長崎市で整体・ストレッチ専門として活動している「からだラボ整体院NAGASAKI」では、
スポーツ後の疲労回復やコンディショニング目的で来院される方が多くいらっしゃいます。
今回は、自転車イベント「ツールドちゃんぽん(約80km)」参加後から続く全身倦怠感と筋肉痛に悩む40代男性の症例をご紹介します。
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■ご来院のきっかけ
患者様は40代後半の男性。
地元・長崎市で開催されたサイクリングイベント「ツールドちゃんぽん」に参加。
長距離を走りきり、翌日以降に以下の症状が出現しました。
下半身の筋肉痛(特に太もも前側・ハムストリングス・ふくらはぎ)
首の重だるさ・回旋時の違和感
全身倦怠感が数日経っても抜けない
朝起きても疲労感が残っている
普段からロードバイクを趣味としており、運動経験も豊富。
しかし、今回は「いつもと違う」「何日経っても体が抜けない」とのことでご相談をいただきました。
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■初回カウンセリング・検査
問診・触診・可動域テストを行うと、次のような特徴が見られました。
ハムストリングス・腸腰筋の強い緊張
股関節の伸展制限(骨盤が前傾しやすい)
胸郭の硬さ(胸椎の伸展が出にくい)
首〜肩甲骨の可動域制限
交感神経の過緊張(常にON状態)
つまり、「筋肉疲労+神経の興奮が抜けていない」状態。
大会後、筋肉そのもののダメージよりも、自律神経のリセットができていないことが疲労感の長期化につながっていました。
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■施術方針とアプローチ
当院の特徴である「万能ストレッチ整体」を中心に、以下の施術を行いました。
①全身の筋膜リリース
脚の表裏バランスを整え、骨盤周囲の動きを回復。
筋肉の“引っ張り合い”を緩めていきます。
②骨盤・胸郭の可動改善
骨盤の前傾を軽減し、胸郭の伸展を誘導。
これにより呼吸が深くなり、副交感神経が優位に。
③頚椎〜肩甲骨周囲のリリース
ロードバイク特有の「前傾姿勢」「首の持ち上げ」からくる僧帽筋・肩甲挙筋の過緊張を調整。
④ストレッチ+セルフケア指導
特に「大腿前面」「腸腰筋」「ハムストリングス」のバランスを取るストレッチを指導。
また、運動後24時間以内のリカバリー方法として以下をお伝えしました。
クールダウン時に軽めのストレッチを取り入れる
入浴時はぬるめ(38〜40℃)で副交感神経を優位に
睡眠前の深呼吸(3分)で回復スイッチを入れる
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■施術経過
初回施術後:脚の軽さを即実感。「階段が楽」「背中の張りが減った」との声。
2回目(5日後):首・背中の動きが大幅に改善。疲労感も軽減。
3回目(2週間後):体全体の連動が戻り、睡眠の質も改善。
その後も月2回ペースで「動けるカラダづくり」のメンテナンスを継続中です。
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■患者様の声
> 「ツールドちゃんぽんのあと、ここまで疲れが抜けなかったのは初めてでした。
筋肉痛というより、“体のスイッチが切れない感じ”。
施術後に体の軽さと眠りの深さが戻り、本当にリセットされた感覚でした。
先生のアドバイス通り、運動後のケアの大切さを痛感しています。」
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■セルフチェックリスト
「あなたも、もしかして“抜けない疲れ”を溜めていませんか?」
□ 筋肉痛が3日以上続く
□ 朝起きても疲れが取れない
□ 首や背中に常に張り感がある
□ 呼吸が浅く、眠りが浅い
□ ストレッチをしてもすぐに戻る
上記のうち2つ以上当てはまる方は、自律神経のリセットと筋膜調整が必要なサインです。
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■専門家からのコメント
スポーツ後の疲労は、単なる筋肉痛だけでなく、
「動けるカラダ」が作れていない状態(筋肉の連動不全・姿勢の崩れ)によって長引くことがあります。
特に40代以降は回復力が落ちやすく、
日常での疲労回復ルーティンを確立していないと、慢性的な倦怠感・姿勢不良へと発展します。
からだラボ整体院NAGASAKIでは、
ストレッチ×整体を組み合わせて「回復しやすい身体=動けるカラダ」をつくることを目的としています。
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■まとめ
ツールドちゃんぽんのような長距離イベント後は、
筋肉・神経・自律神経のすべてを整えることが次のパフォーマンスにつながる鍵です。
慢性疲労や筋肉痛の回復にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
🌐 公式HP
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