はじめに
「痩せているのにお腹だけぽっこり出ている」
「下腹部に力を入れる感覚がなく、姿勢も崩れている気がする」
「体重は増えていないのに見た目が気になる」
このようなお悩みを抱えて来院される50代女性はとても多くいらっしゃいます。
特に、痩せ型の方は「太っていないのになぜお腹だけ…?」と不思議に思われることが多いです。
実はこれは「体脂肪」だけの問題ではなく、姿勢・筋力・呼吸の使い方に深く関わっています。
今回は整体師として、ぽっこりお腹の原因と改善方法、自宅でもできるトレーニング、そしてセルフチェックリストをまとめました。
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痩せ型なのに下腹だけぽっこりする理由
1. インナーマッスルの低下
50代になると、自然と筋肉量が減少します。特に「腹横筋(ふくおうきん)」というインナーマッスルが弱くなると、下腹が前に押し出されやすくなります。
2. 骨盤の傾き
長時間の立ち仕事やデスクワーク、または運動不足によって骨盤が前傾・後傾すると、下腹部に力が入りにくくなります。特に骨盤が前に倒れる「反り腰」の姿勢は、痩せ型の女性に多く見られる特徴です。
3. 呼吸の浅さ
胸だけで呼吸している「胸式呼吸」が続くと、横隔膜が使われず、お腹周りの筋肉がうまく働きません。呼吸の浅さが腹部のたるみにつながります。
4. 更年期の影響
ホルモンバランスの変化により、体のラインが崩れやすくなります。特に女性は閉経前後から脂肪が下腹部に付きやすくなるため、「以前よりお腹が気になる」という声が増えます。
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当院でのアプローチ
からだラボ整体院NAGASAKIでは、ぽっこりお腹改善に向けて以下の施術を行います。
骨盤・肋骨の歪みを整える整体
→ 骨盤と肋骨の位置を整え、インナーマッスルが使いやすい状態を作ります。
万能ストレッチ整体
→ 腰回りや股関節、呼吸筋を柔らかくし、姿勢を正しい位置へ導きます。
呼吸+インナーマッスルの再教育
→ 腹式呼吸をベースに「下腹に力を入れる感覚」を再び取り戻していただきます。
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自宅でできる!ぽっこりお腹改善トレーニング
1. ドローイン(呼吸でインナーマッスル活性化)
1. 仰向けに寝る
2. 鼻から息を吸い、お腹を膨らませる
3. 口から細く息を吐きながら、おへそを背中に近づけるようにお腹をへこませる
4. 10〜15秒キープ
→ 1日5回から始めるのがおすすめです。
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2. 骨盤傾きチェック体操
1. 仰向けで膝を立てる
2. 骨盤を前後にゆっくり動かし、「ニュートラル」の位置を探す
3. 下腹を軽くへこませてキープ
→ 骨盤の正しい位置を感覚で掴むことができます。
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3. キャット&カウ(背骨と骨盤の柔軟性アップ)
1. 四つ這いになる
2. 息を吐きながら背中を丸める(キャット)
3. 息を吸いながら背中を反らす(カウ)
→ 10回×2セット。腰・背中・骨盤が整い、インナーマッスルが使いやすくなります。
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セルフチェックリスト
あなたのぽっこりお腹の原因はどこにある?5つの質問で確認してみましょう。
[ ] 体重は増えていないのに下腹だけ出ている
[ ] 姿勢を正すと腰が反りやすい
[ ] 深呼吸をすると胸だけが大きく動いている
[ ] お腹をへこませる感覚が分からない
[ ] 腰や背中が常に張りやすい
→ 3つ以上当てはまる方は、インナーマッスルの低下+骨盤の歪みが原因の可能性が高いです。
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患者様の声(50代女性/痩せ型・立ち仕事)
「体重は増えていないのに、鏡を見ると下腹だけぽこっと出ていて、ずっと気になっていました。整体で骨盤を整えてもらい、呼吸と下腹の使い方を教えていただくうちに、自然と姿勢が良くなり、お腹に力が入る感覚が戻ってきました。自宅でもできる簡単なトレーニングを続けていたら、1か月後にはスカートがゆるくなり、同僚から『痩せた?』と言われて嬉しかったです!」
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まとめ
ぽっこりお腹は「太ったから」ではなく、筋力低下・骨盤の歪み・呼吸の浅さが原因になっていることが多いです。
整体で身体の土台を整え、正しい筋肉を使う感覚を取り戻すことで、見た目のラインは大きく変わります。
「痩せているのに下腹が気になる…」とお悩みの方は、一度ご相談ください。
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からだラボ整体院NAGASAKI
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