はじめに
ウォーキングは健康維持や体力向上のために人気の運動ですが、意外にも「肩甲骨外側の痛みや強張り」を訴える方が多いのをご存じでしょうか?
「足を動かす運動なのに、どうして肩まわりが痛くなるの?」と不思議に思われる方も少なくありません。
実際に当院へ来院された患者様の中にも、「ウォーキングを始めてから肩甲骨の外側が固まってしまった」「運動不足を解消したいのに逆に痛みが出て続けられなくなった」という方が多くいらっしゃいます。
今回は、実際の患者様の声を交えながら、ウォーキングによる肩甲骨外側の痛み・強張りの原因と、改善方法について詳しくご紹介します。
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患者様インタビュー:ウォーキングで肩甲骨に痛みを感じた理由とは?
― Q1. 来院前はどのような症状がありましたか?
患者様(50代・男性)
「運動不足解消のために毎朝30分ほどウォーキングをしていました。最初は気持ちよく歩けていたのですが、2週間ほど続けた頃から右の肩甲骨の外側にジワジワした痛みと強張りを感じるようになったんです。歩き終わった後は特に痛みが強く、夜も横になると肩甲骨のあたりが重苦しくて寝つきが悪くなっていました。」
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― Q2. ご自身で何か対策はされましたか?
患者様
「最初はストレッチ動画を見て自己流で肩を回したり、湿布を貼ったりしていました。でも、その場は少し楽になるのですが、次の日のウォーキングでまた同じ場所が痛くなって…。結局、続ければ続けるほど辛くなってしまいました。」
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― Q3. 当院に来られたきっかけは?
患者様
「妻が以前から『からだラボ整体院NAGASAKI』さんに通っていて、『歩き方や姿勢のせいじゃない?プロに診てもらった方がいいよ』と勧めてくれたのがきっかけです。正直、自分の歩き方に問題があるとは思っていなかったので驚きました。」
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ウォーキングで肩甲骨外側に痛みが出る原因
からだラボ整体院では、まず姿勢・歩行チェックを行います。患者様の場合、以下のような問題が見られました。
歩行中に腕を後ろに大きく振れない → 肩甲骨周りが固まっている
デスクワーク歴が長く、猫背+巻き肩が定着していた
歩行中、体幹が安定せず腕だけで振ろうとする動きになっていた
結果的に、肩甲骨の外側(菱形筋・広背筋周辺)に過度な負担がかかり、痛みや強張りが生じていたのです。
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施術の流れと変化
1. 全身の可動域チェック
肩甲骨・肩関節・背骨・股関節の動きを確認。やはり右肩甲骨の動きが極端に制限されていました。
2. ストレッチ整体(万能ストレッチ整体)
肩甲骨周りの筋肉をほぐしながら、動きを引き出す施術を実施。特に「菱形筋」「僧帽筋」「広背筋」にアプローチしました。
3. 体幹と歩行動作の調整
姿勢を整え、腕と脚が連動してスムーズに動くようサポート。
4. セルフストレッチ指導
ウォーキング前後にできる「肩甲骨はがしストレッチ」と「胸を開くエクササイズ」をお伝えしました。
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患者様の声(施術後)
患者様
「初回の施術後、肩甲骨のあたりが軽くなって、歩いたときに腕が自然に振れる感覚がありました。正直、こんなに変わるのかと驚きましたね。今ではウォーキングの後に痛みを感じなくなり、むしろ肩周りがスッキリして『歩くのが楽しい』と感じられるようになりました。」
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セルフチェックリスト:あなたの肩甲骨は大丈夫?
ウォーキングをしている方は、次の項目をチェックしてみましょう。
□ 歩いた後に肩甲骨の外側が痛む
□ デスクワークで猫背になりやすい
□ 腕を後ろに振ると肩甲骨が固まる
□ 肩甲骨の外側が常に張っている
□ 深呼吸すると背中が突っ張る
3つ以上当てはまる方は、肩甲骨の動きに制限が出ている可能性があります。
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専門家からのアドバイス
ウォーキングは「正しい姿勢」で行うことで、全身の血流改善やストレス解消に繋がります。しかし、猫背や巻き肩のまま歩くと、かえって肩甲骨や腰に負担が集中してしまいます。
整体によるケアとあわせて、日常的に肩甲骨周りを柔らかく保つ習慣を取り入れることが大切です。
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まとめ
ウォーキングで肩甲骨外側に痛み・強張りが出るのは「姿勢の崩れ」や「肩甲骨の可動域不足」が大きな原因です。
整体で体のバランスを整え、正しい動作を身につけることで、運動習慣を快適に続けられるようになります。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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