はじめに|「もう年だから筋力は戻らない」本当ですか?
整体院で50代以降の方から、非常によく聞く言葉があります。
「もう年だから筋力は戻らないですよね」
「若い頃みたいには無理でしょう」
「現状維持できればいい方ですかね」
結論から言うと、
👉 50代からでも筋力は戻ります。
ただし、
戻る人と戻らない人には明確な違い があります。
今回は、
✔ なぜ筋力が戻らない人が多いのか
✔ 戻る人は何をしているのか
✔ 本当に必要な考え方とは何か
を、臨床の現場視点で詳しく解説します。
「筋力が戻らない」と感じる本当の理由
まず知っておいてほしいのは、
多くの人が “筋力の問題だと勘違いしている” という事実です。
実際には、
筋力がない
のではなく
筋肉を使えない状態になっている
これが正確な表現です。
50代で筋力が戻らない人の共通点①
いきなり「鍛えよう」とする
筋力を戻そうとして、よくある行動が、
いきなり筋トレ
いきなりジム
いきなり自己流スクワット
しかしこの段階で体は、
関節が硬い
腹圧が使えていない
姿勢が崩れている
状態であることがほとんどです。
この状態で鍛えると、
効かせたい筋肉は使われない
代償動作が増える
痛み・違和感が出る
結果、
👉 「やっぱり年だから無理だ」
という思考に入ってしまいます。
共通点②
「筋肉=力」と思っている
50代以降で重要なのは、
重いものを持てる
ではなく
自分の体を安定して動かせるか
です。
実際に落ちているのは、
見た目の筋力
よりも
姿勢を支える筋力(体幹・股関節周り)
この部分が働かない限り、
いくら筋トレをしても「使える筋力」は増えません。
共通点③
疲労と回復のバランスが崩れている
50代以降は、
回復力が若い頃より落ちる
疲労が抜けにくい
この事実を無視して、
若い頃と同じ頻度
若い頃と同じ負荷
で動くと、
👉 筋力がつく前に消耗します。
では、筋力が戻る人は何が違うのか?
① 「筋力」より先に「使える体」を作っている
筋力が戻る人は、
必ずこの順番を守っています。
関節が動く状態を作る
姿勢と腹圧を整える
正しく力が入る状態にする
その上で筋力をつける
この順番を飛ばしません。
② 腹圧を使える体を最優先している
50代から筋力を戻す最大のカギは、
👉 腹圧(お腹の内圧) です。
腹圧が使えると、
立つ
歩く
しゃがむ
すべての動作で、
無駄な力が抜ける
必要な筋肉が自然に働く
関節が守られる
結果、
👉 「鍛えなくても筋力が戻った感覚」
を得られる人も少なくありません。
実際の50代男性の改善例
■ 来院時の状態
「脚が弱くなった気がする」
立ち上がりが遅い
スクワットをすると腰が痛い
評価すると、
股関節の可動域が狭い
腹圧が抜けている
太ももではなく腰で動いている
典型的な
「筋力が使えない体」 でした。
■ 行ったアプローチ
股関節・足部の可動域調整
腹圧が入る立位・座位の再教育
「鍛える」前に「使う」練習
いきなり筋トレは行っていません。
■ 変化
数回後、
「脚に力が入る感覚が戻った」
「立ち上がりが楽」
「疲れにくくなった」
という変化が出ました。
その後、
軽いトレーニングを追加することで、
筋力も安定して向上 しました。
50代から筋力を戻すために必要な考え方
✔ 筋トレは「目的」ではなく「手段」
✔ 若い頃と比べない
✔ 体の状態に合わせて段階を踏む
✔ 痛みが出るやり方は間違い
これを守れるかどうかで、
結果は大きく変わります。
「戻らない人」が選んでしまう道
焦って鍛える
痛みを我慢する
続かなくなる
動かなくなる
この流れは、
👉 動けない体への一直線 です。
まとめ|50代からでも筋力は“正しく”戻る
50代は、
もう遅い年代
ではなく
やり直しが効く最後の年代
とも言えます。
ただし、
やみくもな筋トレ
自己流
ではなく、
👉 体を整えた上で動かす
この考え方が不可欠です。
次回予告|動ける体・動けない体シリーズ第8弾
👉 「70代でも動ける人がやっている共通習慣」
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