今回は、2カ月ぶりに来院された継続患者様の症例をご紹介します。
お仕事柄デスクワークが多く、普段から肩や背中のコリを感じていたそうですが、
「そこまでひどくない」と思っていたとのこと。
しかし実際に鏡で姿勢を確認してみると——
左肩が明らかに上がり、肩の高さに左右差が出ている状態でした。
ご本人は「え、こんなに歪んでるんですか?」と驚かれていましたが、
実はこの“自覚のない歪み”こそが、長年の肩こりや背中の強張りを悪化させる要因になります。
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■来院時の主な訴え
慢性的な肩こり(特に左側)
背中の張り、強張り感
デスクワークが続くと背中の中心が重くなる
朝起きた時に肩がこっている感じがする
痛みやシビレなどの神経症状はなし。
しかし、上半身の筋肉がバランスを崩し、左右非対称の姿勢になっているのが確認されました。
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■検査・評価
鏡で姿勢をチェックしたところ、以下のような特徴がありました。
左肩が上がり、右肩が下がる
背骨のラインがわずかに左へ傾いている
首〜背中の筋肉が左側優位で緊張
胸郭の動きが硬く、呼吸が浅くなっている
このように、筋肉の使い方に左右差が出てしまうと、
一方の肩や背中ばかりに負担がかかり、慢性的なコリや痛みへとつながります。
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■施術内容
今回の施術では、主に以下の2つを中心に行いました。
1. 万能ストレッチ(からだラボ式メソッド)
→ 胸郭と肩甲骨の可動域を広げるためのストレッチ。
背骨の歪みを整え、姿勢をリセットします。
2. 鍼治療(筋肉の緊張をダイレクトに緩める)
→ 左僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋を中心にアプローチ。
筋肉深部の硬直を取り除き、血流を改善。
施術後には、左右の肩の高さがほぼ整い、
「背中が軽い!」「肩を回してもスムーズ!」とご本人も笑顔で実感されていました。
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■セルフチェック|あなたの肩・背中にも左右差がありませんか?
以下の項目に3つ以上当てはまる方は、姿勢バランスの崩れが起きている可能性があります。
☑ 鏡で見ると片方の肩が上がっている
☑ バッグをいつも同じ肩で持つ
☑ 首や背中が常に重だるい
☑ 朝起きても肩こりが取れていない
☑ デスクワーク後、背中の真ん中が固まる感じがする
☑ 写真を撮ると頭が傾いているように見える
このような状態が続くと、背骨や骨盤のバランスまで崩れ、
慢性的な痛み・疲労感・可動域制限につながるおそれがあります。
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■からだラボ整体院NAGASAKIのアプローチ
当院では、
「動けるカラダ」を取り戻すことを目的に、
症状だけでなく原因の“クセ”や“姿勢”から整える施術を行っています。
・硬くなった筋肉を緩める
・関節の動きを回復させる
・呼吸や姿勢のバランスを改善する
これにより、持続的に疲れにくい身体を作ることができます。
一時的なリラクゼーションではなく、再発防止まで見据えた施術を提供しています。
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■患者様の声
> 「自分では全く気づいていなかった左右差を鏡で見てびっくりしました。
鍼とストレッチをしてもらった後は、肩がすごく軽くて動きやすくなりました。
デスクワークで固まっていた背中がほぐれて、呼吸も深くなった気がします。
次は間を空けずに来たいです。」
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■まとめ
「自分では大丈夫」と思っていても、
身体は確実に日常のクセや疲労をため込んでいます。
特にデスクワークや立ち仕事が続く方は、
2カ月〜3カ月空けるだけでも筋肉バランスが崩れやすく、
肩や背中の違和感が再燃するケースが多く見られます。
違和感のうちにメンテナンスを行うことが、
“動けるカラダ”を保つための最善の方法です。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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