「最近、スイングの途中で右背中がピキッと痛む」
「胸の前が突っ張って、深呼吸すると右側が痛い」
「マッサージに行っても、すぐ戻る」
そんな悩みを抱えながら当院に通われているのは、30代後半の男性。
お仕事はデスクワーク中心ですが、週末は趣味のゴルフを楽しむ“アクティブビジネスマン”です。
以前から当院に定期的に通院されており、前回の施術後には症状が改善。
しかし、「先週のラウンドでまた右の胸郭(きょうかく)が痛くなってきて……」と再来院されました。
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🔍 症状の特徴と原因を探る
今回の痛みは、「右背中〜右胸郭(肋骨まわり)」にかけての張り感と違和感。
動作として特に痛みが強く出るのは、
ゴルフスイングのフォロー(左回旋)時
深呼吸や上半身をひねる動作
パソコン作業での長時間同姿勢
でした。
触診と動作評価を行うと、
右の胸郭(肋骨)が**前方に移動(前方シフト)**しており、肩甲骨がうまく後方へ動けない状態。
この「胸郭の前方移動」が、背中の筋肉に常に張りを作り、
スイング動作時に過剰なストレスを右側に集中させていました。
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🧠 胸郭が前に出る=“呼吸の浅さ”と“姿勢の崩れ”
胸郭の動きは、呼吸と密接に関係しています。
デスクワークで猫背気味の姿勢が続くと、胸郭は徐々に前方に固まり、
「胸を張っているつもりでも、実は肋骨だけが前に出ている」状態になります。
このような姿勢の方は、
背中の筋肉が常に引っ張られ、張りやすい
呼吸が浅くなり、自律神経のバランスが崩れる
ゴルフスイング時に身体の軸がズレ、負担が偏る
という悪循環を起こしやすくなります。
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🏌️♂️ ゴルフスイングと身体のねじれの関係
今回の男性は「左スイングのしすぎ」が大きな要因でした。
スイングでは、左回旋(左へのねじり)が多く使われます。
その反復によって、右胸郭が前に出て固まり、
左胸郭は後ろに引かれたまま、ねじれた姿勢が定着していました。
こうした左右非対称の使い方が積み重なると、
一見「背中の筋肉のコリ」に見えても、実際は「胸郭の歪み」が本質原因です。
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💡 当院での施術内容
からだラボ整体院NAGASAKIでは、
単に「背中を揉む」「電気を当てる」ではなく、
胸郭・肩甲骨・骨盤の動きを整えることを重視します。
今回の施術では以下のような流れでアプローチしました。
1. 胸郭の可動性を回復する手技
→ 特に右肋骨の前方シフトを調整し、呼吸の動きを改善。
2. 肩甲骨の滑走性を高める整体
→ 肩甲骨が背骨側に自然に寄るように導く。
3. 骨盤〜体幹の連動性調整
→ スイング動作での軸の安定を取り戻す。
4. セルフエクササイズ指導
→ 呼吸法・胸郭の開きトレーニング・左右差改善ストレッチ。
施術後は「呼吸が深くなった」「上半身が軽い」「スイングがしやすくなった」と実感されていました。
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🏠 自宅でできるセルフチェックリスト
あなたも同じような症状を感じていませんか?
次の項目に当てはまる場合、胸郭の前方シフト・姿勢の歪みが関係しているかもしれません。
✅ 背中の右側がいつも張っている
✅ デスクワーク後、右肩〜胸の前が固まる
✅ 深呼吸すると右肋骨が突っ張る
✅ ゴルフや野球など、左回旋の動きが多い
✅ 胸を張っているつもりが、腰が反ってしまう
✅ 背中を押されると強い違和感がある
一つでも当てはまる方は、早めのケアが大切です。
特に「呼吸時に違和感がある」「慢性的に右だけ張る」方は、
姿勢・胸郭・骨格の動きから整える必要があります。
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💬 患者様の声
> 「先生、前回施術してもらったあと本当に楽だったんですよ。
でも、ゴルフを続けたらまた痛くなってしまって……」
「今回、右胸の動きを調整してもらって、息が入りやすくなりました。
スイング中も引っかかりがなくて、また週末ゴルフが楽しみです!」
― 30代後半 男性(デスクワーク・趣味ゴルフ)
継続して身体を見直していく中で、
「痛みの原因が筋肉ではなく動き(構造)」にあることを実感されていました。
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🚶♂️ “動けるカラダづくり”への第一歩
痛みを取るだけではなく、
再発しない「動けるカラダ」を作ることが、からだラボ整体院NAGASAKIの目的です。
胸郭や肩甲骨の動きは、姿勢や運動パフォーマンスに直結します。
正しい位置で身体を使えるようになれば、
仕事も趣味(ゴルフなど)も、もっと快適に楽しめるようになります。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
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