はじめに
出産後、赤ちゃんのお世話や抱っこ、授乳など、日常生活の多くが「腕」や「肩」に大きな負担をかけています。
その結果、「肩関節が痛くて動かしにくい」、「上に手を挙げづらい」、「抱っこで肩がズキッと痛む」といった悩みを訴える方は少なくありません。
特に産後は、妊娠中のホルモン変化や出産による体幹の不安定さが重なり、筋肉や関節に通常以上の負担がかかりやすい時期です。
「そのうち治るだろう」と我慢していると、四十肩・五十肩に移行してしまうケースや、慢性化して日常生活に大きな支障をきたすケースも見られます。
今回は、産後に多い肩関節の痛みや動かしにくさについて、原因と対策を詳しく解説し、さらにセルフチェックや実際に改善された患者様の声をご紹介します。
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産後の肩関節痛・動かしにくさの主な原因
1. 抱っこや授乳による負担
赤ちゃんを長時間抱っこすることで、肩や腕の筋肉に過度な緊張が走ります。特に片腕だけで抱く習慣がある方は、片側の肩関節や肩甲骨周囲の筋肉が硬直しやすくなります。
2. ホルモンの影響
妊娠中から出産後に分泌されるホルモン「リラキシン」によって、関節や靭帯が緩みやすくなります。
そのため、肩関節の安定性が低下し、動かすたびに痛みを感じやすくなるのです。
3. 姿勢の乱れ
授乳やオムツ替えなどで前かがみになることが多く、猫背姿勢が習慣化すると肩関節の可動域が狭くなります。結果として、**「動かしにくい」「引っかかる」**といった症状につながります。
4. 睡眠不足や疲労の蓄積
産後は夜間の授乳で十分な休息が取れません。疲労が抜けず、筋肉の回復も遅れるため、慢性的な肩の痛みに移行しやすくなります。
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産後の肩関節の痛み・動かしにくさ セルフチェックリスト
ご自身に当てはまる項目があるかどうか、ぜひチェックしてみてください。
□ 腕を上に挙げると肩がズキッと痛む
□ 赤ちゃんを抱っこすると肩の前側が重だるい
□ 横向きで寝ると肩が圧迫されて痛い
□ 背中に手を回そうとすると動かしにくい
□ 肩甲骨周りが常に硬く張っている
□ 授乳中や抱っこの後に肩がしびれるように疲れる
□ 痛みのせいで家事や育児がしんどく感じる
3つ以上当てはまる場合は、肩関節や周囲の筋肉に不調が出ているサインです。放置せず、早めにケアすることをおすすめします。
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からだラボ整体院NAGASAKIのアプローチ
当院では、産後特有の体の変化を踏まえた施術を行っています。
1. 肩関節の動きを改善するストレッチ整体
固まってしまった肩甲骨や肩関節を、痛みのない範囲で丁寧に動かしながらほぐす施術を行います。
2. 骨盤・体幹の安定性アップ
産後は骨盤の歪みや体幹の不安定さが肩の負担を増やします。骨盤と体幹を整えることで、肩関節の動きがスムーズになり痛みも軽減していきます。
3. セルフケア指導
ご自宅でできる簡単なストレッチや、赤ちゃんを抱くときの姿勢改善方法もアドバイスします。
「再発を防ぎ、動けるカラダづくり」を大切にしています。
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セルフケアの一例
肩甲骨回し:両肩に手を置き、大きな円を描くように回す
授乳時の姿勢改善:クッションを使って前かがみを防ぐ
タオルストレッチ:タオルを背中に回し、左右に軽く引っ張りながら肩を開く
毎日数分で構いません。小さな積み重ねが改善のカギになります。
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患者様の声
長崎市在住 30代女性(産後3ヶ月・肩関節痛)
> 出産後、赤ちゃんを抱っこするたびに右肩が痛く、上に手を挙げられない状態でした。家事もつらく、気持ち的にも落ち込んでいました。
初めてからだラボ整体院に伺ったとき、先生が「産後の体は特別だから焦らず整えていきましょう」と言ってくださり、とても安心しました。施術後は肩の重さがスッと軽くなり、家でできるストレッチも教えていただきました。
今では痛みが和らぎ、抱っこも楽になってきています。もっと早く来ればよかったと思いました!
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まとめ
産後の肩関節痛や動かしにくさは、抱っこ・授乳・姿勢・ホルモン変化など、さまざまな要因が重なって起こります。
放っておくと慢性化する恐れもあるため、早めのケアが大切です。
からだラボ整体院NAGASAKIでは、国家資格保有者による安心の施術と、セルフケアのサポートで、産後のお母さんが快適に育児や生活を送れるようお手伝いしています。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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