はじめに
「立ち仕事をしていると股関節が詰まったように感じる」「歩くと股関節の奥が痛い」「長時間立っていると股関節が固まる感じがする」——そんなお悩みを抱えている方は少なくありません。特に50代女性は、更年期や筋力低下、長年の生活習慣の影響も重なり、股関節周囲に不調を訴えるケースが非常に多いです。
今回の記事では、50代女性・立ち仕事をしている方の股関節の痛み・詰まり感に焦点をあて、原因・日常生活での注意点・整体での改善例を詳しくご紹介します。
—
症例:50代女性・販売業(立ち仕事)
主訴
股関節の奥が「詰まった感じ」が常にある
歩くと痛みが強くなり、休むと和らぐ
長時間の立ち仕事で腰や膝にも負担を感じてきた
生活背景
1日7〜8時間は立ちっぱなし
休憩時間も座れる環境が少なく、下半身に常に負担がかかる
運動習慣はほとんどなし
最近は階段の上り下りでも「ズキッ」とした痛みが出る
この方のように、「股関節が詰まる」「スムーズに動かない」といった感覚は、立ち仕事を続けている方に特有の症状です。
—
股関節の痛み・詰まり感の原因
股関節は体重を支える重要な関節で、動きの自由度が高い反面、負担も大きくなります。
主な原因
1. 股関節周囲の筋肉(腸腰筋・中殿筋)の硬直
→ 長時間の立位で筋肉が緊張し、動きが制限される
2. 骨盤・腰椎の歪み
→ 片足重心などのクセで股関節に偏った負担がかかる
3. 軟骨や関節の変性(変形性股関節症の初期)
→ 年齢とともに摩耗し、詰まりや痛みを感じやすくなる
4. 血流不足・代謝低下
→ 立ちっぱなしで下半身の循環が悪くなり、炎症や疲労が抜けにくい
—
立ち仕事で悪化しやすい動作
片足に重心をかける
長時間、動かずに立ち続ける
中腰姿勢を繰り返す
ヒール靴や硬い靴での勤務
こうした動作が股関節に負担をかけ、「詰まり感」を悪化させてしまいます。
—
股関節セルフチェックリスト
ご自身に当てはまるか確認してみましょう。
[ ] 長時間立っていると股関節が重くなる
[ ] 歩き始めに股関節が固い
[ ] 階段の昇降で痛みが出る
[ ] 足を組むクセがある
[ ] 股関節の可動域(開脚・回旋)が狭くなっている
[ ] 腰や膝の痛みも一緒に感じることがある
3つ以上当てはまる場合、股関節の機能低下が進んでいるサインかもしれません。
—
当院でのアプローチ
1. 股関節周囲の筋肉を緩める
特に腸腰筋・大腿筋膜張筋・中殿筋などを重点的にストレッチ&リリースし、関節の動きを取り戻します。
2. 骨盤・腰椎の調整
骨盤の傾きや腰椎の歪みを整えることで、股関節にかかる負担を軽減します。
3. 姿勢・立ち方の改善指導
立ち仕事に耐えられるよう、重心の置き方や足裏の使い方を指導します。
4. セルフケア指導
ご自宅でできる「股関節ほぐしストレッチ」や「インナーマッスルのトレーニング」を指導し、再発防止を目指します。
—
患者様の声(50代女性・販売業)
「股関節の奥の詰まり感が、毎日仕事をしていると本当に辛かったです。整形外科では『加齢のせい』と言われて湿布をもらうだけで改善せず、どうしたらいいか分かりませんでした。
こちらで施術を受けて、まず立ち姿勢が楽になったのに驚きました。回数を重ねるごとに股関節の動きがスムーズになり、今では仕事終わりでも以前のような痛みはほとんどありません。教えていただいたストレッチも毎日続けています。もっと早く来ればよかったと思っています。」
—
まとめ
股関節の「痛み」や「詰まり感」は、放っておくと腰・膝・背中にも波及し、日常生活全体に影響を及ぼします。特に立ち仕事の方は、早めのケアがとても重要です。
股関節の痛み・詰まり感は筋肉・骨盤・関節のバランスの崩れから起こる
セルフチェックで3つ以上当てはまる場合は要注意
整体+セルフケアで改善と再発予防が可能
「年齢のせい」とあきらめず、動けるカラダづくりを始めてみませんか?
—
📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
🌐 公式HPはこちら
💻 オンライン予約はこちら
コメント