◆はじめに
「立ち仕事がつらくなってきた」
「昔は一晩寝れば回復していたのに、最近は腰の重さが抜けない」
「まだまだ現役で働きたいけど、このまま腰がもつのか不安…」
50代男性の多くから聞かれる言葉です。
若い頃は体力でカバーできていた立ち仕事の負担も、50代になると 筋力・柔軟性・回復力の低下 が少しずつ影響を及ぼしてきます。
今回は、当院へご来院された 50代男性K様 のケースをもとに、立ち仕事で起こりやすい腰部の痛み・張り感の原因と改善方法、さらにご自身で使える チェックリスト をご紹介します。
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◆患者様のプロフィール
年齢:50代後半
性別:男性
職業:工場勤務(機械オペレーター・立ち作業中心)
主訴:腰部の重さと張り。午後から夕方にかけて悪化
既往歴:ぎっくり腰1回(40代の頃)
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◆来院時の会話
私(施術者):
「今日はどうされましたか?」
K様:
「もうずっと腰が重くて…。特に夕方になると腰が抜けそうな感じがして、仕事どころじゃなくなるんです。朝はまだいいんですけどね。」
私:
「立ちっぱなしのお仕事ですよね?」
K様:
「そうなんです。ほとんど立って機械を見てます。動くといっても、部品を取りに行くとか、少し歩くくらいですね。」
私:
「なるほど…。腰の筋肉が硬くなりやすい環境ですし、同じ姿勢が長いと血流も悪くなります。」
K様:
「もう年齢のせいかなと諦めてたんですけど、正直このままだと不安で…。まだまだ働かないといけないですし。」
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◆検査と評価
体の状態を確認すると、
腰椎の動きが硬く、反り腰傾向
太もも前(大腿四頭筋)がパンパンに張っている
お尻の筋肉が弱り、腰の支えが低下
股関節の動きが狭く、腰だけで体を支えている
姿勢は猫背気味で、腰と背中のバランスが悪い
典型的な「立ち仕事腰痛」タイプでした。
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◆施術内容
当院の 万能ストレッチ整体 をベースに、
1. 腰〜骨盤まわりの筋緊張を緩和
2. 太もも前・股関節周囲の柔軟性を回復
3. 背骨のしなやかさを取り戻すストレッチ
4. 呼吸を使って体幹とお尻の筋肉を活性化
を行いました。
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◆施術後の変化
施術後に立っていただくと、
K様:
「あれ?腰がスッと立ってる…。さっきまで重だるかったのが、かなり楽になってます。」
私:
「腰だけではなく、股関節やお尻の筋肉が働きやすくなったからです。腰が“支えすぎない状態”になると、かなり軽く感じますよ。」
K様:
「本当に違いますね…。これならまだまだ頑張れそうです。」
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◆セルフチェック!あなたの腰は大丈夫?
50代・立ち仕事の方に向けた 腰部セルフチェックリスト をご紹介します。
✅ セルフチェックリスト(合計7つ)
1. 夕方になると腰が重く張る
2. 朝より夜の方が腰がつらい
3. 靴下を履くとき腰が硬くて前屈がつらい
4. 同じ場所に立ち続けると腰がしんどい
5. ぎっくり腰の経験がある
6. お尻や太ももの筋肉がすぐ疲れる
7. 就寝後、腰が固まって目が覚めることがある
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✅ 判定
0〜2個: まだ軽度。ただしケアは早めに始めましょう
3〜4個: 腰痛リスクが上昇。定期的なケアが必須
5個以上: 慢性腰痛の可能性大。施術をおすすめします
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◆セルフケアアドバイス
1. 立ち仕事の合間に「お尻締め運動」
立ちながらお尻を5秒間ギューっと締める。腰の代わりにお尻が働きやすくなる。
2. 太もも前ストレッチ
片膝を曲げてかかとをお尻に近づける。立ち姿勢でできるので休憩中にも最適。
3. 背骨をゆるめる深呼吸
胸を広げるように息を吸い、長く吐く。背骨と肋骨が動くことで腰の緊張が和らぐ。
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◆患者様の声
> 「正直“もう年齢だから仕方ない”と思っていました。でも施術を受けて、“腰だけじゃなく全身の使い方が大事”と気付かされました。セルフチェックでもかなり当てはまったので、これからは意識して体をケアしていきたいと思います。」
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◆まとめ
50代男性の立ち仕事腰痛は、
長時間の立位姿勢
年齢による回復力の低下
お尻や体幹の弱化
股関節・太ももの硬さ
が重なって起こります。
「年齢だから仕方ない」と諦める必要はありません。
施術+セルフケアで、まだまだ現役で動ける体づくりは可能です。
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◆腰痛でお悩みの方へ
腰痛を“消耗品のようなもの”と考えていませんか?
実は、体の使い方を少し変えるだけで負担は大きく減ります。
「まだまだ働きたい」「趣味も楽しみたい」
そんな50代男性を当院は全力でサポートしています。
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◆当院のご案内
📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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