はじめに
トライアスロンは「水泳・自転車・ランニング」という3種目を連続して行う、まさに究極の持久系スポーツです。全身を酷使するため、鍛錬されたアスリートでも必ずと言っていいほど身体のどこかに負担がかかります。特に「肩関節の痛みや張り感」は多くのトライアスリートが抱える共通の悩みです。
スイムでのクロールやバタフライによる肩の酷使
バイク姿勢による肩甲骨周囲の固定ストレス
ランニングでの腕振りや着地衝撃による肩周辺の張り
これらが重なり、練習の質が下がったり、大会直前に思うように仕上げられない…ということも少なくありません。
この記事では、「なぜトライアスロンで肩関節に痛みや張りが起きやすいのか」、「整体やストレッチでどう改善できるのか」、そして**「長崎市で肩の不調を抱える方がどこに相談すべきか」**を詳しく解説します。
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トライアスロンと肩関節の関係
1. スイムでの肩の酷使
トライアスロンのスイムパートでは、長時間にわたってクロールの反復動作を行います。このとき肩関節は「挙上・外旋・内旋」を繰り返し、さらに水の抵抗を受け続けるため、肩周囲の筋肉や腱板(インナーマッスル)に負担が集中します。
特に、**ローテーターカフ(肩の安定性を保つ4つの筋肉)**が疲労や炎症を起こすと、動作中に引っかかり感や痛みを伴うようになります。
2. バイク姿勢による負担
長時間の前傾姿勢でハンドルを握り続けるバイクパートでは、肩甲骨周囲筋(僧帽筋・菱形筋など)が硬直しやすく、肩の可動域が制限されます。その結果、肩関節がスムーズに動かなくなり、張り感や違和感につながります。
3. ランニングでの影響
ランニングは肩そのものを大きく使うわけではありませんが、腕振りによって肩甲骨周囲に反復負荷がかかります。さらに、着地時の衝撃は背骨を通じて肩関節にも波及するため、「肩の揺さぶられ感」を訴える方も少なくありません。
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よくある症状
クロールで肩が抜けるように痛む
バイク後半で肩甲骨の間が張ってくる
大会後、数日間は肩を上げるのがつらい
ストレッチしても改善せず、慢性的に違和感が残る
こうした状態を放置すると「インピンジメント症候群」「肩関節周囲炎」「腱板損傷」といったスポーツ障害につながる恐れがあります。
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自分でできるセルフチェックリスト
ご自身の肩の状態をセルフチェックしてみましょう。3つ以上当てはまる方は要注意です。
□ 肩を上げるとゴリゴリ音がする
□ クロール後に肩の前側がズーンと重い
□ バイク姿勢をとるとすぐに肩が張ってくる
□ ランニング中、腕振りに左右差を感じる
□ 背中に手を回すと動かしにくい
□ 朝起きると肩がこわばっている
当てはまる場合は、単なる疲労ではなく「肩関節の機能低下」が始まっている可能性があります。
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整体・ストレッチでできること
当院「からだラボ整体院NAGASAKI」では、スポーツ選手や趣味で運動を楽しむ方にも多くご来院いただいています。肩関節に対しては次のようなアプローチを行います。
1. 肩甲骨・胸郭の可動域改善
肩は肩甲骨と胸郭の動きが大切。まずは背中の動きを整えることで、肩関節への負担を減らします。
2. インナーマッスルの調整
ローテーターカフを中心に、硬さと弱さのバランスを整え、安定性を回復します。
3. 巻き肩・猫背の改善
デスクワークとトレーニング疲労で固まった姿勢を整えることで、呼吸が深くなり、肩の動きも滑らかになります。
4. ストレッチ指導
ご自宅や練習前に行えるセルフストレッチを指導し、再発を防ぎます。
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患者様の声
実際に当院へ通われたトライアスロン愛好者の方のお声をご紹介します。
> 「練習を重ねるごとに肩が重くなり、泳ぐのが苦痛でした。整体を受けてからは肩の可動域が広がり、今では2000m以上泳いでも以前のような痛みが出ません。大会にも自信を持って臨めるようになりました!」(50代・男性)
> 「ラン後に肩甲骨の間がいつもパンパンでしたが、今はほぐれる感覚がわかるようになり、トレーニングが楽しくなりました。」(40代・女性)
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まとめ
トライアスロンは全身を酷使するスポーツだからこそ、肩関節のケアは欠かせません。「痛みがあるのは練習不足だから」と放置するのは危険です。定期的に整体で身体を整え、セルフストレッチを習慣化することで、長く快適に競技を続けることができます。
「長崎市で肩関節の痛みや張り感を改善したい」「トライアスロンをもっと楽しみたい」という方は、ぜひ当院にご相談ください。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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