はじめに
ゴルフを楽しんでいる男性の中で「臀部の痛み」「お尻の強張り」「足のしびれ感」を訴える方は非常に多いです。特に40代以降のゴルファーに多く、趣味として続けたいのに体がついてこないという悩みを抱えています。
臀部の不調は単なる筋肉疲労ではなく、坐骨神経や股関節の柔軟性、骨盤の歪みなどが関わっていることもあり、そのまま放置してしまうと慢性的な腰痛や足のしびれに進行することも少なくありません。
本記事では、ゴルファー男性に多い臀部の痛み・強張り・しびれ感の原因と対策を分かりやすく解説し、実際の患者様の声やセルフケア方法、そして「自分は要注意か?」を確認できるチェックリストもご紹介します。
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ゴルフと臀部の痛みの関係
1. スイング動作と臀部の負担
ゴルフスイングでは腰から下半身を安定させ、上半身を大きく回旋させる動きが求められます。特に臀部の筋肉(大殿筋・中殿筋・梨状筋など)は、体幹を支えながら力を伝える重要な役割を果たします。
しかし、
長時間の練習・ラウンド
ウォーミングアップ不足
柔軟性の低下
下半身の筋力不足
などが重なると臀部の筋肉が硬直し、坐骨神経を圧迫してしびれ感につながることがあります。
2. 「梨状筋症候群」とは?
臀部の奥にある梨状筋が硬くなると、その下を通る坐骨神経を圧迫し、臀部から太もも・ふくらはぎにかけてのしびれや痛みが出ることがあります。ゴルファーではこの「梨状筋症候群」が非常に多いのです。
3. 骨盤・股関節の硬さ
骨盤の歪みや股関節の可動域制限があると、スイング動作で無理が生じて臀部に過剰な負担がかかります。特に立位姿勢で前傾し続けるゴルフ特有の姿勢が痛みの引き金になることもあります。
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ゴルファー向け「臀部の痛み・強張り・しびれ」チェックリスト
以下の項目に当てはまるものが多い方は要注意です。
✅ ゴルフ後にお尻の奥がズーンと重だるくなる
✅ 長時間座った後に立ち上がると臀部が痛む
✅ お尻から太ももにかけてしびれる感覚がある
✅ ラウンドの後半になると足がもつれる感覚がある
✅ 腰痛と臀部の痛みを繰り返している
✅ ストレッチをしてもすぐに元に戻る
✅ 股関節を開いたり閉じたりすると違和感がある
✅ 歩くよりもカートに乗った後の方がしびれが強い
3つ以上当てはまる方は、坐骨神経や股関節の柔軟性に問題がある可能性大です。
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実際の患者様の声
🗣 50代男性ゴルファー(長崎市在住)
「週に1回はラウンドに出るほどゴルフ好きですが、ここ数年でお尻の奥に痛みとしびれが出るようになりました。特に後半のホールでは歩くのもしんどくなり、スコアどころではなくなっていました。
整形外科でMRIを撮ったところ『坐骨神経痛の疑い』と言われ、湿布や痛み止めを処方されましたが改善はイマイチ…。そんな時、知人の紹介で『からだラボ整体院NAGASAKI』に通い始めました。
最初の施術で骨盤の歪みと臀部の筋肉の硬さを指摘され、ストレッチ整体を受けたら帰り道から脚が軽くなったのを実感。今ではセルフケアも教わり、ラウンド後も痛みが出にくくなりました。**“またゴルフを楽しめるようになった!”**と本当に感謝しています。」
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セルフケア方法
1. 梨状筋ストレッチ
1. 仰向けに寝る
2. 膝を曲げ、片足を反対の膝にかける(4の字の形)
3. そのまま両手で下の足を抱え込み胸に近づける
👉 お尻の奥が伸びる感覚を味わいながら20〜30秒キープ
2. テニスボールほぐし
テニスボールを床に置き、その上にお尻を乗せてゴロゴロ転がす
特に痛気持ちいい部分をゆっくりほぐす
3. 股関節回旋ストレッチ
椅子に座り、片足を反対の膝にかける
上半身を少し前に倒してお尻を伸ばす
👉 ポイントは「無理に強く伸ばさないこと」。軽く伸びる程度で十分効果があります。
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まとめ
ゴルフを続けるためには、スイングのフォームだけでなく体のケアが欠かせません。
臀部の痛み・強張り・しびれ感は、放置すると腰痛や坐骨神経痛に進行するリスクがありますが、早めの施術+セルフケアで改善するケースは非常に多いです。
「痛みを我慢してプレーする」から「快適にゴルフを楽しむ」へ。
その一歩を踏み出すことで、より長く健康に趣味を続けられます。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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