■「釣りの後、背中と腰が固まるように痛い」
今回ご紹介するのは、長年釣りを趣味とされている50代男性のお客様です。
休日になると夜明け前から出発し、海や堤防で長時間の釣行を楽しむ生活。
しかしここ1年ほど前から、釣行の翌日に背中から腰にかけて強い張りと痛みを感じるようになったそうです。
> 「昔は丸一日釣っても全然平気だったんですが、最近は帰る頃には背中がバキバキで…。
翌朝は腰が伸びず、靴下を履くのも一苦労です。」
仕事はデスクワーク中心。普段から座りっぱなしの時間が長く、運動習慣もほとんどなし。
加えて、釣行中は長時間前かがみの姿勢でリールを操作するため、腰背部への負担が積み重なっていたと考えられます。
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■痛みの原因を探ると…
検査では、以下のような身体の特徴がみられました。
背中の筋肉(脊柱起立筋・広背筋)の硬直
骨盤の右側前方変位(骨盤のねじれ)
腰椎の軽度の可動域制限
肋骨周囲の動きの悪さ(呼吸が浅くなる傾向)
太もも裏(ハムストリング)の強い張り
特に、釣行中に多い「前傾姿勢+ねじり動作」がクセになっており、
背中の筋膜と腰椎の動きがロックされている状態。
また、デスクワーク中も同じような前傾姿勢でパソコン作業を続けているため、
休みの日の釣りでさらに追い打ちをかけていたことが分かりました。
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■からだラボ整体院NAGASAKIでの施術アプローチ
当院ではまず、全身のバランスを整える万能ストレッチ整体を行いました。
単に「背中を揉む」「腰を伸ばす」だけではなく、
【骨盤・股関節・胸郭(肋骨)・肩甲骨】までを連動的に動かしていく施術です。
🌀1. 骨盤の位置をリセット
まずは骨盤の歪みを整えることで、腰椎への圧迫を軽減。
骨盤の可動が戻ると、背骨の動きがスムーズになり、
「立ち上がるときの腰の詰まり感」が和らぎます。
🌀2. 背中の筋膜リリース+ストレッチ
広背筋・脊柱起立筋・大殿筋など、釣り動作で固まりやすい部位を
「伸ばしながらほぐす」ストレッチ整体を実施。
可動域が広がると、背中のハリが抜けて呼吸も深くなります。
🌀3. 鍼治療による深部アプローチ
ストレッチでは届きにくい多裂筋・腰方形筋へは、
鍼を用いてピンポイントで刺激を入れました。
「電気を流さない鍼」で、筋肉の緊張をゆるめると同時に血流を促進。
患者様からは、施術後に
> 「背中が軽くなって、呼吸がしやすい!」
とのお声をいただきました。
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■釣行後の痛みを防ぐためのセルフケア
当院では、再発防止のために簡単なストレッチ3つをお伝えしました。
✅ 背中・腰のセルフチェックリスト
以下の項目に当てはまる方は、釣行後の腰痛リスクが高いかもしれません。
朝、顔を洗う姿勢で腰が伸びない
前かがみで背中が張る
座っていると腰よりも背中が重い
深呼吸すると背中が突っ張る
靴下を履くときに痛みが出る
💡おすすめストレッチ
1️⃣ 胸を開く「肩甲骨ストレッチ」
両手を後ろで組み、胸を張って肩甲骨を寄せる。20秒×3回。
2️⃣ 骨盤ねじりストレッチ
椅子に座ったまま、体を左右にゆっくりねじる。各10回。
3️⃣ ハムストリング伸ばし
片脚を前に出し、つま先を上げて軽く前屈。20秒キープ。
「ストレッチは痛みが出ない範囲で」が鉄則です。
毎日の習慣にすることで、腰回りの動きが変わってきます。
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■患者様の声
> 「釣りが好きで、長時間同じ姿勢になるのがクセでした。
施術を受けた後は、背中から腰まで動きやすくなり、
翌日の疲れも全然違いました!
今では釣行前にストレッチをしてから出かけるようにしています。
先生から教えてもらった“動けるカラダづくり”が釣りのパフォーマンスにも繋がっています。」
(50代男性/会社員・釣り歴30年)
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■「趣味を楽しめる身体」を保つために
50代以降の男性に多いのが、**「疲労の蓄積に気づかないタイプ」**です。
筋肉の張りや違和感は、放っておくと
「ぎっくり腰」「坐骨神経痛」「背部筋膜炎」などに発展することも。
痛みが出てからではなく、
「釣行前・釣行後のメンテナンス」として整体や鍼を取り入れることで、
長く趣味を楽しめるカラダづくりが可能になります。
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■まとめ
釣りのように姿勢が固定されやすい趣味は、
想像以上に背中・腰に負担をかけています。
万能ストレッチ整体と鍼治療の組み合わせは、
筋肉と関節の両方にアプローチできるため、
「釣行後の回復力」が格段にアップします。
再び“思い切りキャストできる身体”を目指しましょう。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
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