【ストレッチ 鍼治療 整体】左肩コリ(僧帽筋上部)と下半身の弱りを改善し、“動けるカラダ”を取り戻すための実践記録 【90代女性】まだまだ現役で動きたい─

90代に入っても、

「まだまだ自分のことは自分でやりたい」

「家族に迷惑をかけたくない」

「外にも出かけたいし、畑仕事も続けたい」

 

そんな思いで毎日を過ごしている方は、実はとても多くいらっしゃいます。

 

今回ご紹介するのは、

左肩のコリ(僧帽筋上部の張り・痛み)と、下半身の弱りからくる動作の不安定さ に悩んでいた 90代女性の改善ストーリー です。

 

「もう歳だから…」とあきらめ気味だったご本人が、回を重ねるごとに姿勢がシャキッとし、歩幅が広がり、肩の軽さを感じられるようになった過程を、ブログ形式で詳しくまとめました。

 

 

 

■ 90代でも“動けるカラダ”をつくれる理由

 

結論からお伝えすると、

90代でも身体は確実に変わります。

 

もちろん若い世代と比べると回復速度はゆっくりです。

しかし、高齢者の身体には以下の特徴があります:

 

筋肉は加齢で減っても 働かせれば必ず反応する

 

関節の硬さは 正しい方向に動かせば改善する

 

血流不足による肩コリは 姿勢改善で軽減しやすい

 

日々の動作改善だけでも 痛みの負担が減りやすい

 

 

つまり、

年齢ではなく、「正しいケアができているか」が鍵 なのです。

 

今回の女性もまさにその典型例でした。

 

 

 

■ 来院時の状態

 

● 主な訴え

 

左肩のコリが強く、洋服を着替えるのもつらい

 

肩甲骨の動きが硬く、腕が上げづらい

 

下半身の筋力が落ち、立ち上がりに時間がかかる

 

歩行中にふらつきやすい

 

姿勢が前傾で、腰と肩の負担が増しやすい

 

 

● 可動域・筋力のチェック

 

カウンセリングと検査では以下の特徴が見られました。

 

僧帽筋上部(特に左側)がガチガチ

 

首が右に傾きやすい

 

肩甲骨が上方に挙がる癖

 

股関節の伸展が弱く、歩幅が小さい

 

立ち上がるときに太ももを強く押さないと立てない

 

足首の柔軟性が低く、つまずきやすい

 

 

特に姿勢の崩れにより、

肩で支える歩き方

になってしまっていたため、肩コリが慢性化していました。

 

 

 

■ 施術の方針

 

《ポイントは3つ》

 

① 左肩の負担を減らすために「肩甲骨の正しい動き」を取り戻す

 

高齢になると、肩甲骨の動きが小さくなり、僧帽筋上部ばかりが働いてしまいます。

そこで、肩甲骨をなめらかに動かす調整を中心に行いました。

 

肩甲骨の下制・内転の誘導

 

首(胸鎖乳突筋・後頭下筋群)のリリース

 

胸まわり(小胸筋)の柔軟性改善

 

 

これにより、肩がふっと軽くなり、顔が自然に正面へ向けるようになりました。

 

 

 

② 下半身の“主働筋”をしっかり働かせる

 

90代で問題となるのは、

 

太もも前だけが頑張りすぎる

 

お尻(大殿筋)や太もも裏(ハムストリングス)がほとんど使えていない

 

 

という「筋力の偏り」です。

 

そこで、

 

股関節の伸展トレーニング

 

立ち上がり動作の改善

 

足首の可動域調整

 

体幹の軽い活性化

 

 

を行いました。

 

すると、3回目の施術あたりから

 

「立ち上がりがスッとできる」

「歩幅が広がってきた」

 

という変化が出始めました。

 

 

 

③ 姿勢全体のバランスを整える

 

肩の痛みの原因は肩だけではありません。

下半身の弱りによって姿勢が前傾し、その代わりに肩でバランスを取っていたのです。

 

施術では、

 

骨盤の傾きの調整

 

胸椎(背中)の伸展をつける

 

頭の位置(アゴ出し姿勢)を修正

 

 

これらを段階的に整え、

肩が頑張らなくても姿勢が保てる状態

を作りました。

 

 

 

■ セルフチェック(ご家族とも使える)

 

90代の方・高齢の方の「肩コリ+下半身の弱り」を見つけるためのチェックリストです。

 

□ 立ち上がるときに、太もも・イスを強く押してしまう

 

□ 歩くときに肩が上下に揺れる

 

□ 歩幅が極端に小さくなった

 

□ 肩がよく上がっている(力んでいる)

 

□ 顔が下を向いたまま歩いてしまう

 

□ 洋服の着替えが大変

 

□ 左右どちらかの肩が重だるい

 

□ つまづきやすくなった

 

□ 立ち姿勢で背中が丸く、肩が前に出ている

 

2つ以上当てはまる場合、

肩コリと下半身低下がセットで進行している可能性が高い

です。

 

 

 

■ 患者様の声(90代女性)

 

(実際の声に近いニュアンスで作成)

 

> 「歳をとったから仕方ない」と思っていた肩の痛みが、こんなに軽くなるとは思いませんでした。

最初は肩が痛くて服を着るのもゆっくりでしたが、今はスッと腕が上がります。

歩く時にふらついていたのも、先生に“歩き方”を教えていただいてから安定してきました。

外に出かけるのが楽しくなりました。

90歳を過ぎても、身体はまだまだ変われるんですね。

頑張って動けるうちは、元気な身体を維持したいです。

 

 

 

 

 

■ 90代でも「動けるカラダづくり」は十分可能

 

多くの方が年齢を理由にあきらめてしまいますが、

今回の女性のように、適切な施術と運動指導を積み重ねれば、

姿勢・歩き方・肩の軽さは確実に改善します。

 

大切なのは、

 

正しい方向に身体を動かすこと

 

日常動作を見直すこと

 

無理のない範囲で継続すること

 

 

この3つです。

 

90代でも、いや、90代だからこそ、

「今できる最善のケア」 を選ぶことが大切です。

 

 

 

■ 同じようなお悩みの方へ

 

肩の痛みが慢性化している

 

歩くのが不安

 

下半身が弱ってきた

 

姿勢が崩れてきた

 

いつまでも元気に動きたい

 

 

そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

年齢に関係なく、

身体は“正しく整えると必ず応えてくれます”。

 

 

 

📍 からだラボ整体院NAGASAKI

 

長崎市築町5-17 磯部ビル2F

📞 095-895-8864

 

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