はじめに
立ち仕事をされている方にとって、股関節の痛みや「詰まるような感覚」は非常に辛い症状です。特に60代に入ると筋力低下や関節の柔軟性の衰え、さらには長年の体の使い方の癖が積み重なり、症状が出やすくなります。
本記事では、**「60代女性・立ち仕事・股関節の痛み詰まり感」**をテーマに、原因・セルフチェック方法・改善アプローチを解説し、実際に当院へ通院された患者様の声もご紹介します。股関節の不調でお悩みの方の参考になれば幸いです。
—
股関節の痛み・詰まり感の特徴
✅ よくある症状
長時間立っていると股関節が重だるい
足を開いたり、靴下を履こうとすると引っかかる感じがする
歩き始めに股関節が痛むが、少し歩くと楽になる
階段や段差で違和感が強くなる
夜、寝返りの時に股関節が「詰まる感じ」がする
この「詰まり感」は、関節の動きの悪さ(可動域制限)や筋肉・靭帯の硬さが影響していることが多く、放置すると変形性股関節症のリスクにもつながります。
—
股関節の痛み・詰まり感の原因
1. 立ち仕事による負担
立ちっぱなしの姿勢では、股関節周囲の筋肉(中殿筋・大腿筋膜張筋・腸腰筋など)が緊張し、硬くなります。その結果、関節内のスペースが狭まり「詰まる」ような感覚が生じます。
2. 姿勢の崩れ
反り腰(腰椎の過度な前弯)
骨盤の前傾・後傾のアンバランス
これらが股関節に偏ったストレスを与え、痛みを悪化させます。
3. 加齢による変化
60代では筋肉量や軟骨の弾力性が低下し、クッション機能の低下が起きます。その結果、股関節の動きがスムーズにいかず「詰まり感」につながります。
4. 体の使い方の癖
片足重心で立つ
足を組む習慣
片側ばかりに体重をかける
こうした癖が積み重なり、左右差による痛みが出てきます。
—
セルフチェックリスト
ご自身の状態をチェックしてみましょう。
[ ] 長時間立つと股関節が重い
[ ] 靴下を履く動作がつらい
[ ] 足を横に開きにくい
[ ] 階段の上り下りで違和感がある
[ ] 寝返りのたびに股関節が気になる
[ ] 歩くと股関節がゴリゴリする感じがある
[ ] 片足重心で立つ癖がある
3つ以上当てはまる方は、股関節に負担が蓄積しているサインです。
—
改善のためのアプローチ
1. 股関節周囲の筋肉をほぐす
大腿前面(太もも)を軽くストレッチ
お尻の筋肉(中殿筋)をフォームローラーでほぐす
腸腰筋を伸ばすストレッチを行う
2. 股関節の可動域改善
整体では「関節モビライゼーション」や「ストレッチ整体」を用い、股関節の動きを広げていきます。
3. 骨盤・腰部の調整
股関節だけでなく骨盤・腰椎の動きも整えることで、股関節への負担を減らします。
4. 生活習慣の見直し
長時間立つ際は片足を少し高い台に乗せる
座る時は足を組まない
適度に歩行やストレッチを取り入れる
—
患者様の声(60代女性・立ち仕事)
「長年販売の仕事をしており、夕方になると右の股関節がズーンと重く、靴下を履くときも詰まるようで苦労していました。整形外科では『年齢的なもの』と言われ、湿布でしのいでいましたが改善せず…。
からだラボ整体院NAGASAKIさんに通うようになってから、まず腰や骨盤の歪みを整えていただき、少しずつ股関節の動きがスムーズになってきました。今では靴下もスッと履けるようになり、仕事の立ち時間も以前より楽になりました。先生が教えてくださったストレッチも続けています。もっと早く相談すればよかったです!」
—
まとめ
股関節の「詰まり感」は放置すると悪化しやすい
立ち仕事や姿勢の癖、加齢による影響が大きい
セルフチェックとストレッチで早期対応が大切
専門的な整体で股関節・骨盤・腰を整えることで改善が期待できる
股関節は「歩く」「立つ」「座る」すべての動作に関わる大事な関節です。少しでも違和感を感じたら、早めのケアをおすすめします。
—
📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
🌐 公式HPはこちら
💻 オンライン予約はこちら
コメント