ゴルフは老若男女問わず人気のスポーツですが、特に男性ゴルファーの中には「足趾や足底の痛み・強張り」に悩む方が少なくありません。
ラウンド中は数時間にわたり歩き続け、足裏に体重をかけながらスイングを繰り返すため、足部への負担は想像以上に大きくなります。
特に 「親指の付け根の痛み」「朝起きた時の足底の突っ張り」「長時間のラウンド後の足裏のだるさ」 などを訴える方が多く、放置すると慢性的な不調やパフォーマンス低下にもつながります。
本記事では、当院にご来院いただいた患者様の声を交えながら、症状の特徴・原因・セルフチェック方法・セルフケアのポイントについて詳しく解説します。
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足趾・足底の痛みや強張りの特徴
ゴルファー特有の足の不調には、以下のような特徴があります。
朝起きて最初の一歩が痛い(特に踵や足底中央)
ラウンド中盤から足の裏が張ってくる
親指や小指の付け根がジンジンする
足の指が動かしづらく、踏ん張りにくい
ラウンド後に靴を脱ぐと強い疲労感がある
これらの症状は「足底腱膜炎」や「中足骨のストレス」、さらには「足趾の機能低下」が関与していることが多いです。
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ゴルファーに足の不調が多い原因
ゴルフ特有の動作や環境が足の負担を大きくします。
1. 長時間の歩行
ゴルフ場は広く、1ラウンドで10km近く歩くこともあります。歩行距離が長いため、足底の腱膜や筋肉に負担が蓄積します。
2. 芝の上でのスイング
芝は硬さが一定でなく、足の指先や土踏まずでの踏ん張りが必要です。そのため、普段以上に足趾・足底の筋肉が酷使されます。
3. シューズの影響
ゴルフシューズはしっかり固定される一方で、指の自由度が少なく、足の柔軟性が損なわれやすいです。
4. 年齢による足部機能の低下
特に40~60代以降のゴルファーは、足裏の筋力や柔軟性が低下していることが多く、痛みや張りにつながりやすい傾向があります。
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患者様の声(60代男性・ゴルフ歴30年)
> 「ここ数年、ラウンドの後半になると足の裏が突っ張ってきて、最後の方は踏ん張りが効かなくなっていました。
朝起きた時も、かかとから足底にかけてズキッとした痛みが出ることもあり、ゴルフを楽しむどころか、不安を抱えながらプレーしていました。
整形外科では湿布とインソールを勧められましたが、改善せず…。
こちらで足趾の動きや足裏のストレッチ、体全体の調整を受けてからは、ラウンド中の痛みがほとんど気にならなくなり、朝の強張りも軽減しました。
今ではまた思い切りスイングできるようになり、本当に助かりました。」
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セルフチェックリスト
以下のチェックに当てはまる方は、足底への負担が強く、改善ケアが必要です。
朝起きて一歩目で足裏が痛む
足の指が思うように動かない
ゴルフ後に足裏の疲労が強い
親指や小指の付け根にタコやマメができやすい
足の甲がよくつる
長時間歩くと足の裏が突っ張る
インソールやシューズを変えても改善しない
2つ以上当てはまる場合、足趾・足底の機能低下が考えられます。
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セルフケア方法
セルフケアは毎日の習慣にすることで効果が現れます。
① 足裏ゴロゴロマッサージ
テニスボールを足裏に置き、土踏まずから踵にかけてゆっくり転がします。1日3分程度。
② 足趾グーチョキパー体操
足の指を「グー・チョキ・パー」と動かしてみましょう。特に「パー」でしっかり指を広げることがポイントです。
③ ふくらはぎストレッチ
壁に手をつき、アキレス腱を伸ばすようにストレッチ。足底の張りはふくらはぎの硬さとも関係します。
④ タオルギャザー運動
床にタオルを敷き、足指で手繰り寄せます。足趾の筋力を強化し、踏ん張り力を回復させます。
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まとめ
ゴルファーにとって、足趾・足底の不調はスコアだけでなくゴルフそのものの楽しさを奪ってしまいます。
しかし、適切なケアと施術で改善するケースは多く、再び快適にラウンドを楽しめるようになります。
からだラボ整体院NAGASAKIでは、足部だけでなく全身のバランスを整え、再発しにくい身体づくりをサポートしています。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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