症状のきっかけ
40代後半、デスクワークと車での長距離移動が多い男性。
ある日、長時間の運転後に左肩甲骨の内側がじわ〜っと痛む鈍痛を感じるようになりました。
「そのうち良くなるだろう」と思い、マッサージや整骨院にも通いましたが、改善は一時的。
気づけば数ヶ月経っても痛みが取れず、運転中やパソコン作業中にジワジワと不快感が続く状態になっていました。
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肩甲骨内側の痛みの正体
肩甲骨の内側が痛む場合、原因は一つではありません。
特にデスクワークや長時間運転をする方は、以下のような状態になりやすいです。
猫背姿勢で肩甲骨が外に開きっぱなし
胸椎(背骨の上部)の動きが硬くなる
肩甲骨を支える筋肉(菱形筋や僧帽筋)が常に引き伸ばされた状態
血流が悪くなり筋肉が酸欠状態になる
この状態では、マッサージで一時的にほぐしても、根本的な姿勢や動きが改善されないため、すぐに再発してしまいます。
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当院のアプローチ
からだラボ整体院NAGASAKIでは、
「痛みの出ている場所だけを揉む」という施術は行いません。
肩甲骨内側の痛みは全身の動きの連鎖と関係しているため、以下の3ステップで改善していきます。
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① 万能ストレッチ整体で可動域を回復
まずは肩甲骨と胸椎の動きを取り戻します。
肩甲骨の内転・外転ストレッチ
胸椎の伸展・回旋モビリティ調整
肋骨まわりの柔軟性アップ
この段階で、「肩甲骨の動きが軽くなった」「背中が開放された感じがする」という声をいただくことが多いです。
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② オリジナル鍼灸で深層筋の緊張を解放
肩甲骨の内側の深い位置にある菱形筋や僧帽筋中部線維は、手技だけでは届きにくい部位です。
そこで、必要に応じて鍼治療を行い、深部の血流を改善します。
鍼の刺激で筋肉がゆるむと、背中全体がスッと軽くなります。
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③ オプショントレーニングで再発予防
症状が落ち着いたら、再発予防のためにセルフストレッチや簡単なエクササイズを指導します。
特にこの男性には、運転やデスクワークの合間にできる肩甲骨はがしストレッチや胸を開く運動を習慣化してもらいました。
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改善までの経過
1回目:施術後、肩甲骨の動きがスムーズに。痛みは半減。
3回目:運転後の鈍痛がほぼ消失。
5回目:長時間デスクワーク後も痛みが出ない状態に。
現在は月1回のメンテナンスで再発防止を続けています。
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肩甲骨内側の痛みを放置すると…
「ただのコリだから」と放置していると、
慢性的な猫背・巻き肩の固定化
首・肩こりの悪化
頭痛や腕のしびれ
など、より深刻な症状に進行する場合があります。
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まとめ
肩甲骨内側の鈍痛は、表面的なマッサージではなかなか取れません。
全身の動きの改善+深層筋へのアプローチ+セルフケアの3本柱が必要です。
からだラボ整体院NAGASAKIでは、あなたの生活習慣や体の使い方まで見直し、
**「動けるカラダ」**を目指すお手伝いをしています。
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