はじめに
ゴルフを楽しむ多くの方が経験する体の不調のひとつに「足首の痛み・強張り」があります。特に男性ゴルファーでは、ラウンド終盤になると足首の可動域が制限され、スイングに違和感が出たり、歩行時のバランスが崩れることがあります。
今回は、40代男性ゴルファー(仮名:田中さん) に実際のお話を伺いながら、「足首の痛み・強張り」の原因や対処法、セルフケアの方法、そして再発防止のためのチェックリストをご紹介します。
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インタビュー:ゴルファー田中さんの体験談
― まずは足首の痛みを感じ始めたきっかけを教えてください。
田中さん:
「40代に入ってからゴルフをするたびに、ラウンド後半で足首の外側やアキレス腱あたりがカチカチに強張ってくるんです。最初は『疲れかな?』と思っていたのですが、ラウンド翌日も階段を下りるときにズキッと痛みが出るようになって…。それがきっかけでした。」
― 痛みが出たとき、どんな影響がありましたか?
田中さん:
「スイングのときに踏ん張りがきかず、体重移動がスムーズにできませんでした。特に左足首に違和感があると、フォローでバランスを崩すことが多くて…。結果、スコアにも影響しましたね。普段の生活でも、朝起きたときに足首が固まっている感じが強くて、歩き始めが痛かったです。」
― それは辛いですね。普段どのようなケアをされていましたか?
田中さん:
「最初は自己流でストレッチをしてみたり、湿布を貼ったりしていました。でも一時的には楽になるけれど、ゴルフをするとまた痛みが戻ってしまう。ネットで『ゴルフ 足首の痛み』と検索したら、同じ悩みを抱えている人が多くいると知って、『しっかり改善しないとまずいな』と思いました。」
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専門的な視点からみた足首の痛み・強張りの原因
ゴルファーの足首の不調には以下のような要因が考えられます。
1. 可動域の低下
長年の立ち仕事や運動不足により足首の柔軟性が失われ、強張りが生じる。
2. ふくらはぎやスネの筋肉の硬さ
下腿三頭筋や前脛骨筋が硬くなると、足首の動きが制限される。
3. 繰り返される負担
ゴルフのスイング動作は片側に偏った負担をかけやすく、足首にねじれや圧力が蓄積される。
4. シューズの問題
サイズが合っていないゴルフシューズや、クッション性の不足も足首の痛みを悪化させる要因。
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セルフケア方法(ご自宅でできるケア)
① 足首の回旋運動
椅子に座り、片足を持ち上げて足首を大きくゆっくり回す。
時計回り・反時計回りを10回ずつ。
② ふくらはぎのストレッチ
壁に手をつき、片足を後ろに引き、かかとを床につける。
ふくらはぎが伸びる感覚で20秒×3セット。
③ タオルギャザー運動
床にタオルを敷き、足の指でタオルを手前に引き寄せる。
足裏の筋肉を強化し、足首の安定性を高める。
④ ゴルフ前の準備運動
ラウンド前に軽く足首を回す。
ふくらはぎを両手でマッサージして血流を促進する。
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足首のセルフチェックリスト
以下の項目に当てはまる方は要注意です。
□ ゴルフラウンド中や後に足首が固まる
□ 朝起きたときに足首が動かしにくい
□ 長時間歩いた後に足首の外側やアキレス腱に痛みが出る
□ しゃがみ込みができない、または不安定に感じる
□ 足首を回すとゴリゴリ音がする
□ ゴルフシューズを履いた後に違和感が強くなる
3つ以上当てはまる場合、早めの専門的なケアをおすすめします。
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インタビュー:施術を受けてからの変化
― 当院で施術を受けられて、どのような変化がありましたか?
田中さん:
「一番驚いたのは、足首の可動域が広がったことです。スイングでしっかり左足に体重を乗せられるようになって、安定感が増しました。ラウンド後も以前のような強張りがほとんどなく、翌日の階段もスムーズに下りられるようになりました。」
― 施術を受けて良かった点は?
田中さん:
「足首だけじゃなく、股関節や背中の柔軟性までチェックしてもらえたので、体全体が楽になりました。セルフケアの方法も教えていただけたので、自分でメンテナンスできるのが心強いです。」
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まとめ
ゴルフを楽しむ男性にとって、足首の痛みや強張りはスコアだけでなく、日常生活の快適さにも影響を与える重要な問題です。
足首の可動域を取り戻す
ふくらはぎや足裏を柔軟に保つ
セルフチェックで状態を把握する
これらを意識することで、再発を防ぎながら「動けるカラダ」でゴルフを楽しむことができます。
もし同じような症状でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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