■20代後半 男性/デスクワーク中心の生活
今回ご紹介するのは、長崎市内在住の20代後半の男性。
普段はデスクワーク中心のお仕事をされており、1日8時間以上パソコンに向かう日も珍しくありません。
初回来院時は「肩や首、背中のこりがきつくて、常に重だるい感じ」との主訴でした。
施術を重ねるうちに上半身の症状は落ち着いていきましたが、本人の口からこんな一言が出ました。
> 「先生、上半身はかなり良くなったんですけど…下半身の硬さが気になりますね。」
実際に確認すると、股関節の可動域制限とハムストリングス(太もも裏)の強い緊張が見られました。
この“下半身の硬さ”は、実は多くのデスクワーカーに共通する課題でもあります。
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◆ 下半身の硬さが引き起こす「全身への影響」
デスクワーク中は、股関節がずっと曲がったままの姿勢になります。
これが長時間続くと、以下のような悪循環が起こります。
股関節まわり(腸腰筋・大腿四頭筋)の短縮
お尻(臀筋群)や太もも裏(ハムストリングス)の過緊張
骨盤の後傾・前傾のアンバランス
代償的に腰や背中の筋肉が頑張りすぎる
つまり、**下半身の硬さが「上半身のコリや痛みの再発」**を呼び込むのです。
今回の男性もまさにその状態でした。
「肩こりが再発しやすいのは、股関節や脚の硬さからくる姿勢の崩れが影響している」とお伝えしたところ、強く納得されていました。
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◆ 施術でのアプローチ
からだラボ整体院NAGASAKIでは、単に「揉む・ほぐす」だけではなく、
全身の動きの連動性を取り戻す施術を行います。
この方の場合、特に重点を置いたのは以下の3つ。
1. 股関節の可動域改善(特に屈曲・外旋方向)
2. 下肢後面(ハムストリングス・ふくらはぎ)のストレッチ&筋膜リリース
3. 骨盤まわりの安定化(腹圧と呼吸の再教育)
施術を重ねていくうちに、仰向けで膝を抱える動作や前屈動作での「突っ張り感」が減少。
施術後には「脚が軽くなって、地面を踏みしめる感覚が違う」との感想をいただきました。
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◆ そこから始まった「セルフケアの習得」
この方は非常に意欲的で、
「どうせなら自分でもケアできるようになりたい」と希望されました。
そこで、当院のパーソナルトレーニング型セルフストレッチ指導を導入。
実施したのは以下のような内容です。
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🔹 セルフストレッチメニュー例
1. 股関節前面(腸腰筋)ストレッチ
→ 片膝立ちで骨盤を前方にスライドし、太ももの付け根を伸ばす
2. ハムストリングスストレッチ
→ タオルを使って脚を持ち上げ、膝裏の伸びを意識
3. 大殿筋・中殿筋ストレッチ
→ 椅子に座って片足をもう片方の膝に乗せ、体を前傾
4. 足首・ふくらはぎの可動域改善ストレッチ
→ しゃがみ込み姿勢で足首を前後に動かす
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🔹 セルフチェックリスト
(下半身の硬さを見極めよう)
☑ 前屈で床に手が届かない
☑ 仰向けで膝を抱えると詰まる感覚がある
☑ 正座やあぐらがつらい
☑ 椅子から立ち上がるときに腰やお尻が重い
☑ 脚のむくみが出やすい
3つ以上当てはまる方は、股関節・下肢後面の柔軟性低下の可能性が高いです。
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◆ 継続3ヶ月後の変化
この方は週1回の施術+ご自宅でのセルフストレッチを3ヶ月継続。
結果、以下のような変化が見られました。
股関節の可動域:前屈約20°改善
前屈時の突っ張り感ほぼ消失
立ち姿勢の重心が安定
肩・首のコリが再発しにくくなった
何よりも、本人の言葉が印象的でした。
> 「身体が繋がってるってこういうことなんですね。
下半身を変えると、上半身の疲れまで軽くなるとは思いませんでした。」
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◆ 当院の考え方:「動けるカラダづくり」
からだラボ整体院NAGASAKIでは、
“痛みを取る”ことをゴールとはしていません。
私たちが目指すのは、「動けるカラダ」=再発しないカラダづくりです。
痛みの根本にある「動きの制限」を改善し、
さらに“自分で整えられる身体”を習得するサポートをしています。
施術で整え、ストレッチで定着し、トレーニングで安定させる。
これが、当院独自の《万能ストレッチ整体+パーソナルトレ》の真価です。
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◆ まとめ:下半身の柔軟性が、全身の快調を生む
「肩こり」「腰痛」「猫背」「疲れやすさ」…
どれも原因は“下半身の硬さ”から始まるケースが少なくありません。
今回の男性のように、上半身の改善後に見つかった「下半身の課題」を整えることで、
全身のバランスが取れ、仕事でもプライベートでも快適に動ける身体へと変わっていきます。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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