による筋力低下やお腹まわりの体型変化で、背骨が丸くなりやすいのも50代男性の特徴です。
猫背になると肩甲骨の可動域が制限され、内側に負担が集中します。
3. ストレス・自律神経の影響
仕事・家庭・健康のプレッシャーが重なる年代。
交感神経が優位になり、筋肉が常に緊張してしまうことで「背中の張り」が強く出ることもあります。
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肩甲骨内側の痛みが起きるメカニズム
1. 長時間の立ち姿勢 → 背中の筋肉(僧帽筋・菱形筋)が硬直
2. 猫背や前傾姿勢 → 肩甲骨が外側に引っ張られ、内側に負担集中
3. 血流不足 → 疲労物質が溜まり、痛みやだるさを感じやすい
4. 呼吸が浅くなる → 酸素不足でさらに疲れやすくなる
👉 つまり、肩甲骨内側の痛みは 「ただの肩こり」ではなく、全身のバランスが崩れた結果」 なのです。
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セルフチェック|あなたも要注意?
✅ 立ち仕事の後、背中が重だるい
✅ 肩甲骨の内側にズキッと刺すような痛みがある
✅ 深呼吸をすると背中が突っ張る
✅ 背筋を伸ばすとすぐに疲れる
✅ 湿布・マッサージの効果が長続きしない
👉 3つ以上当てはまれば「肩甲骨ケアが必要なサイン」
👉 5つ以上なら整体による専門的な改善が望ましいです。
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当院での改善アプローチ
1. 姿勢分析
肩甲骨だけでなく、背骨・骨盤・股関節のバランスを確認します。
2. 万能ストレッチ整体
肩甲骨の内側に張りついた筋肉をやさしくリリース
胸郭を開放し、呼吸を深める施術
下半身(特にふくらはぎ・股関節)の疲労も取り除き、立ち仕事での全身バランスを改善
3. セルフケア指導
タオルストレッチで肩甲骨を開く運動
壁に手をついて胸を伸ばすストレッチ
仕事中でもできる肩甲骨まわし・かかとの上げ下げ運動
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実際の患者様の声(50代男性・工場勤務)
「整体は初めてでしたが、肩甲骨の内側の痛みがスッと軽くなり、驚きました。仕事が終わった後の疲労感が全然違います。今では週末も趣味の釣りを楽しめるようになりました。」
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まとめ|50代からの身体ケアが未来を変える
肩甲骨内側の痛みは「立ち仕事だから仕方ない」「年齢のせい」と思いがちですが、決して我慢する必要はありません。
むしろ50代は「まだ働き盛り」だからこそ、身体のケアを始めるベストタイミング。
整体とセルフケアを組み合わせることで、 仕事のパフォーマンスも、生活の質も大きく向上 します。
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