【ストレッチ 鍼治療 長崎市 整体】“寝違え” 【40代後半男性】昼過ぎから痛みが強くなる。― 鍼治療を併用した早期改善のケース紹介 ―

■ はじめに

 

「寝違え」は、朝起きた瞬間に首が動かない、急激に痛みが走る…というイメージが強い症状です。

しかし、実際には “朝は何ともないのに、昼過ぎから急に痛みが強くなる” というパターンも少なくありません。

 

今回は、からだラボ整体院NAGASAKIに来院された 40代後半・男性 のケースをもとに、

昼過ぎから痛み出すタイプの寝違えの特徴、原因、当院での施術方法、そして鍼治療併用による改善の流れについて、詳しくご紹介します。

 

 

 

■ 昼から痛み出す寝違えとは?

 

通常、多くの寝違えは「朝からすでに痛みがある」タイプ。

しかしこのケースのように、

 

午前中は問題なく動ける

 

昼過ぎから首を回すと引っかかる感じがある

 

夕方には振り向けないレベルに悪化する

という経過をたどるケースも一定数存在します。

 

 

● このタイプの特徴

 

1. 炎症が遅れて出てくる

→ 寝ている間に筋繊維が捻れたり、関節が詰まったりしているが、起床直後は炎症がまだ小さい。

 

 

2. 活動量とともに筋緊張が強くなる

→ デスクワーク、荷物運び、車の運転など日中の動作でダメージが増える。

 

 

3. 午後〜夕方に痛みがピークになる

→ とくに首の回旋(振り向く動作)で鋭い痛み。

 

 

 

このように、寝違えでも 痛みのタイミングは人によって大きく異なる のです。

 

 

 

■ 来院された40代後半男性の状態

 

お仕事柄、日中のパソコン作業と外回りが半々の生活。

当日の状況は以下のとおりでした。

 

朝は全く痛みなし

 

昼食後、首右側に「ピリッ」とした違和感が発生

 

外回りで車の運転中に痛みが悪化

 

夕方には右に振り向けないほどの痛み

 

湿布では変化なし

 

 

首の可動域を確認すると、

 

右回旋:ほぼ動かない

 

左回旋:少し張りはあるが可能

 

後屈(上を向く動作):強い痛み

 

前屈:やや痛い程度

 

 

この状態から、

首の深部筋・肩甲骨周囲・胸椎(背骨)・肋骨の可動性の低下が重なった寝違え と判断しました。

 

 

 

■ 改善までの流れ(鍼治療併用)

 

【1】まずは深部の筋緊張を鍼でリセット

 

寝違えの痛みは、

 

首の深部(後頭下筋群、斜角筋、肩甲挙筋)

 

肩甲骨内側(菱形筋、脊柱起立筋)

などに“強い硬さ”があると、なかなか改善しません。

 

 

鍼治療では、指では届かない深層の筋肉へ直接アプローチできます。

 

施術後すぐに、

 

> 「右に振り向く時の鋭い痛みが半分くらいに減りました」

という変化がありました。

 

 

 

 

 

【2】整体で関節の詰まりを解放

 

鍼で深部の硬さを緩めた後、

 

首の関節

 

胸椎(特に上部)

 

肋骨の動き

 

肩甲骨の位置

を丁寧に調整。

 

 

痛みの原因は筋肉だけでなく、

寝ている間に首の関節が微妙にロックされている ことも多いため、整体で動きを出すことが非常に重要です。

 

施術後は、

 

> 「右を向く動きがかなりスムーズで、痛みは残るけど明らかに楽になった」

と実感されていました。

 

 

 

 

 

【3】日常動作の改善アドバイス

 

昼から痛みが出る寝違えの方は、生活の中に原因が潜みます。

 

この男性には以下を提案しました。

 

車のヘッドレスト位置を調整(前に出す)

 

スマホを見る時間を短縮

 

片肘つき姿勢をやめる

 

夕方の首ストレッチは厳禁、代わりに肩甲骨の動き作りを行う

 

 

この「日常動作の改善」が、再発予防では非常に重要です。

 

 

 

■ 睡眠の姿勢と寝具の見直し

 

寝違えの背景には「睡眠姿勢」が関係していることもあります。

 

特にこのケースでは、

 

高めの枕

 

横向き寝が多い

 

寝返りが少ない

などが判明。

 

 

当院では、実際の体型に合わせた枕の高さや寝返りしやすい環境づくりもアドバイスします。

 

 

 

■ 再発防止のセルフチェックリスト

 

寝違えを繰り返しやすい人は以下の項目が当てはまります。

 

▼ 再発しやすい10のチェック

 

□ 朝より夕方の方が首が痛くなる

□ デスクワーク・運転が1日3時間以上ある

□ スマホを見る姿勢が悪い

□ 枕を高くしていないと落ち着かない

□ 片側の肩がいつも上がっている

□ 寝返りが少ないと感じる

□ 片肘をつく癖がある

□ 上を向くと首に詰まり感がある

□ 腕のだるさ・しびれが時々ある

□ 寝違えを年に2回以上経験する

 

4つ以上当てはまる方は、寝違えを繰り返す可能性が高い状態です。

 

 

 

■ 患者様の声(40代後半 男性)

 

※ブログ掲載用にご本人の了承をいただいています。

 

> 「朝は全然痛くなかったのに、昼過ぎから突然首が回らなくなり、夕方には運転すら辛くなってしまいました。

鍼治療を併用して深いところの痛みが取れたのがとても良かったです。

1回目で大きく動かせるようになり、3回の施術でほぼ違和感なしに戻りました。

教えていただいた日常姿勢も続けて、再発しないよう気をつけます。」

 

 

 

このように、昼過ぎから痛み出す寝違えは「放置すると悪化しやすい」ため、早めの対処が重要です。

 

 

 

■ 寝違えは早期施術が鍵

 

寝違えは軽く見られがちですが、

首・肩・背中・肋骨など多くの部位が連動して起きる“全身症状” です。

 

特に、40代以降は

 

深層筋の硬さ

 

仕事の疲労

 

姿勢の癖

が重なりやすく、改善が遅れるケースが増えています。

 

 

痛みが出たらすぐにご相談ください。

鍼治療と整体を併用すると、早期回復が期待できます。

 

 

 

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