はじめに
「寝違えたくらい…」と思っていた首の痛みが、数週間経っても改善せず、むしろ悪化してしまう。
特に60代以降の方に多いご相談のひとつです。
今回ご紹介するのは、60代半ばの男性患者様の症例です。寝違えをきっかけに首の可動域が大きく制限され、洗顔や後方確認、趣味の運転やウォーキングにも支障が出るようになり、生活の質が著しく落ちてしまったケースです。
当院「からだラボ整体院NAGASAKI」では、国家資格保有者による動けるカラダづくり整体を通じ、単なる首の痛みの改善にとどまらず、日常生活を取り戻すサポートを行いました。
この記事では、
✅ 首寝違えからの慢性化の原因
✅ 施術の流れ
✅ セルフチェックリスト
✅ 患者様の声
をまとめております。
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寝違えから慢性化するメカニズム
「寝違え」は一時的な筋肉の緊張や炎症と思われがちですが、60代前後では次の要因から慢性化することが少なくありません。
筋肉・靭帯の柔軟性低下:加齢により回復が遅れる
姿勢のクセ:スマホ首や猫背、肩の巻き込みによる負担
血流不足:デスクワークや同一姿勢による首肩の血行不良
動かさない習慣:痛みをかばい続けて動かさないことで硬直が進む
この結果、首周囲の筋肉だけでなく、肩甲骨・胸椎・背中全体が固まり、首の可動域はさらに制限されます。
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施術の流れ(からだラボ整体院NAGASAKIのアプローチ)
当院では、単に「首を揉む」ような対症療法ではなく、全身のつながりを意識したストレッチ整体を行います。
① カウンセリングと検査
首の動き:左右回旋・前後屈・側屈をチェック
姿勢:巻き肩、猫背、反り腰の有無
生活習慣:寝具、デスクワーク姿勢、趣味の活動
→ この方は、右回旋と後屈が著しく制限されていました。
② 全身ストレッチ整体
肩甲骨の動きを改善:胸郭を広げ、首の負担を減らす
背骨の柔軟性を回復:胸椎・腰椎を連動させ、首の可動性をサポート
骨盤の調整:土台の安定が首への負担を軽減
③ セルフケア指導
タオルストレッチで胸を開く
首の回旋運動を痛みのない範囲で毎日実施
就寝時の枕調整
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セルフチェックリスト(首の可動域)
ご自身の状態を確認する簡単なセルフチェックです。
[ ] 左右を向いたとき、鼻先が肩を超えない
[ ] 上を向いたとき、天井が見えにくい
[ ] 下を向いたとき、首の後ろが突っ張る
[ ] 首を動かすと肩甲骨や背中まで突っ張る
[ ] 数週間以上「寝違え状態」が続いている
※2つ以上当てはまる方は、放置せず早めのケアをおすすめします。
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患者様の声(60代半ば 男性)
> 「最初は寝違えくらいと思っていたのに、1か月以上首が回らず本当に困りました。車のバック時に後ろを確認できず怖い思いをしたこともあります。
こちらで施術を受けたところ、首だけでなく肩や背中も一緒に動かせるようになり、数回でかなり楽になりました。先生に教えていただいたストレッチも毎日続けています。今では趣味のドライブも安心してできています。」
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まとめ
寝違えを軽く考え、放置した結果、慢性化し日常生活に影響を及ぼすケースは少なくありません。特に60代以降は、回復力の低下も相まって早期のケアが重要です。
当院では、首だけにとらわれず全身のつながりを整える施術を行い、再発防止までをサポートします。
もし「寝違えてから首が動かない」「日常生活が不便になった」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。
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📍 からだラボ整体院NAGASAKI
長崎市築町5-17 磯部ビル2F
📞 095-895-8864
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