はじめに
60代男性の多くは「そろそろ定年」と思いながらも、まだ現役でデスクワークを続けている方が少なくありません。管理職として会議や書類作業が多かったり、再雇用でPC業務を中心に働いたりと、長時間の座り姿勢を余儀なくされます。
その結果として出やすいのが、 肩甲骨内側の痛みや張り感 です。
「ずっと座っていると背中が重だるい」
「肩甲骨の内側がズキズキして集中できない」
「マッサージでは一時的に良くなるけど、すぐに再発する」
このような訴えは、60代男性のデスクワーク特有の体のサインかもしれません。
本記事では、肩甲骨内側の痛みの原因から、放置した場合のリスク、当院での整体アプローチ、そしてセルフケア法まで詳しく解説します。
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60代男性に肩甲骨内側の痛みが多い理由
1. 筋肉の柔軟性低下
加齢とともに筋肉や腱の弾力は失われやすくなります。特に肩甲骨を支える 僧帽筋・菱形筋・広背筋 は硬くなりやすく、座りっぱなしの姿勢でさらに負担が蓄積します。
2. デスクワークの姿勢
デスクワークでは、モニターを見るために 頭が前に突き出る(ストレートネック) 姿勢や、 肩が丸まる(猫背) 姿勢になりやすいです。この状態が続くと、肩甲骨内側にストレスが集中します。
3. 運動不足
若いころは運動をしていた方でも、60代になるとどうしても運動量が減ります。特に男性は「上半身の柔軟性不足」が顕著になり、背中や肩甲骨の動きが制限されてしまいます。
4. 眼精疲労・自律神経の乱れ
長時間のパソコン作業は目の疲れだけでなく、自律神経の乱れを引き起こし、肩や背中の筋肉の緊張を高めます。結果的に肩甲骨内側の痛みが慢性化します。
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放置するとどうなる?
慢性的な肩こりや背部痛
頭痛・眼精疲労の悪化
呼吸の浅さ → 酸素不足感・疲労感
可動域制限(振り向きにくい・腕が上げにくい)
四十肩・五十肩の進行リスク
頸椎症や神経圧迫による手のしびれ
60代男性は加齢に伴う組織変化があるため、放置すると「ただの筋肉疲労」では済まなくなるケースが多いのです。
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当院での施術アプローチ
からだラボ整体院NAGASAKIでは、肩甲骨内側の痛みに対し、表面的なマッサージではなく、 全身のバランスを整える整体施術 を行います。
施術の流れ
1. 詳細なカウンセリングと姿勢分析
デスクワーク時の姿勢確認
肩甲骨・背骨・骨盤の可動域チェック
2. 肩甲骨リリース
内側に張りついた肩甲骨を動かし、菱形筋・僧帽筋の緊張を解消
3. 背骨・骨盤の調整
猫背やストレートネックの原因を根本から改善
4. 呼吸改善アプローチ
肋骨・横隔膜を動かし、呼吸を深めて全身の血流を促進
5. セルフストレッチ指導
デスクワーク中でも簡単にできるエクササイズを提案
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セルフチェック
ご自身で次の項目を確認してみましょう。
椅子に座るとすぐに猫背になる
肩甲骨の内側に 指で押すと痛い場所 がある
首を横に倒すと背中が突っ張る
深呼吸をすると背中が詰まった感覚になる
長時間のデスクワーク後、 肩甲骨内側に“ピリッ”とした痛み が出る
ひとつでも当てはまる方は、症状が進行する前にケアを始めることをおすすめします。
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患者様の声(60代男性・デスクワーク)
> 「定年前から続けている事務仕事で、長時間座っていると肩甲骨の内側が痛くてつらい状態でした。湿布やマッサージではごまかせなくなり、こちらに来院しました。施術後は背中が軽くなり、姿勢もまっすぐになった感覚があります。今では月に1度のメンテナンスで快適に仕事を続けられています。」
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ご自宅でできる簡単セルフケア
1. 肩甲骨寄せストレッチ
椅子に座ったまま、両肘を後ろに引いて肩甲骨を寄せる
10秒キープ × 5回
2. タオルストレッチ
タオルを両手で持ち、頭上に上げてゆっくり背中側へ引く
肩甲骨の可動域を広げる効果あり
3. 深呼吸リセット
1時間に一度は椅子から離れ、3回深呼吸
肋骨をしっかり広げる意識で
これらを習慣化することで、肩甲骨内側の痛みを予防できます。
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まとめ
60代男性のデスクワークによる肩甲骨内側の痛みは、 姿勢・柔軟性・運動不足 が重なって生じる慢性症状です。
放置すると呼吸や神経にも影響
マッサージだけでは根本改善は難しい
肩甲骨・背骨・骨盤を整えることが重要
当院では、 全身のバランスを整える整体 と セルフケア指導 を組み合わせ、長年の不調を根本から改善へと導きます。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
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